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鳥インフルエンザについての注意喚起:24日に掲載した感染疑い例の診断確定

2006年3月27日
在上海日本国総領事館
1.3月24日、中国衛生部は、上海市で高病原性鳥インフルエンザ感染疑いで死亡した患者の同疾患の感染が確定診断されたと発表しました。その概要は次の通りです。

(1)患者は李氏、29歳女性、上海への出稼ぎ労働者。発症は3月13日。発熱、肺炎で治療中に症状が増悪して、21日に死亡した。

(2)上海市疾病預防控制中心(上海市CDC)と上海市公共衛生中心が患者標本の検査を行い、H5N1サブタイプ鳥インフルエンザウィルス核酸陽性の結果が出た。23日、中国疾病預防控制中心(中国CDC)の実験室での再検査でも、H5N1サブタイプ鳥インフルエンザウィルス核酸陽性が再確認された。

(3)中国衛生部専門家チームは、WHOの人感染高病原性鳥インフルエンザ確定診断定義と中国の診断基準に基づき、本例は高病原性鳥インフルエンザウィルスの人感染であると診断した。

(4)患者発生後、上海市当局は事態を重視し衛生部門に防疫措置を取らせ、患者との密接接触者に対して厳密な医療観察を行っているが、異常者は発見されていない。 当患者の発病状況について、衛生部はWHO、香港、マカオ、台湾及び一部の国に通報した。

2.今回の発表でも、患者の出身地・感染経路などは公表されておらず、詳細は不明です。しかし発表では、死亡した患者の周辺から新たな患者は発生していないとあり、人から人へ感染する新型ウィルスはまだ現れていないものと思われます。今後も引き続き、3月24日付情報情報も参考にして各人で予防に心掛けるようにして下さい。