2010年9月3日(金)午前、当館広報文化センターに於いて、株式会社キャラ研代表取締役の相原博之氏による、日本の「キャラ文化」を紹介する講演会が開催されました。これは、9月3日~10月10日まで上海市対外文化交流協会・在上海日本国総領事館・国際交流基金の共催により、上海環球金融中心2Fで開催されている「“キャラクター大国、ニッポン”」展に先立ち、同氏によるキャラ文化の概要が披露され、日本人と中国人合わせて40名あまりの出席者が、熱心に講演に耳を傾けました。
相原氏は、講演の中で、日本のアニメ文化の発展の歴史や、鉄腕アトム、仮面ライダー、機動戦士ガンダム、ハローキティ、美少女戦士セーラームーン、ポケモンといった各時代を彩るキャラクターたちが誕生した背景、そしてそのキャラたちが経済、文化、生活など様々な面から日本人に与えた影響等について、画像を交えて紹介しました。
講演後の質疑応答では、日本の最新のプリクラ技術と現代人の身体的「リアル」感について、国や地域の文化的差異に合わせてキャラクターをカスタマイズすることの是非について、中国におけるキャラクター・デザインの現状と今後の可能性についてなど、来場者より様々な質問が出され、活発な意見交換が行われました。
講演される相原博之氏 |
当館平木場首席領事による挨拶 |