総領事館の活動

2020/2/12
【活動報告201911月】
 

日中経済協力シンポジウム
  11月30日,磯俣大使は上海対外貿易大学において開催された2019年度日中経済協力シンポジウムに出席し,開会の挨拶を行いました。本シンポジウムにおいては,日中両国の経済事情,グローバル経済と日中協力,及び自由貿易と開放政策の3つのセッションに関して日中それぞれの有識者からプレゼンテーションが行われ,今後の更なる日中協力に向けた建設的な議論が行われました。
 

南京出張

  11月29日,磯俣大使は南京大学を訪問し,王振林副学長と意見交換したほか,日本語学科の学生約25名と交流しました。
  意見交換では南京大学における日中交流行事の開催や総領事講演の提案を行い,王副学長から歓迎する旨の表明があり,具体的な時期等について今後調整していくこととなりました。また,交流会では日中関係の現状,今後の協力・交流のあり方,さらに先般の第1回日中ハイレベル人的・文化交流対話等について紹介し,学生からは国と国との関係に影響を受けないような国民交流等に関して質問・コメントが相次ぎました。
  当館としては,昨年から南京と日本との交流の促進に意を用いてきましたが,来年は更に規模を拡大して取り組めるよう,南京市内外の関係者と協力していきます。


浙江省寧波市・舟山市出張
  11月25日,26日に,磯俣総領事(大使)が浙江省の寧波市及び舟山市に出張しました。寧波市では李関定副市長と会見し,寧波市外商投資企業協会日商倶楽部関係者と懇談しました。舟山市では韓峻副市長他の関係者より中国(浙江)自由貿易試験区に関する説明を受け,意見交換を行いました。
  また,秀山郷にある常石集団(舟山)造船有限公司も視察しました。寧波市及び舟山市は,貨物取扱量世界第1位・コンテナ取扱量世界第3位の寧波舟山港,グリーン石油化学等を中心に発展する自由貿易試験区が位置するほか,杭州湾を跨ぐ新たな橋の建設計画による上海市への交通アクセス改善もあることから,両市関係者からも日本企業誘致に向けた熱心な説明がありました。
  

復旦大学における研究者等との交流
 11月22日,復旦大学を訪問し陳志敏・副学長と会見しました。陳副学長からは,復旦大学と日本の大学等との交流・協力状況に関する紹介があったほか,当館とも具体的な協力を進めていくことについて前向きな発言を伺いました。会見後には復旦大学の経済学,国際関係論,日本事情等の研究者等と交流しました。
 

第二回上海東京城市管理精細化討論会
  11月21日,当館が出席者調整などの側面支援を行った第二回上海東京城市管理精細化討論会(於:上海市交通大学)に出席し,福田高幹・経済部長が挨拶を行いました。
  冒頭,王醇晨・上海市建設交通工作党委書記からは,習近平国家主席が上海市のような大都市においてはきめ細かなケアが必要だと提唱している旨紹介され,また安全で住み良い都市,人間にやさしい都市を目指し,今後インフラや街路整備を進め上海市を更に発展させていく決意表明がなされました。
  今回の討論会に招待された日中両国の専門家からは,都市の変遷について,街路作りの方法,高齢化が進んでいく中での都市の在り方,成熟化した都市におけるニーズの多様化への対応など様々な視点から都市管理に関する事例が紹介されました。


佐賀県レセプション
  11月20日,佐賀県との共催により総領事公邸にて「佐賀県PRレセプション」を実施しました。磯俣総領事(大使)の主催者挨拶に続き,山口祥義・佐賀県知事が力のこもったスピーチとプレゼンテーションを行い,佐賀県の観光資源をレセプションに出席した旅行業界関係者に紹介しました。
  来賓として出席した春秋集団の王正華・会長は自身の佐賀滞在の経験も踏まえて春秋航空の佐賀・上海便をPRし,佐賀県の地酒「七田」で乾杯しました。出席した中国の旅行会社や報道機関の関係者等には佐賀県名物の「いかシュウマイ」,「魚ロッケ」,「がめ煮」,「シシリアンライス」や佐賀県産米を使用したにぎり寿司が振る舞われ,佐賀県の食文化や食材の魅力を理解してもらう機会にもなりました。


甘泉外国語中学での講義
  11月18日,日中集中交流月間の一環として,上海市甘泉外国語中学にて「日本と中国-これからの日中関係」というテーマで講義を行い,今後の日中間の協力,交流に向けての関心の喚起を行いました。
 講義では華東地区と日本及び新時代の日中関係について紹介したのちに,両国の未来を担う若い世代の間で漫画,アニメ,音楽などのポップカルチャーなど具体的な協力と交流について紹介しました。また,参加した学生と中高生の両国友好協力への貢献や留学などについて交流を行いました。
 今後,上海市甘泉外国語中学と当地の日本人学校や日本の中学・高校との交流が活発になることを期待するとともに,当館としても引き続き,こうした中国の若者への激励を含め積極的にサポートしてまいります。
 

