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5分で勉強!新型インフルエンザとその対策
~あれ?これってもしかして、と思ったら~

2009年1月23日
在上海日本国総領事館
Q.新型インフルエンザの症状は?
A. 「新型」なので一概には言えませんが、一般的には突然の高熱、せきなどの呼吸器の症状のほか、関節痛、筋肉痛などの全身症状を伴います(初期症状は季節性インフルエンザの症状と同様です)。また、時に下痢や嘔吐に加えて、結膜炎を発症することもあります。

Q.当地で、新型インフルエンザと確認されたらどうなるのですか?
A. 当地では、新型インフルエンザの症状が疑われる場合には、各地の「発熱外来」を受診することを勧めています。診察の結果、確定診断がされた場合には、直ちに隔離施設に移送されて治療を受けます。そのため、受診の際には必ず携帯電話と充電機器、最小限の着替え等をご用意ください。もし移送された場合には、必ず総領事館までご連絡ください。

Q.タミフルが効くと聞いたのですが、入手するにはどうしたら良いのですか?
A. 抗インフルエンザウイルス薬であるタミフルは処方薬であり、医師の診断で処方されるものです。現時点において、当地での流通状況は不明であり、日本に帰国した際等に、掛かりつけの医師等に相談のうえ、事前に各自で調達しておくことが望まれます。
 総領事館等の在外公館では、当地医療機関の対応能力喪失等の緊急・特例的状況下において他に代替措置がない場合を想定し、海外の日本人の生命・身体を守るため抗ウイルス薬を確保しています。最新の関連情報の収集及び各個人が感染予防に努めていただくことがもちろんですが、不幸にして感染し、適切な治療が受けられない場合には、総領事館までご相談ください。

Q.新型インフルエンザが発生しても、日本には帰国できるのですか?
A. 新型インフルエンザ発生時に帰国を検討されている方には、WHOのフェーズ4になる可能性が高まる場合には、民間航空機が運行しているうちに速やかに出国することをお勧めします。
 ただし、WHOからの勧告を受けた現地政府による、感染拡大防止のための出国禁止措置等の制約要因にもご留意ください。また発生国から日本到着後、経過観察のため10日間ほど宿泊施設に停留することになる可能性もあります。
 迅速に退避するためには、パスポート、まとまった現金、クレジットカード、海外旅行傷害保険書等を普段から手元に用意しておくこと、日本での宿泊先・学校等をあらかじめ想定しておくことをお勧めします。

* 詳細及び最新情報については、厚生労働省HP http://www.mhlw.go.jp/ のほか、外務省海外安全HP(http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html)、在上海日本国総領事館HP(http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/index.html)の鳥・新型インフルエンザ情報をご覧ください。