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日本に入国する際の「健康カード」について

2003年5月7日
在上海日本国総領事館
 5月1日より、中国本土より本邦に到着する全ての航空機の乗客について、質問票を配布回収し、その際に「健康カード」を配布することになりましたのでお知らせします。
 なお「健康カード」の一部記載が誤解を生みやすいため下記「健康カード」の下線部分の通り変更されました。変更前の「健康カード」が手渡されることがありますが、その場合は、「WHOによりSARS感染地域と指定されています。」となっていますので、下線のとおり、「SARSの感染のおそれがある地域とされています。」(注:上海市・淅江省・江蘇省、安徽省を含む中国全土)に読み変えて下さい。

健康カード
感染地域からの入国者の方へ

貴方の在住・滞在された地域はSARSの感染のおそれがある地域とされています。 したがって、入国後は次の注意に従って下さい。

1.SARSの潜伏期間は10日間といわれています。
この間は、念のため、以下のような対応をしてください。
(1)家族・友人を含め、人に会うのは最小限にして下さい。また、濃厚な接触は できるだけさけて下さい。
(2)外出時は(医師に受診する時を含め)マスクをできるだけ着用して下さい。
(3)下記の症状が一つでもでたら、保健所に相談もしくはかかりつけの医師に 受診して下さい。
その際は、感染地域からの帰国であることを告げ、予約をとって下さい。

・発熱 ・せき ・呼吸困難

2.貴方及び家族を含め貴方が接触した人(特に症状が発生して以後)に 症状が発生したら、SARSに感染しているおそれがある旨、事前に 医療機関又は最寄りの保健所に電話で相談のうえ、その指示に従って下さい。