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鳥インフルエンザについての注意喚起:江蘇省でヒト感染・死亡例の発生

2007年12月5日
在上海日本国総領事館
12月3日、江蘇省疾病預防腔制中心(江蘇省CDC)は、同ホームページ上で、江蘇省で高病原性鳥インフルエンザに感染した患者が発生し、2日に死亡した旨の発表をしました。その概要は以下のとおりです。

(1)患者は陸氏、24歳男性。11月24日に発熱や悪寒などを発症、「左下肺炎」と診断され27日に入院した。病状が急速に悪化し、全力の治療も及ばず12月2日に死亡した。12月1日、江蘇省CDCは、男性の気道から採取したサンプルを検査した結果、鳥インフルエンザウイルスH5N1型の陽性を確認した。患者は死んだ家禽との接触はなかった。
 衛生部の専門家チームは、世界保健機関(WHO)と中国の鳥インフルエンザ診断基準に基づき、男性を高病原性鳥インフルエンザの感染例と診断した。
 感染確認後、現地政府は「高病原性鳥インフルエンザの対人感染緊急マニュアル」に基づき、しかるべき感染拡大防止策を取った。男性と接触した69人に厳格な医学的フォローアップを行っているが、今のところ臨床上の異常は見られない。
 衛生部は男性に関する情報をWHO、香港・澳門(マカオ)・台湾、および一部の国に通報した。
 江蘇省牧畜獣医局によると、家禽への感染も確認されていないという。

(2)現時点では、患者の出身地、感染経路、その他詳細については不明です。しかし、発表から見ると、人から人への感染は確認されていません。引き続き、各人で以下の諸点に留意して予防に心掛けるようにして下さい。
○ 死んでいる野鳥などには触れない、近寄らない
○ 生きた鳥を扱う市場や農家などには近づかない
○ 鶏肉は自分では捌かず、適切に加熱処理する
○ 鶏卵は良く洗い、適切に加熱処理する

(3)冬になり、一般的にインフルエンザも流行のシーズンを迎えることから、以下の対策を心掛けるようにして下さい。
○ うがい・手洗いを励行する
○ 人混みを避ける
○ 不摂生をしない(抵抗力を弱めない)
○ 加湿器やマスク等を使用するなどして、保湿を心掛ける