
供与額: 82,007米ドル
契約署名日:平成 17年(2005年)3月15日
完成日:未完成
案件概要:
朱村中心小学校がある銅陵県は、安徽省中南部に位置し、7鎮10郷184村からなり、人口は31.6万人である。昔から水害多発地域として知られており、1998年の大洪水では同県の学校計8,400平方メートルが浸水し、11,793ヘクタールの農地が被害を受けた。県の一人当たり平均収入は約1,000~1,800元で、主な産業は農業である。地方経済は立ち遅れており、財政は赤字続きで逼迫している。
県の中核小学校の一つである朱村中心小学校は1,200平方メートルの校舎を有するが、その内990平方メートルはD級危険建築物に認定されており、児童870名の安全が懸念されている。また、中国では近年、教育資源の有効利用等の目的から学校統廃合が進んでおり、当地では同県、周囲の学校6校(その多くは危険建築物)の児童計637人が朱村中心小学校に転校予定となっており、校舎が著しく不足する状態となっている。
今回の援助では、今後の生徒の増加数をも考慮し、4,300平方メートル、4階建ての校舎を建設する。本件の実施により、6校の児童及び教師1,000~1,300名が良好で安全な環境下で勉強することが可能になり、児童の教育?就学環境が大きく改善される見込みである。
【安徽省銅陵県朱村鎮中心小学校教学棟建設計画】

供 与 額:70,570米ドル
契約署名日:平成15(2003)年2月20日
完 成 日: