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SARS患者の発生(安徽省及び北京)(2)

平成16年4月24日
在上海日本国総領事館
1.中国衛生部は4月24日、4月23日10時~24日10時までに新しいSARS患者の疑い例及び確定例はないと発表すると同時に、22日以降、北京市と安徽省においてそれぞれ1人ずつ新型肺炎(SARS)の感染が確認された患者のその後の状況について報告を発表しました。

 現在、北京の李某患者の病状は落ち着いており、既に8日間正常な体温を保っている。その他密接に接触のあった者の中で新たに発熱の症状が出た者はいない。既に発熱の症状があった5人の接触者に関しては、引き続き北京の地壇病院にて医学観察を受けている。
 また、北京疑似患者楊某の病状も安定しており、密接に接触した者の中に発熱症状が出た者はいない。
 安徽省宋某患者の体温は正常であり、病状は好転しており、密接に接触した者のうち既に発熱の症状があった3人の体温は既に正常に回復している。その他の者で異常な症状が出ている者はいないと発表しております。

 また、北京衛生局の報告によると、北京市宣武区政府は中国疾病予防コントロールセンターウイルス予防コントロール所を全面隔離し、隔離期間は4月23日~5月7日までとすると発表しております。

2.これまでの発生状況から見ても、SARSはいつどこで発生するか予断は許されない病気であり、今までのところ、万全の治療法や予防薬などもないのが現状です。ゴールデンウィークが近いこともあり海外旅行に際しては、改めて健康状態に十分注意するとともに、手洗いやうがいの励行など予防対策をとるなど十分留意して行動し、常に関連情報の入手に努めるようにして下さい。