総領事館の活動
総領事館の活動 |
皆さん,こんにちは。在上海日本国総領事の片山和之です。 ここでは,当館の日々の活動を御紹介します。上海市,江蘇省,浙江省,安徽省,江西省の1市4省を管轄する当館は,在留邦人の方々向けには,安全情報の提供を含む在留邦人保護,在外選挙実施,旅券・各種証明書・戸籍の手続き等,各種行政サービスを実施しているほか,ビジネス面では,日系企業向けに投資環境改善やトラブル解決等の支援,経済関連情報の収集や発信に努めています。また,中国の方々向けには,訪日査証の発給のほか,日本の文化や社会,経済事情等を紹介するイベントや講演を随時開催しています。当館の活動に対する皆様の御支持と御協力に心から感謝申し上げますとともに,今後とも皆様と協力しながら更に前進し,日中関係の更なる発展を促進したいと希望します。 |
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■7月31日 横浜アジア倶楽部上海支部イベントへの参加
横浜銀行が主催する横浜アジア倶楽部にお招きいただき,挨拶をさせていただきました。 横浜市は上海市にとって最初の友好提携都市であり,本年6月には応勇・上海市長が横浜市を訪問するなど良好な関係を築いているなか,こうした都市間背景を持った企業の皆さまがビジネス交流できる機会を設けた主催者への謝意と,参加された皆さまの益々のご活躍を祈念させていただきました。 |
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■7月31日 東村山市と蘇州市の少年サッカー交流
東村山市と蘇州市の少年サッカー交流試合が行われました。昨年の日本での交流試合が行われましたが,今年は中国で行われ日本から20名の子供たちが訪問しました。 暑い中での試合でしたが皆さん一生懸命駆け回っていました。試合後の交流会では子供たちは言葉の壁を越えた交流が繰り広げられていました。このような交流活動を通じて日中関係がさらに深まることを期待しています! |
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■7月30日 青浦区長との懇談
上海市青浦区の夏科家区長はじめとする同区関係者と日系企業関係者を公邸にお招きし,懇談を行いました。夏区長によると,現在124の日系企業が青浦区に投資し,同区に投資する外国企業数を国別で見ると,日本は第1位になるそうです。また,青浦区には11月の中国国際輸入博覧会の会場になる国際会展中心もあり,今まさに都市建設も進んでいるところで,日系企業や当館と青浦区との関係の重要性を再認識しました。 |
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■7月29日 日本文学講座「横光利一と上海」
鐘書閣(緑地繽紛城店)にて,李征・復旦大学外国語言文学学院教授を講師に招き講演会を開催しました。講演では,横光利一の書いた長編小説『上海』を題材に,横光はどのように「上海」を書き残したのか,日本人が書いた小説である《上海》は後に劉呐鴎、穆時英など中国現代作家にどのような影響を与えたのか,横光利一と上海との出会いの歴史を辿りました。講演の中では,当時の時代背景のもと,作家や主人公の心の動きなどが紹介され,文学研究の角度から客観的に,小説『上海』における深い意味合いを理解することができました。 文学は,国境を越えて多くの人々に読まれています。また,その感じ方は人それぞれです。今回は,李征先生の貴重な講演で改めて文学の面白さに気づき,そして日本と中国の深い関わりを感じることができました。これからも日本と中国が固い絆で結ばれ,日本文学がより多くの方々に楽しんで頂けることを心から願っております。(詳しくはこちら) |
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■7月29日 SPAC『変身』観劇
中国大戯院のリニューアル・オープンに伴う開幕演劇祭で上演された,静岡県舞台芸術センター(SPAC)の舞台『変身』を観劇しました。 当作品は,フランツ・カフカの名作を,小野寺修二氏がマイムの動きをベースにした身体表現を取り入れて演出し直した作品で,テンポよくスタイリッシュな特徴があり大変興味深いものでした。SPACの中国公演は久しぶりだそうですが,今後,舞台芸術における日中交流も盛んになることを願っております。 |
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■7月28日 「走進日本」シリーズ書籍出版発表会及び一期一会設立4周年夕食会
28日,苪欧百貨店4階の書店閣書鐘にて「走進日本」シリーズの書籍出版発表会に出席し挨拶しました。今回で6冊目「走進日本」シリーズの書籍の発表とのことですが,より多くの方に手に取っていただき,日本をより深く理解していただくことを期待しております。 また,その後開かれた日中民間交流団体である「一期一会」設立4周年の夕食会に参加しました。一期一会の方々におかれまして日中交流のため尽力いただいており,今後のさらなる発展を心より期待しております。 |
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■7月28日 第6回日中韓児童友好絵画展開幕式