和響創設20周年大演奏祭
 11月16日,上海在住の日本人が中心となって活動している和太鼓サークル和響の創設20周年記念演奏会が,バンダイナムコ上海文化センターで開催され,等々力首席が開演時に祝辞を述べました。演奏会では歴代団員やプロ和太鼓バンドのGOCOO-ゴクウ-やTAWOO-タヲ-も参加し,大盛況に幕を閉じました。2020年も和響の皆様がますますご活躍されることを期待しております。
 

小原流いけばな鑑賞会
 11月16日・17日の2日間,玉仏禅寺にある覚群楼羅漢堂にて,小原流上海東方支部によるいけばな鑑賞会が開催され,開幕式にて磯俣大使が祝辞を述べました。「玉仏菊の韻」と題した花展で,会場はさまざまな秋菊に華やかに彩られました。上海の寺院で日本の華道の展示会が行われるのは初めてです。これからも同展示会が日本文化理解の広まりに繋がることを願っています。
    

  日本のお月見~季節を彩る和菓子と茶
 11月16日,当館多目的ホールにて,和菓子職人らを招いたイベントを行い,日本の月見の風習を紹介しました。会場では,まず中国の中秋節に由来する月見の歴史を紹介した後,職人による和菓子制作や煎茶点前を見せ,参加者に菓子とお茶を振る舞いました。
  このようなイベントを通じ,中国から伝わった文化が日本でどのように親しまれているかを理解し,日中文化の深い繋がりを感じてもらうことを期待しています。
    
2019東京kawaii大使
  11月15日,日本全国のメイクアップアーティスト・美容師等を目指す学生が参加する日本全国理美容学校「kawaii」選手権決勝大会で選抜された2019東京kawaii大使6組12名が上海を訪れ,当館多目的ホールにてメイクアップデモンストレーションを行いました。一行を率いてきたトニータナカ・日本メイクアップ連盟代表理事は,衣装メイクもモデルもすべて学生が務めており,華やかさだけでなく,日本の若者の高い理美容技術を中国の方に見ていただきたいと語られていました。今後の美容分野における日中青少年交流の発展を期待しています。
    

日本酒PRイベント
  11月15日,総領事公邸において,日本最大の酒類産業団体である日本酒造組合中央会が主催する日本酒・焼酎の試飲イベントを開催しました。イベントには,日本から日本酒・焼酎の蔵元21社が出展しました。日本酒造組合中央会が主催する在外公館での日本酒イベントは今回が初となり,第一部にてレストラン関係者や輸入業者を対象とした商談会,第二部にて中国企業のビジネスマンを対象とした試飲レセプションを実施し,約40人,約30人が参加しました。
  まだ中国に輸出されていないお酒も出展され,第一部の結果,40件以上の商談が成立する見込みがみられました。また,第二部では来場者が様々なお酒を飲み比べ,出展者に味の違いの理由を尋ねる姿も多く見られました。
  

安徽大学での講演等
  11月13日,磯俣総領事(大使)は合肥市に出張し,安徽大学にて日本語や国際関係を学ぶ学生を対象に「『日中新時代』の協力と交流」と題した講演を実施しました。また,蔡敬民・安徽大学書記と意見交換を行いました。蔡書記からは,安徽大学の学生の日本留学を促進したいという熱心な説明がありました。また,当館主催の日本文化紹介行事の安徽大学における開催についても歓迎する旨伺いました。当館はこれからも引き続き安徽大学と連携していく予定です。
  また今回出張と併せて,当館の留学生アドバイザーによる留学説明会を開催し,日本の大学の概要,留学制度や手続,日本での生活等を説明しました。30余ある同省所属大学のトップである安徽大学の学生が,日本留学に関心を持っていただけること期待しています。
  

「ハタチの一歩」夕食会
 11月11日,これまで海外渡航経験がない20歳の若者200名に対し,無料で東アジア,東南アジアなど10カ所の方面での海外旅行体験を提供するプロジェクトである「ハタチの一歩」の杭州・上海コース参加メンバー17名に対して,現地情勢ブリーフ及び夕食会を実施しました。夕食会には,華東師範大学で日本語を学ぶ学生8名も参加し,参加メンバーは同年代の中国人との交流を楽しんでいました。
 

杭州・西湖ふれあいウォーク
 11月9日,磯俣大使は,全日本空輸株式会社主催,日中青少年交流推進年記念事業「杭州・西湖ふれあいウォーク」に出席しました。開幕式での冒頭挨拶に加えて,日本語を学ぶ杭州の学生と語り合いながら西湖湖畔約7.5kmのウォーキングを行いました。当該事業は2004年にANAが杭州に就航した際に開始され,その後毎年開催されていたものの,2011年を最後に中断していましたが,今年8年ぶり,10回目の開催となりました。今回は日本から約100名が参加し,その中には日本政府観光局(JNTO)が主催する「ハタチの一歩」プロジェクトで初めての海外旅行として上海・杭州を訪れた若者17名も参加しました。
 

