
供与金額:85,060米ドル
契約署名日:平成13年2月8日
完 成 日:平成13年11月27日
案件概要:
65年に開設された同福利院は、揚州市最大の児童福祉専門の施設として16歳以下の身体障害児童のリハビリや遺棄された幼児(ほとんどが女児)の収容を行ってきた。収容人数が増加する傾向になる中で、建物の老朽化が進み一部では倒壊の恐れが生じ、給湯設備が使用不可能になり暖房も停止したことから、ボイラー室の建て替えを決定しその費用約130万元のうち約70万元について草の根無償で供与することになった。
ボイラー室には大型の洗濯機と乾燥機が備えられ、100名近い孤児や300名を越える障害者は、1年中衛生的な生活を送ることができるようになった。また現在、市民政局等関係部門の支持を得て老人ホームの建設を中心とした第2期工事が行われている。