上海市人民対外友好協会の主催する第6回日中韓児童友好絵画展の開幕式が中国福利会少年級において開催され,当館から高岡領事が出席致しました。日本,中国,韓国の参加国の小学生が自由な発想の元で描き上げた様々な色合いの絵画が展示される中,日本と韓国から中国を訪問した子供たちが,舞踏や書道など,自国の文化を発表しながら交流をする,非常に心温まる開幕式となりました。本絵画展は,本年12月末まで日中韓の3カ国を巡回展示されることになっています。 |
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■7月28日 小笠原流煎茶道家元講演および披露茶会
小笠原流煎茶道の御家元が上海においでになり,講演会および披露茶会を当館多目的ホールで開催いたしました。(詳しくはこちら) 日本の茶道というと,抹茶道の印象が強いですが,煎茶は中国茶や日頃飲むお茶に近く,中国の方にも親しんでいただきやすいのではないかと思います。茶文化を通じた日中交流が,より広がっていることを嬉しく思います。 |
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■7月27日 上海交通大学卒業生孫氏来訪
上海にある日本の自治体事務所をテーマに卒業論文を執筆された,上海交通大学卒業生の孫亦雲さん,指導教官の山田先生と懇談いたしました。中国において日本の地方都市がまだまだ知られていないことに気づき,本テーマでの研究を決めたという孫さん。日々活発に活動している自治体事務所に焦点を当てていただき,当館としても大変嬉しく思っております。今後は東京の大学院に進学されるとのことですので,さらに研究を深められることを期待しております。 |
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■7月24日 上海ハーバード大学校友会,The Economist及び日系企業との懇談
上海ハーバード大学校友会,経済雑誌The Economist上海支局及び日系企業の方々を公邸にお招きし懇談させていただきました。 |
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■7月22日 メディア壮行会
7月23日から訪日される中国青年短編動画制作者訪日団の皆さんの壮行会を実施し,亀井首席領事が挨拶を述べました。 昨年の日中国交正常化45周年に続き,本年は日中平和友好条約40周年という節目の年にあたります。日中両国の関係の歴史は長く,極めて幅広く,また,非常に奥深く切っても切れない関係です。日中関係の基礎を常に支え,発展させてきたのは,両国の人と人との繋がり,交流の力であり,特に青少年の交流が果たしてきた意義は極めて大きいものがあります。 将来にわたり更に安定的に日中関係を発展させていくためには,両国の国民の間に相互理解に基づく相互信頼が確立されることが重要です。その最も効果的な方法は,前途有望な若い世代を中心に,様々世代で互いに理解を深め,そして友情を育むことです。今回の招聘は日本の中部地方を回る観光ルート「昇竜道」沿線を中心に,伝統文化から世界遺産まで,中部地方の魅力を余すところなく紹介する日程が組まれ,日程の中には日本で伝統文化を守る職人達の匠の精神,自然を敬い自然と共生する日本人の心に触れる機会があります。これらの機会を通し日本や日本人に対する新たな発見・見方が産まれることを期待します。また,訪日中沢山の映像・写真を撮影頂き,帰国後にはこうした素材を活用してできるだけ多くの中国の皆さんと訪日を通して感じたことや発見したことが共有され,中国の皆さんの対日理解が更に深まれば望外の喜びです。 |
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■7月19日 上海市政府と日本産業界との座談会
上海市政府と日本産業界との座談会が開催され,当館から村嶋領事が出席しました。日本側は在上海日本国総領事館,JETRO上海事務所,上海日本商工クラブ及び在上海日系企業6社,上海市側は商務委員会等13部門が参加しました。 この座談会を機に上海市側との連絡体制を強化し,恒常的に話し合いができるよう努めてまいります。 |
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■7月18日 JAL感謝の夕べ
JAL上海支店により開催された「JAL感謝の夕べ」にお招き頂き来賓挨拶をさせて頂きました。 新旧支店長が中心となってご準備頂いた手作り感のあるアットホームな雰囲気の会で当地活躍される多くの日系企業の方々が参加されていました。 日頃より,日中のヒト・モノの交流を最前線で支えて頂いていることに改めて敬意を表します。 |
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■7月18日 坂田種苗(蘇州)有限公司視察
江蘇省太倉市にある坂田種苗(蘇州)有限公司を視察しました。同社は,日本の大手種苗会社である株式会社サカタのタネの中国現地法人として,野菜や花きの種子の研究開発,生産及び販売を手がけ,今年で設立20年を迎えられます。 経営幹部の皆様からは,1つの品種を商品として売り出すまでに多くの時間と労力をかけていること等大変貴重なお話を伺うことができました。 |
