上海到着便旅客に対する新型コロナウイルス感染予防管理措置についてのよくある質問と回答

2020/3/8
(3月26日更新)

 本ページは、3月26日18時以前の状況について記したものです。その後、中国当局の規制が大きく変わっておりますので、お困りのことがありましたら当館までご連絡ください。


 上海市外事弁公室より、3月3日以降に日本等からの上海到着便旅客に対する新型コロナウイルス感染予防管理措置についてのよくある質問と回答(市予防管指揮部の発表した関連の政策及び上海公布の関連の情報に基づき作成)の提供がありましたので、お知らせいたします。この回答は3月8日時点までの状況に基づいて整理されたものであり、今後も変更が加わる可能性があります。
 何かお困りのことがありましたら、当館までご連絡ください。また、以下もご参照ください。
     ※そのほか新型コロナウイルス感染症(COVIDー19)に関する情報は、こちらにまとめています。
 

一、空港及び交通

  1. 上海の空港に到着し入国した後、再度飛行機或いは陸路にて他の都市に向かうことはできますか?
  2. 上記1.のバス輸送の仕組みがある「近くの省」とは、具体的にどこですか?
  3. 上海で高速鉄道に乗り換えて別の省に移動するつもりでしたが、高速鉄道には乗ってはいけないという意味ですか?
  4. 「近くの省」がバスを手配する場合、その省内の各市まで直接送ってもらえるのですか?
  5. 発熱などの症状が無く、すでに自宅或いは施設隔離の状態で国外の重点地区から入国した人が隔離期間途中に帰国することは可能ですか?
  6. 客室乗務員も隔離措置を受けますか?
  7. 上海市の各区に移動する流れはどうなっていますか。空港を離れる際に、居住場所或いは指定施設に移動する際に、どのような交通機関を利用することになりますか?【3月23日更新】
  8. 感染状況が比較的深刻な国において乗り継ぎを行った場合、上海到着後に隔離する必要がありますか?
  9. 上海市外の外国人が上海の領事館に各種手続を行うために上海に訪れる場合、上海市境において途中で引き返すように言われませんか?

ニ、自宅又は指定施設での隔離

  1. 自宅又は指定施設での隔離の起算について
  2. 一部の在留外国人は長期間ホテルやホテルのサービスアパートメントに滞在していますが、彼らは自宅隔離となりますか?それとも施設隔離になりますか?
  3. 施設隔離の期間、重い疾病や心理的な原因等で帰国を希望する場合、隔離期間中に帰国することができますか?
  4. 市内の隔離施設から市外の別の省に移動することが認められた場合、どのように移動しますか?
  5. 未成年の子女がいる家庭について、(指定施設で)同一の部屋での隔離は認められますか?
  6. 指定施設での隔離について、隔離された人がホテルの費用を支払う必要がありますか?【3月17日更新】
  7. 自宅隔離の対象者と非対象者が同居することはできますか?
  8. 乳幼児がいる家庭について、固定の居住場所で自宅隔離を認められませんか?
  9. 外国人が小区に入る際に、体温測定をしなくてもよいですか?
  10. 上海で14日の隔離を行った後、他の隔離措置を行っている目的地に到着した場合、その場所でもう一度隔離措置に協力する必要がありますか?
  11. 自宅隔離にあたって行うことがありますか?
  12. 健康管理期間中はどのような点に注意する必要がありますか?
  13. 個人の日常的な感染予防について何かアドバイスはありませんか?

三、その他

  1. 感染予防管理の期間中、外国人のビザ或いは居留許可の期間が終了する場合、どうしたらよいですか?
  2. 外国人はどのようにマスクを購入できますか?
 

