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春節を控えての注意喚起

2007年2月12日
在上海日本国総領事館
 間もなく中国のお正月「春節」を迎えます。年末年始のこの時期、「人、物、金」の大規模な移動が行われ、上海市の警察によると、人混みでのスリや空き巣などの窃盗事件のほか、携帯電話を利用しての詐欺事件なども増加しています。また、市内に限らず郊外に於いても、自宅や事務所、更には工場などを長期間留守にする場合には、施錠の確認はもちろん、信頼できるご近所への声掛けや警備会社への巡回依頼など、充分な防犯対策をするよう心がけてください。

 なお、上海市の警察では日本語を含む8カ国語に堪能な警察官による110番通報の受理制度が始まったそうです。いざというときはご活用ください。



  昨年12月中旬以降、スリや置き引きの被害方が急増しています。被害に遭われた方で 当館に
連絡のあるケースは、パスポートを紛失した場合がほとんどですが、実際の件数は非常に多いと思われます。

食事中に、椅子や足元に置いたバックの置き引き
  話に夢中になっていると、大人数でも全く気がつかないようです。 後ろの席から手が伸びてくることもあります。 衝立があっても、油断は出来ません!!  衝立越しに手が伸びてきます。

 

窃盗団による置き引き
居酒屋などの席に置いたバックを置き引きされる。 犯人は、何も注文せず人を待っている風を装い、 連絡を取っているかのように店を出入りして、 バックを盗む タイミングを謀り、隙を見てバックを盗み店外へ逃げる。
(被害者が店に入る前からマークされている場合が多い) 今年に入ってからも数件の被害が出ています。

歩行中のスリ
いつの間にかバックのチャックが開いていて、 バックの中の財布・パスポート等が無くなっている。 子供を使ってスリを行わせている場合もあります。

車上荒らし
車を離れたとき、助手席の足元などに置いたバックを盗まれる。(施錠した車のトランクでも被害が出ています。) 路上に釘を撒いてパンクさせ、路肩でタイヤ交換をしている際に車内のバックを盗まれる。


タクシーに置き忘れ
タクシーの座席にバックを置き忘れる。 (領収書が無い場合車を特定出来ないため、 ほとんどの場合遺失物は 発見されません。 領収書があっても次に客が乗ってしまうと発見されないケースが多く有ります。



これら5つの事例のキーワードは「バック」

被害に遭わないために!
外出時は、パスポートや貴重品は体から離さない!
ほんの少しの間でも、バックなどから離れない!(面倒でも持ち歩く)
 
被害を少しでも軽くするために
1.パスポート・財布・クレジットカードなどは分散させる。
2.パスポートのコピーを必ず自宅に保管しておく。
3.タクシーの領収書は普段からもらう癖をつける。

 

 
ちょっとした注意で被害に遭わずに済みます!これからの季節は、特に用心を!