2006年2月13日から、国外からペット(犬・猫)を持ち込む際の中国側の検疫方法が変更になり、上海浦東国際空港に持ち込まれた犬・猫は全て1週間隔離係留され、検査を受けることになりました。これから中国への持ち込みを予定されている方は十分ご注意下さい。当館が上海市出入境検験検疫局から情報収集した結果を以下の通りお知らせします。なお、本制度の詳細は同検疫局にご確認下さい。
● 隔離検査を導入した背景
国内農牧業や人体の衛生、健康を保護するための措置。なお、この措置は関連法規に基づき同検疫局が定めたもの。
● 手続き
・持ち込みは1人に付き1回1匹、猫か犬に限る(他の動物は持ち込み不可)。空港内検験検疫所に健康証明書と予防接種済み証明書、身分証明書(旅券)を提出、税関にも申告。 ・空港内検疫所から専用車で市内の専用係留施設へ運ばれ、1週間の隔離検査を実施。検査の結果、問題がなければ飼い主に引き渡される。
・病気が発見されるなど問題があれば隔離施設内において所要の治療を行い、更に隔離する。隔離期間中は衛生上の問題もあり飼い主との面会はできない。1週間の隔離費用は検査費・飼養費として約2,000人民元、治療を要し更に隔離期間が延びる場合は別途費用がかかる。
・必要な書類が揃っていない場合は1週間以内に提出する必要がある。