総領事公邸は花々に囲まれた美しい邸です。展覧会は総領事のご挨拶から始まりました。総領事様はとても親切な方で、我が校の日本語教育の状況や日本語学習の感想についていろいろ話を聞いてくださいました。そして、我々に暖かい励みをくださいました。
日本各県はそれぞれ地元の名物を展覧会に出しました。北海道のアイスケーキや大阪のたこ焼き、日本の味がする食べ物はたくさんあり、大変人気がありました。私たちはそれらを食べながら、スタッフたちにいろいろ聞きました。「唐揚げの中身は何ですか。天ぷらとは何が違いますか。」スタッフさんは「唐揚げは普通鶏ですが、天ぷらなら、えびやしいたけ、いろいろな種類があります。」と答えてくださいました。このように、私たちはおいしい日本食を食べながら、日本についてもっと詳しく知りました。
試食がたくさんあるため、ごみはかなり出ましたが、会場には一つもごみが落ちていませんでした。長年の日本語学習を通して、私たちは日本人の礼儀正しさに感心しながら、自分の振舞いにも気をつけるようになりました。ごみをちゃんと捨てるだけでなく、倒れたゴミ箱を掃除したり、蕎麦屋さんを手伝って茶碗を回収したりして、展覧会に少しでも力を尽くそうとしました。万博が目の前に迫った今、私たちは国際交流を通じて、いっそうマナーに気を配るようになりました。世界からのお客様を招待し、最高な万博を送り届けるように頑張らなければなりません。
私たちにとって、最後の桜祭りは一番充実していました。少しでも、国際人に近づいた気がします。甘泉で習ったことはいっぱいあります。国際視野はその中でもっとも大切なものの一つとして、社会に出てもきっと役に立つと思います。それを教えてくれた母校と主催者の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

