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SARS患者の発生(安徽省及び北京等)

平成16年4月27日
在上海日本国総領事館
1.中国衛生部は、26日午後、4月25日10時~26日10時の間、新しいSARSの疑い例及び確定例はないと発表すると同時に、北京市及び安徽省においてSARSの感染が確認された患者のその後の状況等についての報告を次の通り発表しました。
(1)北京の李某の病状は、安定しており、既に10日間正常な体温を保っている。5人の疑似患者については、北京地壇病院にて引き続き治療を受けている。安徽省の確定例である宋某の病状も安定しており、密接に接触のあった全て者において異常な症状はみられない。
(2)各省、自治区及び直轄市の衛生庁の報告によると、県及び県以上の病院に対し3月20日以降、原因不明な肺炎の病例及び死亡案件について緊急に調査したところ、現在までのところ、SARSと関連する疑い例は発見されていない。
(3)中国疾病予防コントロールセンターの報告によると、同センターのウイルス予防コントロール研究所で隔離観察されている人の中で異常な症状が出た者はいない。3月20日以降、ウイルス予防コントロール所を訪問したり会議に訪れたりした人を既にリストアップし、現在、追跡調査を行っているところである。
 4月22日以降、安徽省の確定例1名及び疑似例1名並びに北京市の確定例1名及び疑似例5名以外、その他の省での疑い例及び確定例は発生していない。

2.これまでの発生状況から見ても、SARSはいつどこで発生するか予断は許されない病気であり、今までのところ、万全の治療法や予防薬などもないのが現状です。ゴールデンウィークが近いこともあり海外旅行に際しては、改めて健康状態に十分注意するとともに、手洗いやうがいの励行など予防対策をとるなど十分留意して行動し、常に関連情報の入手に努めるようにして下さい。