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■7月17日 福井県・浙江省友好提携25周年記念祝賀会
福井県と浙江省は,本年,友好都市提携25周年を迎え,その記念祝賀会が,福井県の西川一誠知事と山本文雄県議会議長,浙江省の車俊書記と袁家軍省長の出席の下,両都市から約90名の参加者を得て,花家山荘水仙楼において開催されました。 西川知事と袁家軍省長に続き,私も登壇して祝辞を述べました。また,祝賀会の前後に車俊書記と有意義な懇談を行うことができました。 今年は日中平和友好条約締結40周年という節目の年であり,このような機会を活用して今後更に浙江省と日本の交流が拡大すること祈念しています。 |
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■7月16日 西川一誠・福井県知事との懇談
福井県・浙江省友好提携25周年記念祝賀会出席等の機会を捉えて当地を訪問した西川一誠・福井県知事と懇談しました。 浙江省との友好交流のほか,福井県が「全47都道府県幸福度ランキング」において幸福度総合1位の評価を受けていることや,かつて西川知事が「ふるさと納税」を発案されたこと,福井県の眼鏡産業が世界的に高く評価されていること,外国人観光客誘致について高い目標を設定していることなどについてお話を伺いました。 |
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■7月16日 蘇州出張
シンガポール国立大学蘇州研究院が主催する日本人起業家を対象としたセミナーの開講式に出席し,「上海から見た日中関係:現状と展望」というテーマで講演を行いました。 当セミナーには40名以上の日本人が参加され,一週間にわたり中国の政治経済の状況や,近年の中国のビジネストレンド,起業に当たってのポイントなどを学ばれるとのことです。 成長著しい中国で日本人起業家の皆様が活躍され,日中両国の経済が一層発展することを願っています。 |
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■7月15日 コールプラタナス定期演奏会
当館も後援させて頂いている混声合唱団上海コールプラタナスによる定期演奏会が上海音楽学院で開かれました。当日会場はほぼ満席で,綺麗な音色に会場は大きな拍手で包まれました。 音楽を通じて,これからも日本と中国が固い絆で結ばれていくことを心から願っております。 |
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■7月14日 蘇州夏祭り
蘇州日本人学校で,第7回蘇州夏祭りが開催され,亀井首席領事が挨拶をさせて頂きました。スイカわりやヨーヨーつりなどのゲームコーナー,そしてステージでは盆踊りなどが披露され,会場はとても賑やかに盛り上がりました。 これからも,夏祭りを通して日本文化を多くの方々に楽しんで頂きますことを心から願っております。 |
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■7月14日 浙江大学外国語言文化与国際交流学院主催日本留学説明会
浙江大学外国語言文化与国際交流学院の継続教育中心が主催した日本留学説明会に,当館より高岡領事と劉留学生アドバイザーが出席し,講演及び説明を行いました。継続学院では,半年の日本留学準備のための講座を提供した後,日本の大学や語学学校に留学するコースを有しており,今回の説明会にも子供の留学を控えた保護者が数多く参加して,熱気に溢れた説明会となりました。当館では,今後も上海以外の地域での留学説明会を積極的に開催して参ります。 |
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■7月13日 エヴァンゲリオン展開幕式
新世界大丸百貨店で開催されたエヴァンゲリオン展開幕式に当館から亀井首席領事が出席し,挨拶しました。当展示会は,カーレースやゴルフなどをモチーフとしたユニークな展示スペースとなっており,2000点近くの展示品を楽しむことができます。 日本のアニメは,海を越えて世界中の方々に愛されています。これからも,より多くの方々に日本のコンテンツについて知って頂き,楽しんで頂けることを心から願っております。 |
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■7月12日 トヨタ講演・懇談会
「上海からみた日中関係:現状と展望」として,華東地区トヨタグループセミナーで講演を実施しました。 |
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■7月11日 アサヒビール「Peroni」中国国内発売イベント
上海宝格麗酒店で開催されたアサヒビールの「Peroni」中国国内発売イベントに出席し,挨拶しました。「Peroni」はイタリアを代表するビール銘柄で、今春から中国国内での販売が開始されたとのことです。 日本の企業活動を通じて,日本,中国,イタリアの友好関係が一層深まることを願っています。 |
