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日本人が関係した犯罪被害等の発生状況(2009年)

2010年1月22日
在上海日本国総領事館
 2009年に当館管轄区域内(上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省)において、日本人が犯罪被害等に遭った状況は以下のとおりです。
 なお、以下に挙げる件数は、皆様からの報告をもとに計上したものです。
 
1.概要
(1)犯罪被害発生(報告)件数は、256件(前年比26件減)です。
(2)罪種別では、窃盗被害が182件、詐欺被害が41件、暴行・傷害被害が18件、脅迫・恐喝被害が10件、強盗被害が3件、その他が2件となっています。
(3)交通事故による被害の報告は15件です。
 
2.主な被害の概要
(1)窃盗被害
レストラン等で食事中にカバンを置き引き被害に遭ったり、混雑した観光地等で財布や旅券のスリ被害に遭うケースが大半を占めています。また、件数は多くありませんが、空き巣などの侵入被害も報告されています。
旅券の盗難に遭った場合、新規旅券又は帰国のための渡航書の取得までにはかなりの日数を要します。旅券は常に肌身離さず携帯し、盗難被害に遭わないようご注意下さい。
 
(2)詐欺被害
南京路等の観光地周辺において、日本語で声をかけてきた女性について行き、一緒に入店した飲食店やカラオケ店において多額の料金を請求される、いわゆる「ぼったくり」被害に遭うケースが大半を占めています。
旅行者や出張者などの短期滞在者が被害に遭うケースが多いのが特徴です。甘い言葉に誘われて不用意について行くことのないようにして下さい。
 
(3)強盗被害
深夜、路上で複数の男性にいきなり車に引きずり込まれて金品を強奪されたり、就寝中のホテルの部屋に忍び込まれ、体を縛られた上で金品を奪われる等の被害が発生しています。
夜間の一人歩きをしない、暗くて人通りの少ない道路を通らない、就寝中は自宅やホテルの施錠を必ず行うなど、自己防衛に努めるようにして下さい。
 
(4)交通事故
ほとんどが軽傷又は物損で済んだ事故ですが、過去には重傷を負ったり死亡する事故も発生しています。
当地で交通事故の被害に遭った場合、日本と同様の被害補償を受けられるケースはほとんどありません。海外旅行傷害保険には必ず加入し、もしもの場合に備えることが大切です。また、事故の大小に関わらず、事故が発生した場合には公安へ届け出るようにして下さい。
 
3.その他
もし犯罪被害に遭われた場合には、公安へ届け出るとともに当館までご連絡下さい。公安へ届け出る際には、被害にあった時間や場所、状況等を詳しく説明することが大切です。
また、被害届の控えは、後日、保険会社等に被害請求をする際の証明となりますので、受領しておくようにして下さい。