
供与金額:44,832米ドル
契約署名日:平成3年11月14日
完 成 日:平成4年9月
案件概要:淮安市周辺の農村部では飲料水が汚染され、消化器系伝染病の発生率が他の地域に比べて極めて高かったことから、清安河沿いの15カ所の村落に100メートルの深水井戸を建設し、良質な飲料水を3.5万人(全市の約3%)の住民に供給する事業が計画された。最終的に事業規模が拡大し、草の根無償の供与額は総事業費の約15%となったが、地元には数カ所に「飲水思源」のプレートが設置され日本の援助が記念されている。現在、同市では80%以上の農民が上水道を使用するようになり、2005年までに全人口に普及させたいとしている。なお、同市は周恩来総理の出身地として知られ、多くの観光客が訪問している。