一、空港及び交通


1.上海の空港に到着し入国した後、再度飛行機或いは陸路にて他の都市に向かうことはできますか?
 重点国(日本は重点国リストから除外されています【3月22日付上海発布】)から上海市に入国し近くの省に移動する乗客は、入国検査の際に健康上の問題がなければ、空港にて担当者に情報を伝え、身分確認を経た後、バスへの乗り換え地点までお送りし、そこから「近くの省」(質問2参照)までバスでお送りします。
 飛行機便の乗り継ぎ又は高速鉄道にて別の地区に向かう必要がある方については、入国検査の際に健康上の問題がなければ、専用の車両、専用の道路で、乗り替えのための場所(空港ターミナル或いは鉄道駅)にお送りします。入国後、12時間に満たない滞在で乗り継ぎをされる方はすぐに空港から出発できますが、12時間を超えてしまう乗り継ぎの場合は、原則として、上海の指定施設において一旦隔離していただいてから、その後の移動について調整を行うことになります。

2.上記1.のバス輸送の仕組みがある「近くの省」とは、具体的にどこですか?
 (3月8日時点では)江蘇省と浙江省です。
 (3月10日追記)江蘇省や浙江省から、社用車や自家用車等で上海の空港まで迎えにくることは出来ません。この両省については、上海の空港から最終目的地まで、当局側が移動手段を用意します。移動が長時間になる場合に備えて、防寒対策等にご留意ください。
 (3月12日追記)当館より浙江省外事弁公室に確認したところ、上海の空港から飛行機や高速鉄道を利用した乗り継ぎを希望する場合は、最終目的地の当局に対して事前申請し調整を行えば、乗り継ぎ利用が認められる余地は残っているとのことです。乗り継ぎを行った場合は、最終目的地に最も近い空港等から指定施設までの移送を現地当局がアレンジすることになるようです。詳しくはご所属の企業から所在地当局にお問い合わせの上、乗り継ぎ利用が可能であるか、可能である場合に上海の空港にて検疫官に対してどのような資料を提示し説明を行うべきか等の確認を入念に行って頂くようお願いいたします。

3.上海で高速鉄道に乗り換えて別の省に移動するつもりでしたが、高速鉄道には乗ってはいけないという意味ですか?
 入国検査の際に健康上の問題がなければ、(回答1.に示すとおり)専用の車両、専用の通路という手配で、鉄道駅までお送りします。
 
4.「近くの省」がバスを手配する場合、その省内の各市まで直接送ってもらえるのですか?
 (3月8日時点の手配としては)江蘇省のバスは昆山市へ、浙江省のバスは嘉善県に向かう手配となります。その後、各地が手配した車両で、お住まいの地域までお戻りいただくことになります。
 
5.発熱などの症状が無く、すでに自宅或いは施設隔離の状態で国外の重点地区から入国した人が隔離期間途中に帰国することは可能ですか?
 可能です。自宅隔離中の方はコミュニティ(社区)の衛生服務中心に帰国の希望を伝えてください(総領事館注:隔離期間中に連絡をとっているマンションの担当等にご相談ください)。指定施設で隔離中の方は、当該施設の担当にお伝えください。隔離場所から離れる方は体温検査などの健康検査を受け、また、健康上の問題が見られないことが必要となります。
 (3月11日追記)上海市内で自宅隔離期間中に帰国を希望する場合、自宅から空港への移動はコミュニティ(社区)の衛生服務中心を通じて手配の調整をすることになります。手配に数日を要し予定した便に間に合わなかったケースが報告されており、時間的に余裕を持ってコミュニティ(社区)の衛生服務中心や関係当局とよく意思疎通をしていただくようお願いします。お困りのことがありましたら当館までご連絡ください。

6.客室乗務員も隔離措置を受けますか?
 (3月24日更新)3月23日午前0時より、上海市が入境後14日間の隔離措置の対象として指定している重点国(当該国に旅行・滞在歴がある者について、国籍を問わず、指定施設での集中隔離又は自宅隔離を求める)のリストから日本が除外されました。
  
7.上海市の各区に移動する流れはどうなっていますか。空港を離れる際に、居住場所或いは指定施設に移動する際に、どのような交通機関を利用することになりますか?【3月23日更新】
 こちらを参照ください。
 o 上海市内を最終目的地とする渡航者全てに対する核酸検査の実施他(2020年3月23日)
 o 上海市の重点国(隔離措置の対象)リストから日本が除外されました(2020年3月23日)
 
