当館では、平成24年度草の根・人間の安全保障無償資金協力として江西省吉安市万安県潞田鎮にある下石小学校の校舎の整備等に関するプロジェクトを実施しました。この度、事業が完成し、竣工式を実施しましたのでお知らせします。(写真は完成した新校舎)
1 事業内容
件 名:「江西省吉安市万安県潞田鎮小学校建設計画」
被供与団体:江西省万安県人民政府(署名者:饒勇 副県長)
供与金額:109,552米ドル(680,649.93人民元)
概要: 下石小学校はかつて築40年を超えるレンガと木製造りの校舎を使用していましたが、2棟共に老朽化が激しく、建物全体が危険家屋になっていました。そのため、より良い条件の学校で就学をさせようと、子供達を遠くまで連れて行き、他村で就学させる保護者もいました。
このような就学環境を改善するため、危険家屋に指定された老朽化した校舎の取り壊し、1棟2階建て(610㎡)の校舎1棟の建設及び既存校舎の補修、校庭の整備を行ったものです。
2 竣工式
5月15日(木)、地元政府関係者や同小学校の生徒の皆さんが出席し、竣工式が行われました。当館から出席した納富領事が「この新しい校舎で学ぶ皆さんにも、将来是非日中友好の一端を担ってほしいと思います」と挨拶しました。また、万安県の劉軍芳県長から「日本の支援に深く感謝します。このプロジェクトを通し、わが県の教育事業発展が促進され、中日両国の人民の交流と友情を増進できることを信じています。」との挨拶がありました。
3 コクヨ社からのノート寄贈
本竣工式の実施に合わせ、コクヨ社から同小学校の生徒へノートの寄贈をいただきました。竣工式に出席した国誉(上海)企業管理有限公司の竹下総経理から生徒へ「この新しいノートでたくさん勉強して立派な大人になってください」と挨拶し、生徒代表へノートを贈呈しました。
4 日本紹介レクチャー
竣工式後、同小学校4年生の生徒36名に向けて日本を紹介する授業形式のミニイベントを実施しました。日本の食事、文化、社会等さまざまな写真を見せて日本を紹介し、中国との共通点や相違点を説明しました。普段は日本に関する情報と接する機会が少ないと思われる生徒たちも興味深げに説明を聞き、質問に対しては多くの挙手がありました。
また、合わせて日本がこれまで中国に対して行ってきたODAについてもわかりやすく説明しました。
5 現地写真
①事業実施前
旧校舎 旧校舎の教室内
②事業実施後(竣工式)
竣工式 竣工式に出席した生徒のみなさん
コクヨ社から生徒へノート贈呈 新校舎の教室内
③日本紹介レクチャー
写真を見せながら説明 生徒たちも興味津々
日本語でのサインが大人気でした