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■7月9日 トニータナカ氏との懇談
2016年に当館より在外公館長表彰を授与したトニータナカ氏が,このたび本年度外務大臣表彰を受賞されることになり,お祝いのため公邸にお招きいたしました。 ハリウッドでメイクアップアーティストとして研鑽を積み,日本でご活躍の後,近年は日本の理容美容文化の海外発信や後身育成にご尽力されているトニータナカ氏。今回は上海でのメイクアップ講習会開催にあたり訪中されました。 外務大臣表彰につき心よりお祝い申し上げるとともに,今後の更なるご活躍をお祈りしております。 |
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■7月8日 久石譲と村上春樹の魅力を語る
言几又・長寧ラッフルズ店にて,『1Q84』はじめ多くの村上春樹作品の翻訳を手掛けられた施小煒・上海杉達学院日本語学科主任と,久石譲氏のエッセイ『音楽する日乗』を翻訳された艾菁・復旦大学多言語センター副主任による対談イベントを開催しました。久石譲と村上春樹。それぞれ日本を代表する人物ですが,光の当たらない場所で重ねてきた努力,夢を追い続けるひたむきな想いが日本や中国そして世界中の人々に感動を与えてきたのだと改めて感じました。これからも,より多くの中国の方々が日本の文化に肌で触れ,そして国境を越えた沢山の感動を味わって頂けたらと願っております。 |
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■7月6日 臨床検査で病気を早期発見!体の成績表の見方セミナー
当館多目的ホールで「臨床検査で病気を早期発見!体の成績表の見方セミナー」を開催しました。「糖尿病」について東曹(上海)生物科技有限公司,「大腸がん」について栄研化学株式会社,「インフルエンザ」について電化生研(上海)貿易有限公司からそれぞれ病状,早期発見方法,予防方法等を説明いただきました。
当日の詳しい様子及び講演資料はこちらからご覧ください。
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■7月6日 崇明島視察
長江河口に位置する崇明島を訪問し,上海市崇明区人民政府の李政・区長と会見しました。上海市は崇明島を「世界的エコアイランド」に位置付け,再生可能エネルギー等のインフラ整備や農薬を使わないエコ農業を推進しており,会見ではこれらの分野における日中間の交流,協力等について意見交換を行いました。 また,日中合弁企業が経営する農場を訪問し日本の有機農業技術による米,野菜,果物の生産現場を視察したほか,風力発電所,ごみ焼却発電所等を訪問し,再生可能エネルギーに関する取組を視察しました。 |
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■7月4日 家族で行う高齢者ケアセミナー
当館多目的ホールで「家族で行う高齢者ケアセミナー」を開催しました。青木貴子・日医上海社区養老服務有限公司副総経理より,認知症に関する基礎知識を説明いただいた上で,介護者及び家族のかたも一緒にできる認知症予防体操を実演していただきました。
当日の詳しい様子及び講演資料はこちらからご覧ください |
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■7月4日 ディズニー関係者と公邸での懇談
上海ディズニーから御二人の副総裁を公邸へご招待して懇談しました。2016年6月の開園以降,人気が高まる上海ディズニーですが,今後もテーマパークを拡張しさらに発展していく計画だそうです。また,日本を含む海外からの来園者も多く,最近では日本語での園内案内パンフレットを発行されたようです。上海の新しい観光地として,今後も多くの日本人の方に上海へ来ていただくきっかけとなることを期待しています。 |
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■7月3日 上薬鈴謙沪中(上海)医薬有限公司設立10周年記念式典
上薬鈴謙沪中(上海)医薬有限公司設立10周年記念式典に村嶋領事が出席し,祝辞を述べました。 上薬鈴謙沪中は医療用医薬品等の卸売業を行う日中合弁の専門商社として設立され,現在では上海市内にある3級から1級までの病院のほぼ全てをカバーしています。高齢化社会が迫り医薬品・医療機器市場の拡大が見込まれる中国において,益々のご発展を祈念しております。 |
■7月1日 ジブリ展開幕式
中国初のジブリ展となる「となりのトトロ」上映30周年記念 - ジブリのアートの世界」展及び「天空の城 - ジブリの飛行夢想」展の開幕式に出席し,冒頭で挨拶を述べさせて頂きました。スタジオジブリ作品は,各作品がもつテーマ性やストーリー,画風から,世代や性別を超えて多くの人々に愛されています。そんなジブリ作品の魅力を上海から発信し,さらに多くの中国の方々に楽しんで頂くことができましたらと願っております。 |
●過去の活動内容は、以下からご覧いただけます。
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