なお、本日未明に世界保健機関(WHO)が新型インフルエンザについての警戒水準をフェーズ4に引き上げたことに伴い、当館においても、本日付で総領事 を本部長とする対策本部を設置し、体制の強化を図ることにしましたので、併せてご連絡します。
メキシコ及び米国におけるインフルエンザ様疾患の発生 について(NO.3)
2009年4月28日
在上海日本国総領事館
世界保健機関(WHO)は、28日未明に、世界的に広がっている新型インフルエンザについて警戒水準を
フェーズ4に引き上げると発表しました。また、同時に、WHOは、現時点ではインフルエンザ発生国への渡航禁止や、発生国に対して国境を閉ざすことは勧告
しないとしています。 在上海日本国総領事館
中国においては、現時点ではまだ感染の拡大に関する報告が見られませんが、在留邦人の皆様におかれては、このWHO発表を踏まえ、今後の感染拡大の可能 性に備え、今から所用の対策を講じられることをおすすめします。具体的には、外出から帰宅時の手洗い・うがい等の励行、外出時にはできるだけ人混みを避 け、必要な場合にはマスクを着用する等の感染予防対策を実施すること、並びに食料・水・医薬品などの備蓄が十分にあるかについての確認を行うこと等をおす すめします。
事態はなお流動的であり、推移を見極める必要がありますが、安全の万全な確保に向けて皆様の自主的な判断が益々重要になります。大使館としては、今後と も大使館HPならびにメールマガジンを通じて迅速かつ正確な情報提供を心がけて参りますが、皆様におかれても、引き続き関連の情報に十分注意し、冷静に対 応し、決してデマなどに惑わされないようにお願いします。
なお、この連休を利用しての日本への家族の一時帰国の検討についてのご質問を頂きますが、情勢を見極める上でそのような自主的なご判断をされるのであれ ば、それも有益と考えられます。ちなみに、館員家族についても情勢の推移を見て、今後、各々の館員が自主的に判断していくことになります。
大使館においては25日付で危機管理チームを立ち上げていましたが、本日付で大使を本部長とする対策本部を設立し、体制の強化を図ることになりましたの であわせてご連絡します。