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新型インフルエンザ関連情報(香港及び韓国での感染例 の発生)

2009年5月2日
在上海日本国総領事館
1.香港及び韓国での感染例の発生
(1)5月1日夜、香港政府は、香港で初めて新型インフルエンザ感染例が発生した旨を発表しました。この感染者は、4月30日にメキシコ・シティから上海 経由で香港に到着した25歳のメキシコ人であり、5月1日20時に新型インフルエンザに感染していることが判明しました。香港政府によれば、同人は発熱し ていたが容態は安定しているとのことです。

(2)また、報道によれば、5月2日、韓国初の新型インフルエンザ感染例が発生したとのことです。

(3)在留邦人の皆様におかれては、引き続き冷静に事態の推移及び関連情報にご注意いただくよう、お願いいたします。また、以下の「感染症広域情報」にも 記載があるように、手洗いやうがい等の感染防止対策の実施や、マスクや水・食料品等の備蓄品の確認に努めるよう、お願いいたします。
当館では、引き続き状況を注視して情報収集に努め、今後、関連情報を迅速に提供していきます。


2.感染症広域情報
5月1日付で、外務省より感染症広域情報「新型インフルエンザの流行について(第2報)」が発出されましたので、以下をご参照下さい。


(以下感染症広域情報)
新型インフルエンザの流行について(第2報(5月1日付))

1.2009年4月29日、新型インフルエンザの流行状況についてお知らせしましたが、4月30日、世界保健機関(WHO)は、パンデミック警戒レベルを 現在のフェーズ4から5へ引き上げました。
 メキシコについては、別途、「感染症危険情報」を発出しています。メキシコへの渡航を予定している方は、不要不急の渡航は延期してください。また、メキ シコ滞在中の方は、不要不急の外出は控え、十分な食料・飲料水の備蓄とともに、安全な場所にとどまり、感染防止策を徹底してください。なお、今後は出国制 限が行われる可能性又は現地で十分な医療が受けられなくなる可能性がありますので、メキシコからの退避が可能な方は、早めの退避を検討してください。
 また、メキシコ以外で新型インフルエンザの感染が確認された国(11カ国)に対しても、別途、「感染症危険情報」を発出しています。渡航を検討されてい る方は、渡航先の感染状況及びWHOの情報等最新情報を入手し、十分注意してください。また、これらの国に滞在される方は、WHOの情報にも留意しつつ、 感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。

 2009年5月1日6時(日本時間)現在、感染が確認された旨政府当局またはWHOが発表した国は以下の通りです。メキシコ及び米国を除き、 各国とも死亡者はありません。
 ①WHOが同時点で公表している感染状況は以下の通りです。
   感染が確認された国 11カ国、感染者数 251人
   
メキシコ      感染者数  97人(うち 7人死亡)
米国        感染者数  109人(うち 1人死亡)
カナダ       感染者数  13人
スペイン      感染者数  13人
英国        感染者数   8人
ニュージーランド  感染者数   3人
ドイツ       感染者数   3人
イスラエル     感染者数   2人
オーストリア    感染者数   1人
オランダ      感染者数   1人
スイス       感染者数   1人

 ②現地政府が発表している国
  また、5月1日午前6時現在、感染疑いがある国・地域は以下のとおり(報道含む。23ヶ国・地域)です。
 インド、韓国、シンガポール、オーストラリア、フランス、ポルトガル、ノルウェー、ベルギー、フィンランド、ポーランド、クロアチア、ルーマニア、アル ゼンチン、エルサルバドル、アイルランド、ウルグアイ、コロンビア、ブラジル、グアテマラ、チリ、ベネズエラ、コスタリカ、南アフリカ

2.新型インフルエンザとは、動物のインフルエンザウイルスがヒトの体内で増えることができるように変化し、継続的にヒトからヒトの感染がみられるように なったもので、このウイルスが感染して起こる疾患を新型インフルエンザといいます。
 今般、メキシコや米国等で感染が確認された豚インフルエンザ(H1N1亜型)は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する法律」第6条7号に規定する新 型インフルエンザに位置づけられたところです。

3.豚インフルエンザがヒトに感染した場合、発熱、倦怠感、食欲不振、咳など、通常のインフルエンザ症状があらわれます。また、鼻水、咽頭痛、吐気、嘔吐 や下痢などの症状を訴える患者もいます。

4.感染防止策
下記の点に留意し、感染防止に努めてください。
(1)十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
(2)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。
(3)積極的に手洗いやうがいを行う。
(4)ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。
(5)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、現地の医療機関を受診する。

5.帰国時に高熱、咳症状がみられる場合には検疫所の健康相談室にお申し出ください(帰宅後に同様の症状が現れた場合には、最寄りの保健所に相談し、感染 地域に渡航していた旨をお知らせください。)。

(問い合わせ先)
○外務省豚インフルエンザ相談窓口
電話:(代表)03-5501-8000
 (内線)4625、4627、4629
○外務省領事局海外邦人安全課
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)5140
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
        (携帯版):http://www.anzen.mofa.go.jp/i/

(関連ホームページ)
○厚生労働省ホームページ(新型インフルエンザ対策関連情報)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
○世界保健機関(WHO)ホームページ(豚インフルエンザ関連)
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/(英 語)
○CDC(米国疾病予防対策センター)
http://www.cdc.gov/swineflu/
○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連情報)
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html