これまでも注意喚起をしてきたところですが、日本からの旅行者が南京路や人民広場等の観光地において、声を掛けてきた見知らぬ女性や客引きについて行き、一緒に入った飲食店等において多額の料金を請求され支払ってしまう、いわゆる「ぼったくり被害」に遭ったとの報告が当館に対し多く寄せられています。
具体的には、中国人女性から、「観光地を案内する」、「日本語を教えて欲しい」などと英語や片言の日本語で声を掛けられ、誘われるまま喫茶店やカラオケ店等について行ったところ、勝手にアルコール類や食べ物を注文され、飲食代として多額の料金を請求されるという手口で多く発生しています。また、宿泊先ホテルの付近にいる客引きについて行き、同様の被害に遭うケースも報告されています。
見知らぬ女性や客引きには絶対について行かないようご注意下さい。また、万一被害に遭った場合、飲食店等の場所が特定でき、領収書やクレジットカードの利用控えを持っていれば、被害を回復できる可能性がありますので、まずは速やかに公安局(派出所)に届け出ると共に、当館にご連絡下さい。