「日本旅行が大好き!」という方の中でも、東日本を訪問する方はまだまだ少数派。小さいようで広い日本。「次はどこに行こうかな」と思ったら、是非、東日本を訪れてみてください。
当館では、3月11日、東日本大震災の発生から5周年を迎えるにあたり、東日本を訪れたことのあるブロガーさん晃悠さんと張志林さんをお招きし、当館多目的ホールで東日本の魅力をたっぷりと語っていただきました。
晃悠氏は著書『1000回行っても足りない。日本』で有名なブロガーさんです。30回にも及ぶ日本旅行の経験から、北は北海道、南は沖縄まで、様々な顔を持つ日本の魅力を日頃から発信してくださっています。
9月に宮城・福島・茨城・千葉を訪れた晃悠さんは、東日本の景色の美しさ、食事の美味しさだけでなく、現地の人々との触れあいを通じて感じた日本人の匠の精神や、そこに住む人々の地域への思い等に対し、深く感銘を受けた様子を熱く語ってくださいました。
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晃悠さん |
張志林さん |
同じく9月に群馬・栃木・福島を訪れた、歌手であり音楽番組プロデューサーでもある張志林さんは、日本の伝統的な祭りに参加した様子や、地元の人々との出会いを通じ感じた東北地方の人々の温かさにつき、紹介してくださいました。最後は上海語で歌を披露し、言葉も含め、伝統文化を守り、語り継いでいくことの大切さを伝えてくれました。
晃悠さん、張志林さん、ありがとうございました!!
ブロガーさんの講演の後には、福島県会津地方に伝わる「無病息災」や「家内安全」を願う縁起物である「起き上がり小法師」の絵付けを、参加者の皆様に体験してもらいました。
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みなさん、思い思いに絵付けした起き上がり小法師、正に十人十色です。「起き上がり小法師」の何度倒しても必ず起き上がるその姿は、見ている人に勇気を与えてくれます。力強く復興する東日本の姿と重なりますね。
最後に、福島県上海事務所による福島県クイズ大会が開催され、大いに盛り上がりました。
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東日本の魅力にどっぷり浸かった楽しいひとときは、あっという間に終了の時間を迎えてしまいました。イベント終了後、「東日本に行きたくなった!」とのコメントを多くいただき、主催者の私たちも改めて、豊富な観光資源をもつ東日本の魅力を再認識したのでした。このHPをご覧の皆様も、是非一度、東日本を訪れてみてはいかがでしょうか。