被供与団体：淮イン区徐溜中学校
供与金額：９１，５２５米ドル
契約署名日：平成１４（２００２）年２月２５日
完成日：平成14(2002)年9月24日
案件概要：淮安市は江蘇省中部の交通の要衝に位置する人口505万人の都市であり、周恩来総理の故郷。徐溜中学校は1959年に開校したが、校舎の大部分が開校当時に建築されたもので、著しく老化が進んでいた。2000年末、学区の調整が行なわれ当校に通う生徒数が倍増した。そこで新たに4階建て、建築面積2600㎡の新校舎を建設することになり、総工費約150万元のうち約半分の76万元を草の根無償によって供与した。2002年末の完工式で、生徒代表は「私達は日本の友人や関係者の皆様の期待に添えるようこの素晴らしい環境で一生懸命勉強し、自分達の行動で中日両国の友好のために貢献したい。」と述べた。現在、真っ白な校舎には「中日友好楼」の文字が刻まれている他、校舎内には「日本政府利民工程、91,525ドルの援助を受けて完成」と書かれたプレートが設置されている。
