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手足口病の流行(上海市内での死亡例の発生)

平成20年6月20日
在上海日本国総領事館
1.上海市内出の手足口病による死亡例の発生について
 6月16日、上海市衛生局は、上海市内で手足口病による死亡例が発生した旨の発表をしました。同衛生局ホームページによれば、14日夜に手足口病と診断された上海市松江区在住の2歳児は、病毒性脳炎を併発して入院していたところ、容態が急変して死亡したとのことでした。
 上海市では、今年に入り手足口病の患者は市内全域で発生しており、患者数は累計で10,340名を数え、ほとんどが0歳から6歳の乳幼児であるとのことです。
 手足口病の感染のピークは、晩春から初夏にかけてとされていること、また、当館管轄内においては日本人の発症も確認されていることから、特に小さいお子様をお持ちの在留邦人の皆様におかれては、下記の予防策等も参照の上、十分ご留意下さい。

2.手足口病の症状とその予防策
(1)手足口病に罹るのは、主に乳幼児で、その症状は発熱や、手・足・口に発疹・水疱が見られます。原因については、エンテロウィルス(EV71)が特定されています。
(2)潜伏期は3-4日で、感染経路は経口、飛沫、接触ですが、症状が消失した後も3-4週間は排便中にウィルスが排泄されるため、注意が必要とされます。
(3)予防策としては、排泄物に対する注意と手洗いの励行といった衛生面での管理が重要です。
 ※手足口病の詳しい情報については、下記のサイトで紹介されています。
  「国立感染症研究所感染症情報センターホームページ(手足口病)」http://idsc.nih.go.jp/disease/hfmd/index.html