1.これまで累次にわたり、当館よりぼったくり被害に関する注意喚起を発出しておりますが、最近、日本からの出張者より、南京東路、中山公園、外灘周辺、或いは虹橋エリア等で「ぼったくり被害」に遭ったとの相談が再び増えております。
具体的には、女性二人組や客引き等から、「日本に行きたい」、「安く飲める店を紹介する」、「マッサージ店を紹介する」などと声をかけられ、誘われるままについて行ったところ、精算時に数名の男が現れて、数万元(日本円にして数十万円)の料金を請求されたケースが複数発生しております。
○日系企業等の皆様におかれては、出張者に対して、見知らぬ人や客引きには絶対について行かないよう注意喚起をお願いします。
2.上海市内に滞在中の邦人から、タクシーやATM利用時での「偽札被害」に関する相談が増えております。
具体的には、①ATMでお金を引き出したところ、全額が偽札であった。②タクシーで帰宅した際に、タクシーはアパート内に入らずに、手前の道で停車。運賃の支払い時に、「札の端が切れている」、「偽札だ」と複数回突き返された。
皆様におかれましては、上記のような被害に遭わないようにするためにも、
○ATMでお金を引き出す際には、周りに注意し,その場で同じ札番があるかどうかを確認する。
○タクシーがアパートに入るのを嫌がる場合は特に要注意。
○100元札で運賃を支払う際には、紙幣の下3桁の番号を覚えておく。
なお、万一被害に遭った際には、無理をせずに、そのタクシー会社とナンバーを記録した後、タクシー会社、もしくは上海市城建服務熱線(電話番号:12319)に通報してください。
3.「車上荒らし」、「スリ」、「置き引き」の被害についても相談が寄せられていますので、ご注意ください。