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2007年に日本人が関係した犯罪被害等の発生状況

2008年1月29日
在上海日本国総領事館
 2007年に当館管轄区域内(上海市、江蘇省、浙江省、安徽省)において、日本人が犯罪被害に遭った状況は以下のとおりです。
 なお、以下に挙げる件数は、皆様からの報告を受けて当館が把握した件数のみを計上しています。


1.概要
(1)犯罪被害発生(認知)件数は、313件(前年比+16件、+5.4%)です。
(2)罪種別では、窃盗被害が232件、詐欺被害が36件、暴行・傷害被害が18件、脅迫・恐喝被害が12件、強盗被害が7件、その他が8件となっています。

2.主な被害の概要
(1)強盗被害 7件
 夜間、旅行者や出張者が宿泊しているホテル周辺において、複数の男達に車に押し込まれるなどして、個室のある飲食店やカラオケ店に連れて行かれ、クレジットカードの暗証番号を聞き出され、現金を取られる手口で多く発生しています。
 夜間の一人歩きをしない、暗くて人通りの少ない道路を通らない、見知らぬ人に誘われても絶対についていかないなど、自己防衛に努めて下さい。

(2)窃盗被害 232件
 レストラン等で食事中に置き引き被害に遭ったり、豫園などの混雑した観光地等でスリ被害に遭うケースが大半を占めています。
 特に旅券を盗難に遭った場合には、新たに取得するまでにかなりの時間を要しますので、旅券は常に肌身離さず携帯し、盗難被害に遭わないようご注意下さい。

(3)詐欺被害 36件
 南京路などの観光地で、中国人女性から「日本語を勉強しているので教えて欲しい」などと片言の日本語で声をかけられ、一緒に入店した飲食店やカラオケ店において多額の料金を請求される、いわゆる「ぼったくり」被害に遭うケースが大半を占めています。
 甘い言葉に誘われて不用意について行くことのないようにして下さい。

3.その他
 もし犯罪被害に遭われた場合には、公安へ届け出るとともに当館までご連絡下さい。
 公安へ届け出る際には、被害にあった時間や場所、状況等を詳しく説明することが大切です。また、被害届の控えは、後日、保険会社等に被害請求をする際の証明となりますので、受領しておくようにしましょう。