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広報文化センター推薦

 

こんな本もありました!センターコンテンツの魅力

 

  みなさんこんにちは。在上海日本国総領事館広報文化センターです。

  当センターには、現在、蔵書が約3400冊あります。その中には、日本・中国の方からご寄贈いただいたもの、新しく購入したものなど、様々な本があります。

  今回はその中で、図録など、特にご寄贈いただいたものを中心に、お薦めの本をピックアップしてご紹介したいと思います。

 

【文化財】
1.東京国立博物館寄贈 図録
  東京国立博物館は、140年以上の歴史がある日本で最も古い博物館です。近年、東京国立博物館では歴史的な展覧会を数多く実施しています。そんな東京国立博物館から、重要な展覧会の図録がご寄贈されています。

 

      ①『日本国宝展』
      すべての展示品が「国宝」という大規模展覧会。10年に一度という日本の美の真髄に迫った本展覧会、今回のテーマは「いのりの形」です。日本人の信仰を理解する上でも参考になる図録です。
    ②『国宝 阿修羅展』
      東京で90万人以上の観客を動員した歴史的な展覧会。興福寺の阿修羅像は、日本の仏像の中で最も人気が高い仏像です。「イケメン」阿修羅の魅力がたっぷり。
    ③『写楽』
     

    2011年に開催されたこの写楽展。震災の影響で一時は開催不可能と言われたものですが、諸外国の美術館の御協力により開催できました。浮世絵の中でも外国人にとても人気が高い写楽のほぼすべての作品が見られます。

    ④『鳥獣戯画 京都 高山寺の至宝』
      日本の漫画の原点とも言える絵巻物。現存するすべての鳥獣戯画を見ることができます。ウサギとカエルの相撲は日本のカワイイ、ユーモアの源です。

  その他、すでに30冊以上の図録がご寄贈されています。上海広しとは言え、日本の文化財をこれほど体系的に図録で観賞できるところは他にありません。また、同博物館で開催された中国の文化財紹介の展覧会(『北京故宮博物院200選』、『上海博物館 中国絵画の至宝』、『書聖 王羲之』など)の図録もございます。

 

2.九州国立博物館寄贈 図録
  2015年に10周年を迎えた、21世紀に建てられた日本で4つめの国立博物館。大変意欲的でユニークな展覧会を実施しています。以下の図録も同博物館からのご寄贈です。

    ①『美の国 日本』
      開館10周年記念展覧会の図録。縄文時代から鎌倉時代まで、正倉院宝物や法隆寺、東大寺などの貴重な文化財が一堂に集まった展覧会。日本の「美」がいかにして形成されたかを感じてください。
    ② 『彫漆 漆に刻む文様の美』
      日本には中国で作られた漆工芸が古くから数多く伝来しています。その中でも特に美しいものを選りすぐった図録です。日本と中国の文化交流の歴史を知る上でも役立つものです。
    ③ 『戦国大名 九州の群雄とアジアの波濤』
      九州を中心とした戦国時代の文化財を集めた図録。鎧や兜、武士の肖像画など、戦国ファンにとってはたまらない一冊です。

     

  上記東京国立博物館の図録と九州国立博物館の図録、そして日本の文化庁からご寄贈いただいた「『日本のわざと美』展‐重要無形文化財とそれを支える人々‐」などの図録を合わせると、50冊以上の貴重な図録が観賞できます。

 

3.呉昌碩紀念館寄贈 図録

  呉昌碩は言わずとしれた清朝末期の偉大なる書画家・篆刻家です。近代における日中の芸術交流の礎となったことでも知られています。当館では、2015年6月に「呉昌碩と日中芸術交流」という講座を開催し、呉昌碩の曾孫にあたる呉越・呉昌碩紀念館執行館長に講師をお願いいたしました。その際、ご寄贈いただいたのが以下の図録です。

    ① 《艺璨扶桑-日本藏吴昌硕作品精粹》

    ② 《海上双碧耀东方-吴昌硕 王一亭书画精品集》

       

 

4.上海博物館寄贈 図録

 上海博物館は、これまで様々な日本関連の展覧会を開催してきました。特に東京国立博物館が協力した展覧会が多いです。今後も意欲的に日本関連展覧会を開催していく予定とのこと。楽しみです!

    ① 《千年丹青 日本中国藏唐宋元绘画珍品》

      2009年に上海博物館で開催された展覧会。貴重な中国絵画が日本、中国から一堂に集まりました。日本からは、大阪市立美術館、東京国立博物館などからの出品があります。

    ② 《中日古代书法珍品集》

      2006年に開催された日本と中国の書法の展覧会。

     

 

【現代美術】

 上海では現代美術に関する展覧会が数多く開催されています。特に日本に対する関心は高く、MOCA上海当代芸術館で開催された草間彌生展は30万人以上の観客を動員しました。

    ① 『ウルトラ ヤノベケンジ アートプロジェクト 2008-2013』(京都造形芸術大学寄贈)

    ② 『YAYOI KUSAMA』(トニータナカ氏寄贈)

    ③ 《KUSAMA YAYOI, A DREAM I DREAMED 草间弥生-我的一个梦》(MOCA上海当代芸術館寄贈)

    ④ 『Future Beauty 日本ファッション:不連続の連続』(日本文化庁寄贈)

    ⑤ 『奈良美智 DRAWING FILE』

     

     

【建築】

 当館では、上海当代芸術博物館で開催された2つの日本人建築展覧会、篠原一男展と坂本一成展に後援名義を付与しました。その際ご寄贈いただいたのが①と②の図録です。  その他にも建築関連書籍の蔵書があります。

    ① 『建築:篠原一男』(上海当代芸術博物館寄贈 当館後援事業)

    ② 坂本一成(上海当代芸術博物館寄贈 当館後援事業)

    ③ 『安藤忠雄の建築』

     

【写真集】
  写真は日本の現代文化を代表するひとつのメディアです。当館には、日本国内外で大変評価の高いカメラマンの作品集があります。是非ご鑑賞ください!

    ① 『男子』 梅佳代

    ② 『森山大道 NORTHERN3 光と影のハイマート』

     

    ③ 『POCKET TOKYOポケット東京』 奈良原一高

    ④ 『完全保存版 ザ歌舞伎座』 篠山紀信 

     

 

【MUJI関連】

 当館では、2016年1月に無印良品を展開する株式会社良品計画の会長でいらっしゃる金井政明様を講師にお招きし、「企業理念を中心に捉えたマネジメント」と題して講演を開催いたしました。その際、ご寄贈いただいた関連書籍です。金井会長、ありがとうございます!

     

    ① 『HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION』

    ② 『無印良品』

    ③ 『素手時然』

    ④ 『田中一光とデザインの前後左右』

    ⑤ 『家 良い家の作り方』 ⑥ 『MUJI無印良品』

 

潘力氏寄贈

  上海大学美術学院の教授である潘力様は、日本美術と公共芸術の研究に長年携わっており、これまで多くの学術研究文集を執筆してきました。以下は、ご寄贈いただいた書籍です。潘力先生、ありがとうございます!

    ① 《浮世绘》

    ② 《浮世绘的故事》

    ③ 《日本美术:从现代到当代》

     

  他にもまだまだたくさんの本があります。これからも精力的に蔵書に努めていきます!