2006 年 3 月 20 日から、新しいタイプの旅券(パスポート)の申請受付を開始します。
( IC 旅券の特徴や導入の背景については こちら )( IC 旅券のイメージは こちら)
当地における申請に当たっては、以下の点にご注意下さい。
1.発給手数料が変わります
ICチップの実費として1,000円相当が上乗せされます。中国ではIC旅券の発給に当たり次の手数料となります。
10年用 IC 旅券: 1,230 元
5年用 IC 旅券: 850 元(12歳未満の方は460元)
2.写真の規格が変わります
写真そのものの大きさはこれまでと変更はありませんが(縦 4.5 ㎝×横 3.5 ㎝)、顔の縦の長さ(頭頂から顎までの距離)が現在の規格( 2.7 ㎝± 0.2 ㎝)より一回り大きなサイズ( 3.4 ㎝± 0.2 ㎝)に変更になります(詳しくは こちら)。
このため、自動撮影機(いわゆる3分間写真)による撮影は避け、専門の業者に依頼するか、ご自身で解像度の高い機材を利用して撮影、印刷するなどしてご用意下さい。
3. 至急の更新が必要でない方は、3月20日以降にIC旅券を申請されることをお勧めします
至急の更新が必要な方は、5年用旅券を申請されることをお勧めします
IC旅券は、現状の旅券に比べて高度の偽変造対策が施されておりますので、より安全なパスポートです。
現在、日本以外の主要先進国でもIC旅券の導入を進めており、6年後にはIC旅券が世界的な主流になっていることが予想されます。このため、非IC旅券の場合、偽変造旅券の判別のため、現状よりも出入国審査に時間がかかることも考えられます。このため、至急の更新が必要な場合は、将来の安心のためにも5年旅券への切替をお奨めします。