8.感染状況が比較的深刻な国において乗り継ぎを行った場合、上海到着後に隔離する必要がありますか?
 14日以内に仮に感染状況が比較的深刻な国に滞在、途中降機(ストップオーバー)、乗り継ぎを行った場合は、感染状況が深刻な国への旅行居住歴があるものとみなされ、上海到着後14日間の隔離が必要となります。
 
9.上海市外の外国人が上海の領事館に各種手続を行うために上海に訪れる場合、上海市境において途中で引き返すように言われませんか?
 上海市境で検問があった場合は、ご自身の身分証や領事館で手続を行うことを予約していることが分かる資料等を提示し、検問において確認が得られれば、検問を通過することができます。
 

二、自宅又は指定施設での隔離

 324日更新)322日以前に渡航され、上海市内で隔離措置を受けておられる場合には、その措置は継続されます。
 空港到着後の所定の手続きを経て自宅に戻った後、本人の同意及び「自宅隔離観察承諾書(居家隔离检观察承诺书)」への署名を経て、コミュニティの衛生服務中心の指導の下で、自宅隔離での健康観察を実施することになります。これ以外の場合で、本人に感染の疑いが無い場合は、本人の同意及び「指定施設隔離観察承諾書(集中隔离观察承诺书)」への署名を得て、専用の車両で指定施設に移動し、そこでの隔離を受けることになります。
 
10.自宅又は指定施設での隔離の起算について
 一般的には、上海に到着した日から隔離の時間を計算します。濃厚接触者については、濃厚接触の日(直近の有効な感染防止を行っていない状況での感染者との接触した日)から起算し、具体的な継続期間については感染予防管理部門の判断に従っていただきます。

 317日追記)隔離期間の起算については、当初は一般的に上海に到着した日との説明でしたが、その後、到着時間や隔離場所によっては到着翌日からの起算となっている場合もあるようですので、隔離が開始される際にご確認ください。

 
11.一部の在留外国人は長期間ホテルやホテルのサービスアパートメントに滞在していますが、彼らは自宅隔離となりますか?それとも施設隔離になりますか?
 お住まいの場所が自宅隔離の条件を満たしているかは個別に判断、決定されます。「ホテル」や「サービスアパートメント」であるか否かが判断基準ではありません。(必ずお住まいの場所に確認してください。)
 
12.施設隔離の期間、重い疾病や心理的な原因等で帰国を希望する場合、隔離期間中に帰国することができますか?
 重い疾病を有している方への隔離については、すぐに隔離場所の医療担当と連絡を取り判断を行い、状況に応じて病院での治療或いは個人の希望に基づき帰国を手配します。心理的な問題については、隔離場所の判断において必要な心理ケアを提供します。
 
13.市内の隔離施設から市外の別の省に移動することが認められた場合、どのように移動しますか?
 隔離場所の担当者が、被隔離者を移動用車両に乗車させることについての責任を負います。移動用車両の運転手は身分証、パスポート番号、携帯番号、車両ナンバー、乗車する方の氏名等の情報を「重点地区移送状況登録票(重点地区接驾离沪情况登记表)」に記載し、隔離場所の担当が内容を確認します。施設隔離から離れる方は体温測定等に応じ、また、健康上の問題がないことが求められます。
 
14.未成年の子女がいる家庭について、(指定施設で)同一の部屋での隔離は認められますか?
 隔離の目的は感染経路の遮断ですので、同一の場所となることを勧めておらず、原則としては1人1部屋となります。幼児や世話が必要な高齢者については、隔離場所の担当者が適切に判断します。
 
15.指定施設での隔離について、隔離された人がホテルの費用を支払う必要がありますか?【3月17日更新】
 施設での隔離を受ける重点国からの渡航者は、滞在費や食費を自ら負担しなければなりません(当館注:1日あたり約200元又は約400元の負担が求められる方針のようです)。

