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新型インフルエンザ関連情報(日本での感染確認)

2009年5月10日
在上海日本国総領事館
5月9日、カナダに滞在し米国から日本へ帰国した日本人3名の新型インフルエンザ感染が確認され、10日現在、日本における感染者は4名となりました。
これに伴い、今後、本邦から当地着の航空機については、空港での検疫が強化される可能性がありますので、ご留意下さい。

また、5月10日付で、外務省より感染症広域情報「新型インフルエンザの流行について(第11報)」が発出されましたので、下記をご参照下さい。

在留邦人の皆様におかれましては、引き続き冷静に事態の推移及び関連情報にご留意いただくよう、お願いいたします。

(以下感染症広域情報)
1.2009年4月30日、世界保健機関(WHO)は、パンデミック警戒レベルをフェーズ4から5へ引き上げました。
  メキシコについては、別途、「感染症危険情報」を発出しています。メキシコへの渡航を予定している方は、不要不急の渡航は延期してください。また、メキシコ滞在中の方は、不要不急の外出は控え、十分な食料・飲料水の備蓄とともに、安全な場所にとどまり、感染防止策を徹底してください。なお、今後は出国制限が行われる可能性又は現地で十分な医療が受けられなくなる可能性がありますので、メキシコからの退避が可能な方は、早めの退避を検討してください。
  また、メキシコ以外で新型インフルエンザの感染が確認された国・地域(28か国・地域(日本を除く。))に対しても、別途、「感染症危険情報」を発出しています。渡航を検討されている方は、渡航先の感染状況及びWHOの情報等最新情報を入手し、十分注意してください。特に、カナダ、米国については、感染が拡大していること、死亡者が発生していること、及び同地域から帰国した邦人の感染が確認されていること、等をふまえ、十分に注意してください。また、これらの国に滞在される方は、WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。

2009年5月10日午前9時(日本時間)現在、感染が確認された旨政府当局またはWHOが発表した国・地域は以下のとおりです。メキシコ、米国及びカナダを除き、各国・地域とも死亡者はありません。
(1)WHOが同時点で公表している感染状況
  感染が確認された国・地域 29か国・地域、感染者数 3,437人
   メキシコ     感染者数   1,364人(うち 45人死亡)

   米国       感染者数   1,639人(うち2人死亡)

   カナダ      感染者数   242人(うち1人死亡)

   スペイン     感染者数     88人

   英国       感染者数     34人

   フランス     感染者数     12人

   ドイツ      感染者数     11人

   イスラエル    感染者数    7人

   イタリア     感染者数    6人

   ニュージーランド 感染者数    5人

   ブラジル     感染者数    6人

   韓国       感染者数    3人

   オランダ     感染者数    3人

   日本       感染者数   3人

   エルサルバドル  感染者数    2人

   パナマ      感染者数    2人

   アイルランド   感染者数    1人

   アルゼンチン   感染者数    1人

   オーストリア   感染者数    1人

   グアテマラ    感染者数    1人

   コスタリカ    感染者数    1人

   コロンビア    感染者数    1人

   スイス      感染者数    1人

   スウェーデン   感染者数    1人

   デンマーク    感染者数    1人

   ポーランド    感染者数    1人

   ポルトガル    感染者数    1人

   豪州       感染者数    1人

   香港       感染者数    1人

(2)現地政府が発表している国
    ノルウェー    感染者数     1人(ノルウェー公衆衛生庁発表)

 また、5月10日午前9時現在、感染疑いがある国は以下のとおり(報道含む。14か国)です。
  インド、フィリピン、コソボ、チェコ、ルーマニア、ブルガリア、チリ、ニカラグア、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、ベナン

 

2.新型インフルエンザとは
  動物のインフルエンザウイルスがヒトの体内で増えることができるように変化し、継続的にヒトからヒトの感染がみられるようになったもので、このウイルスが感染して起こる疾患を新型インフルエンザといいます。
  今般、メキシコや米国等で感染が確認された豚インフルエンザ(H1N1亜型)は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する法律」第6条7号に規定する新型インフルエンザに位置づけられたところです。

 

3.豚由来インフルエンザがヒトに感染した場合
  発熱、倦怠感、食欲不振、咳など、通常のインフルエンザ症状があらわれます。また、鼻水、咽頭痛、吐気、嘔吐や下痢などの症状を訴える患者もいます。

 

4.日本帰国時の健康チェック
  わが国では、検疫体制を強化しており、厚生労働省が定める新型インフルエンザが蔓延している国・地域(5月10日現在、メキシコ、米国(本土)、カナダ)から入国する方に対し、機内検疫を実施しています。インフルエンザ様症状がある場合には検査を行い、必要に応じ、隔離、停留又は保健所の健康監視下等におかれる場合がありますので、到着時の検疫所の指示に従ってください。なお、帰国時に高熱、咳症状がみられる場合には検疫所の健康相談室にお申し出ください(帰宅後に同様の症状が現れた場合には、最寄りの保健所に相談し、感染地域に渡航していた旨をお知らせください。)。

 

5.感染防止策
  下記の点に留意し、感染防止に努めてください。
(1)十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
(2)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。
(3)積極的に手洗いやうがいを行う。
(4)ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。
(5)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、現地の医療機関を受診する。

 

6.海外における入国時の健康チェック
  現在、多くの国においては、入国時の健康チェック(体温確認等)が行われています。その際、発熱、インフルエンザ様症状が疑われた場合には、新型インフルエンザ感染の確認等のため、一定期間停留を求められる場合がありますので、日本出発時に発熱等不調を感じられた場合には出発前に都道府県による新型インフルエンザ相談窓口発熱相談センター(http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090430-02.html)等にご相談されることをお勧めします。

 

(問い合わせ先)
○外務省新型インフルエンザ相談窓口
  電話:(代表)03-5501-8000
     (内線)4625、4627、4629
○外務省領事局海外邦人安全課
  電話:(代表)03-3580-3311 (内線)5140
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
          (携帯版):http://www.anzen.mofa.go.jp/i/

(関連ホームページ)
○厚生労働省ホームページ(新型インフルエンザ対策関連情報)
  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
○世界保健機関(WHO)ホームページ(新型インフルエンザ関連)
  http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/(英語)
○CDC(米国疾病予防対策センター)
  http://www.cdc.gov/h1n1flu/(英語)
○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連情報)
  http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html