10月31日(木)、当館多目的ホールにおいて、芸術の秋シリーズの第二弾として、「日本の現代アートシーン」講座を行いました。
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今回の講師は、上海でアートディレクターをしている鳥本健太さんです。鳥本さんは、今や上海の現代アートの中心地でもあるM50にて「Office 339」を構え、これまでも様々なイベントやアートに関するプロデュースをしてこられました。特に今年は、上海金融中心5周年記念のイベントや、改修されて新しくオープンした大上海時代広場のアートプロデュースなど大変ご多忙の中、この講演の講師を快くお引き受けくださいました。
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質問に耳を傾け、熱心に答える鳥本氏
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今回の講演では、現代アートの起源でもあるマルセル・デュシャンの紹介、世界的に有名な日本のアートムーブメント「具体」、「スーパーフラット」、そして中国の現代美術の動きの説明など、大変盛りだくさんでした。
鳥本さんは時折みなさんに質問しながらお話しを進められていましたが、みなさんにとって初めて聞く話も多かったようです。
質疑応答では、日本の水墨画の現代アート的手法や、中国の現代アート作家についての質問があり、この機会に是非聞いてみたいという中国の皆さんの関心の高さと熱意が伝わってくる内容でした。
終了後、「とても細かく体系立ったお話しだった」、「とってもおもしろかった!」、「得るものが非常に多かった」などのコメントをたくさんいただきました。
今後も当館では、アートを初めとする日本の文化を紹介するイベントを企画していきます。こうご期待!