中国においては、東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発の事故を受けて、日本産食品・農産品(以下、単に「日本産食品」という。)の輸入が制限され、多くの商店から日本産食品が姿を消す状況が続いておりましたが、昨年11月24日に一部輸入が再開されることとなり、徐々に輸入が再開されつつあります。
こうした状況を踏まえ、日中国交正常化40周年記念事業上海実行委員会の主催により、日本産食品の普及と日本ブランドのプロモーションを図る企画を実施することとしました。具体的には、日本産食品、特に日本文化とのつながりが深い日本酒のPRを行うこととし、「元気な日本」展示会とも連携して、同展示会に出展する蔵元の日本酒及びその日本酒が飲めるレストランを紹介する冊子及びWEBページを作成いたします。冊子は、「元気な日本」展示会の会場における各蔵元のブース等において配布し、またWEBは「ぐるなび」に特設ページを作成することとしております。
今回の日本酒PRは、高級日本酒と高級レストランを対象とし、比較的所得の高い層にハイエンドな日本食・日本酒を楽しむ機会を提供することを目指します。
なお、今回の日本酒PRには、日本全国から13の蔵元(日本酒製造業者)と上海市内の24のレストランが参加する予定です。