メンタルヘルス対策セミナーの実施
  11月9日,医療法人社団新光会不知火病院との共催により,「明日から使える!メンタルヘルス対策」セミナーを当館多目的ホールで開催しました。本セミナーは,日本の福岡県にある医療法人社団新光会不知火病院より中野心介医師を講師としてお招きしました。講義では日本と上海の文化の違い,生活環境の違いなどにも触れながら,ストレスを回避し,メンタルヘルスを保つために役立つ方法を説明しました。また,生活環境が多様化する現代社会において,ストレスの要因にはどのようなものがあるのか,職場で部下と接する時にはどのように対応することが良いか,などについても多くのアドバイスを行いました。
 

音楽は絆を深めるby柏木由紀 YUKIRIN WORLD IN 上海
 11月8日,上海での単独ライブ及びファンミーティングのために来られたAKB48の柏木由紀さんを総領事公邸に招き,工商外国語学校で日本語を学ぶ学生との交流会を開催しました。学生からは緊張しながらも多くの質問が寄せられ,また,学生が柏木さんにライブのMCで使える中国語や上海語を教える場面もあり,会場は和やかな雰囲気で終始盛り上がりました。
 

第2回輸入博覧会
  第2回中国国際輸入博覧会が11月5日~10日に開催されました。同博覧会は,中国政府が輸入を拡大して,貿易自由化を推進するために開催する大規模な展示商談会です。日本は,日本貿易振興機構(ジェトロ)が総合窓口となり,日本企業全体で各国最多となる,371企業・団体が出展しました。同博覧会では,経済産業省から牧原秀樹副大臣が歓迎レセプションや開幕式へ出席したほか,ジェトロが窓口となり設置した「ジャパン・パビリオン」など日本企業の出展ブースを視察しました。
  また,王炳南・中国商務部副部長と牧原副大臣が媒介団を実施し,日中経済関係の更なる発展について意見交換し,日本産食品の輸入規制の早期撤廃・緩和を申し入れました。
 

WTO非公式閣僚会議実施
  11月5日,WTO非公式閣僚会合が開催されました。中国が議長を務め,34のWTO加盟国及びロベルト・アゼベド事務局長をはじめとするWTO事務局が出席し,第12回WTO閣僚会議(MC12)で達成すべき成果や,WTO改革の取組みについて議論が行われました。外務省から,若宮副大臣,経済産業省から牧原副大臣が参加し,牧原副大臣からはWTOのルール機能強化と監視機能強化の必要性を述べ,特にWTO電子商取引交渉について,G20大阪サミットで発出された「デジタル経済に関する大阪宣言」に基づきMC12までに実質的な進捗を目指すことの重要性を強調しました。
  また、投資円滑化に関する有志国会合が開催され,MC12までに具体的な成果を得るべく,作業を強化していくことで合意し、閣僚声明を発出しました。なお,若宮副大臣は上海環球金融中心(上海森ビル)の視察及び上海日本商工クラブ幹部と意見交換を実施し,牧原副大臣は日系のベンチャー企業経営者,アクセラレーター及び投資会社関係者と意見交換等を行いました。


上海市大学生日本語プレゼン大会
  11月2日,磯俣総領事(大使)は東華大学において開催された第32回上海市大学生日本語プレゼンテーション大会に出席し,開会の挨拶を行いました。本大会は,上海市教育国際交流協会と京都外国語大学が共催で実施する上海で最も歴史のある大会です,当日は,上海市内の17大学より代表として選出された学生が,自身で準備した資料に基づき,流ちょうな日本語でプレゼンテーションを行っていました。改めて,当地における日本語学習のレベルの高さを実感する大会でした。今後も日本語学習者の益々のレベル向上を期待しています。
 

康師傳(カンシーフ)本部視察
  11月1日,磯俣総領事(大使)は食品・飲料メーカー大手の康師傳(カンシーフ)控股有限公司の上海本部を訪問し,研究開発施設等を視察しました。
  同社はペプシコやスターバックス等外国企業との連携を積極的に進めており,多くの日本企業とも技術支援等において提携しています。視察では,小売店や飲食店向けスマート販売促進事業や食品安全管理の取組について説明を受けるとともに,今後の日中企業間の協力等について経営幹部と意見交換を行いました。
  同社は,日本の早稲田大学と協力して「夢プラン(中文:圓夢)」という奨学金プログラムで華東地域を中心に中国人学生の日本留学を支援しており,当館も従来から側面支援しています。