2.江蘇省南京市につきましては、現在のところインターネット上で5月1日にデモを行うことが呼びかけられているほか、5月4日におきましても、デモが企画されているという情報が有ります。とりわけ、5月1日につきましては、「9時より珠江路(若しくは中山門)-太平北路-中山路-新街口-漢中路-水西門大街-南京大虐殺記念館」といった比較的詳細な内容を含むチェーンメールが出回っています。
3.こうした情勢に対し当館としては、28日に江蘇省政府及び南京市政府に対し、書面及び口頭で在留邦人の保護の徹底を要請しました。また、同日、江蘇省公安庁から南京市民に対しショートメールで「労働節の期間中におけるデモに関しては、受理も許可もしておらず、無許可のデモ活動は違法行為である 」旨通知があったところです。しかしながら、今後の見通しは依然として不透明な状況にあることには変わりはありません。
4.当館では、新たなデモ情報に接した場合には直ちにホームページ、総領事館緊急メールマガジンを通じて情報の提供を行うとともに、南京市においてデモの発生が予想される5月1日及び4日におきましては、 南京に滞在中の皆様専用の「緊急ホットライン」を設置することとしております。 デモに関する情報提供や、万一被害を受けた場合における連絡については、以下の電話番号まで御連絡下さい 。
<<021-5257-4760>>
※ 5月1及び4日、午前8:30~20:00 。左記以外の閉館日(4月30日、5月2、3、5日)におきましては、総領事館反日抗議活動情報専用ダイアル(総領事館内線 74 、 89 )に御連絡下さい。
※以下の電子メールアドレス( ryojikan_kinkyu@yahoo.co.jp )でも情報提供を受け付けております。(夜間、休日で真に緊急の用件は、メールではなく総領事館の内線 0 におかけ下さい。当館緊急連絡事務所が対応します。)
5.在留邦人の皆様におかれましては、皆様の安全確保のため、デモ情報に十分注意するとともに、以下の点を参考にご自身の安全確保に十分ご注意下さい。また、抗議活動により物的・人的被害が発生した場合には、当館に対して事案の概要、被害状況等を速やかにご連絡下さい。
・興味本位でデモ、署名活動及び抗議活動等の開催地やその可能性のある場所に近づかない。
・従業員を含め中国人と接する際の言動や態度に注意する。
・集団で騒ぐ等の目立った刺激的な行為は慎む。
・危険を感じた場合は、速やかに安全な場所へ退避する。
・万一トラブルに巻き込まれた場合は、安全な場所まで退避してから救護を求めるとともに、110番通報によって警察の保護を求める。当館にも事案の内容を速やかに連絡する。
・各地公安当局より指示があればそれに従う。
また、当館ホームページに「『反日デモ』による被害を避けるためのアドバイス」を掲載しております。 こちらも是非参考にしてください。
6.外務省海外安全ホームページの中国に関する渡航情報《安全対策基本データ》にも参考になる情報を掲載していますので、ぜひご参照下さい。
(問い合わせ先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.mofa.go.jp/anzen/
○在上海日本国総領事館
住所:上海市万山路8号
電話:(86-21)5257-4766