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梅雨が明けて、いよいよ夏本番!暑い夏は外に出ず、クーラーの効いた部屋で過ごすのもいいですが、南国の夏を思い切り楽しんでみるのはいかがでしょう?
エメラルドグリーンの美しい海、真っ青な空、島中で咲き誇るハイビスカス…。今、沖縄は一年中で一番“沖縄らしい”季節を迎えています。その沖縄の魅力を、ここ上海でも感じていただこうと、7月17日、当館多目的ホールにおいて、“『ナビィの恋』を通して見る沖縄の魅力~三線の癒やしの音色に浸ろう!”を開催しました。
まずは、沖縄県上海事務所の金城達雄所長の挨拶に続き、職員の方から、沖縄の見所やアクセスなど、沖縄観光の魅力についてご紹介いただきました。迫力満点の美ら海水族館や世界遺産であるグスク(城)等の有名な観光スポット、査証情報など、観光に役立つ情報満載でした。その後、沖縄が舞台とした中江裕司監督の映画『ナビィの恋』を上映しました。この映画の舞台は、沖縄の離島「粟国島」。映画には島の唄、アイルランドの民謡、ヨーロッパのクラシック音楽など、さまざまな音楽が流れます。南国らしいゆったりした時間の中で紡がれるユニークなラブストーリー。随所に沖縄独特のユーモアがちりばめられており、鑑賞中は終始笑いが起こるなど、参加者の方々にはこの沖縄らしい作品を楽しんでいただけたようでした。
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沖縄県上海事務所による沖縄紹介 |
映画上映の後は、沖縄県出身の三線(沖縄伝統楽器)奏者・西原圭祐さんによる三線演奏。中国でもよく知られている「花心(花)」や、沖縄の伝統民謡「Ashibina(あしびなー)」と「来来唐船(とうしんどーい)」の3曲を演奏いただきました。沖縄には「カチャーシー」という独特の踊りがあり、おめでたい席などで、唄に合わせて踊られます。長い航海から無事に沖縄に戻ってきた喜びを唄った「来来唐船」は、「カチャーシー」に使われる代表的な曲で、この曲がかかると多くの沖縄県民は踊り出すといいます。この日は、沖縄県事務所の方々に教えていただき、三線の演奏に合わせて、会場全員で「カチャーシー」を踊り、沖縄の文化を堪能しました。
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三線奏者の西原圭祐さん |
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三線の体験も |
写真提供:中国新聞社 INSIGHT CHINA |
青い空と青い海に囲まれ、美しい自然に恵まれた沖縄。自然景観の美しさのみならず、南国特有のゆったりとした雰囲気、琉球時代から受け継がれてきた豊かな伝統文化は、多くの訪れる人を魅了します。この魅力いっぱいの楽園・沖縄に、皆さんもぜひ行ってみてくださいね!
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