1.11月14日付農業部の発表によりますと、11月6日に安徽省淮南市の養鶏場で家禽800羽が死亡したとのことです。これは14日、政府機関の実験室でH5N1型高病原性鳥インフルエンザと確定診断されました。 政府は安徽省で鳥インフルエンザが2度発生した事態を重視し、専門チームを派遣して調査を行い、その拡大予防に努めています。 発生地点から10km以内の家禽市場は閉鎖され、3km以内の家禽126,185羽を処分し、周辺の家禽279,699羽に対して緊急の予防接種を行いました。
2.今回の発表では、人への感染に関する情報はありません。
3.なお、10月27日付「安徽省での鳥インフルエンザの発生についての注意喚起」に記載した湖南省での人の感染疑い例ですが、当局は当初鳥インフルエンザ感染を否定していましたが、その後その可能性も排除できないとして更なる検査を行っています。結果はまだ発表されていません。
4.鳥インフルエンザについての一般的な予防策などは、10月27日付の注意喚起を参照してください。