上海市では、上海万博に向けて、市内地下鉄(軌道交通)駅構内における手荷物の安全検査が強化されています。
報道によれば、地下鉄主要駅において実施されていた安全検査が、年始よりさらに拡大され、3月までには、全ての駅においてX線検査機を用いた安全検査が実施されるとのことです。燃焼・爆発しやすい危険物(ムース、ワックス、マニキュア、香水、スプレー缶等の日用品を含む)及び刃物等を携行して地下鉄に乗車することはできないとされています。
検査を拒み、公共秩序を乱したとみなされた場合、行政警告或いは200元以下の罰金を、情状が重い場合には5日以上10日未満の拘留及び500元以下の罰金が科せられるとのことですので、十分ご留意下さい。
なお、当館としましては、今後とも万博に関連した安全情報を把握でき次第、逐次お知らせいたします。