16. 自宅隔離の対象者と非対象者が同居することはできますか?
 自宅隔離の対象者と非対象者が同居することはできません。ただし、非対象者が自宅隔離を一緒に受けることを承諾した場合や、そもそも一世帯全員が自宅隔離を受けなければならない場合は、同居することも可能です。
 (3月22日追記)上海市は、「一人一戸」又は「一家」という方針を改めて明確に示しています。即ち、隔離対象者と、それ以外の者が一つの居住空間を共有することはできず(同じ居住空間のなかで部屋を分けて生活することは認められず)、隔離対象者が居住空間を占有するか、あるいは居住空間を共有する者が全員で隔離される必要があります。
 
17.乳幼児がいる家庭について、固定の居住場所で自宅隔離を認められませんか?
 検疫当局が家庭の事情、隔離理由、疫学的観点等を総合的に考慮します。
 
18.外国人が小区に入る際に、体温測定をしなくてもよいですか?
 中国人、外国人は小区のメンバーとして、小区の感染予防のルールを共に遵守していただく必要があります。共同で公衆衛生の安全を守り、外出時にはマスクを着用し、小区に入る際には体温測定や関連の登録手続に協力願います。
 
19.上海で14日の隔離を行った後、他の隔離措置を行っている目的地に到着した場合、その場所でもう一度隔離措置に協力する必要がありますか?
 上海で隔離が終了した後、「隔離解除証明(解除隔离单)」を発給します。現在、上海市は健康状態の登録を行うシステム(随申码)があり、このシステムに登録し表示することができるQRコードは長江デルタ地区で使用できます。ただ、移動後は当地の感染予防の規則を遵守いただき、情報登録等はしっかり行ってください。
 
20.自宅隔離にあたって行うことがありますか?
  • 報告について:小区到着後、お住まいの居(村)委員会に報告してください。
  • 外出について:隔離期間中は外出してはならず、来訪はお断り願います。特別な事情により、社区(コミュニティ)の衛生服務中心の方に連絡し合意を得た上で、厳格な感染予防対策をとったうえで外出することが認められる場合がありますが、正当な手続きを経ず自宅から離れた者は法によって処置されます。十分ご注意ください。
  • 部屋について:風通しの良い独立した部屋を選んでください。同居されている方とは別の部屋とし、独立した空間を保ち可能な限りトイレの共用は避けてください。リビングなどの公共の場所は風通しを良くしてください。
  • 健康測定について:毎日朝晩、体温測定を行い、記録してください。
  • 消毒について:使用した物及び触れた物は清掃及び消毒をしてください。
  • トイレの使用について:可能な限りトイレの共用は避けてください。共同利用する場合は時間を分けてください。触れた物があれば消毒を行ってください。
  • ごみ処理について:隔離の部屋で出たごみは個別のごみ袋で封をしてください。
  • また、同居されている方の予防や風通しの確保をお願いします。  
21.健康管理期間中はどのような点に注意する必要がありますか?
 体温測定を行い、ご自身の呼吸器の症状に注意を払い、異常が見られたらすぐに病院で診察を行ってください。
 
22.個人の日常的な感染予防について何かアドバイスはありませんか?
 ご家庭、外出先にかかわらず、窓を開け通気を行ってください。外出時にはマスクを着用し、手を清潔にし、他人とは安全な距離をとり、地面に痰をはかないようにしてください。
 

三、その他

23.感染予防管理の期間中、外国人のビザ或いは居留許可の期間が終了する場合、どうしたらよいですか?
 中国でのイノベーションや起業、科学研究を行う外国人が引き続き安心して仕事し生活することを奨励するために、右に関係する中国にお住まいの方で、感染予防の期間中お持ちのビザ或いは居留許可の期間が終了する方については、延長手続なく中国滞在許可は自動的に2か月延長します。臨時に短期間の出国でビジネス、貿易、学術交流活動を行う必要があれば、再入国のビザ手続を行うことが可能です。
 
24.外国人はどのようにマスクを購入できますか?
 外国人、特にマンションやホテルで家賃を払って生活されている方は、オーナーや大家が部屋の証明書を使って居住委員会に登録をしてマスクを入手していることから、部屋を借りている外国人がマスクの購入ができない状況が発生していました。
 現在はマスクの生産が回復しており、パスポート及び賃貸契約書を用いて、居住委員会でのマスク購入が可能となっています。