総領事館の活動
令和3年5月28日
【活動報告2021年3月】
磯俣大使の紹興出張
3月31日、磯俣大使は、「2021年東アジア文化都市・紹興活動年」開幕式において挨拶を行いました。東アジア文化都市は、2012年から日本、中国、韓国の3か国からそれぞれ選定された都市が文化芸術事業を年間を通じて実施するもので、中国では2021年は紹興市と敦煌市が東アジア文化都市として選定されています(日本は北九州市)。国家文化旅遊部副部長を始め、浙江省、紹興市政府関係者等約160名が出席しました。


開幕式に先立ち、磯俣大使は、盛閲春・紹興市市長と会見した。磯俣大使からは、紹興市が紹興活動年で掲げている「大禹、王羲之、王陽明、魯迅、黄酒(紹興酒)」の5つのブランドはいずれも日本でなじみの深いものであり、今後「東アジア文化都市」という枠組みも活用して更なる人的交流・文化交流を進めていきたいと述べるとともに、経済面では、同市が現在進めている「長江デルタに融合し、大上海と結合する」という戦略の中で、特に外資企業の協力を期待する分野があれば、企業向けの積極的な情報提供を期待する等述べました。
出張の機会を利用し、紹興日商クラブの代表企業4社と意見交換を行いました。


天皇誕生日祝賀レセプションの実施
3月30日、当館は、令和3年天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。上海市、江蘇省及び安徽省の各地の政府関係者、中塚潤一郎・上海日本商工クラブ理事長をはじめ、日中両国の企業関係者、教育・文化関係者等、約160名の出席を得ました。
磯俣大使は、挨拶の中で、例年とは違った形ではあるものの、今年本レセプションを開催し、出席者と共に天皇誕生日を祝賀できることを喜びたいとして、開催に当たっての多くの関係者の理解と支持への謝意を述べ、また着任2年来の取組や今後の日中交流推進に係る考え等を紹介しました。


徐静波・復旦大学教授による京都の食文化に関する講演
3月28日、上海交通大学出版社と共催で、徐滙区にある鐘書閣にて復旦大学日本研究センター副理事長の徐静波教授による講演会を実施しました。同教授は自身の日本滞在経験を基に京都に関する書籍を出版しており、今回はその中から特に食文化をテーマに講演を行いました。150名の募集枠はすぐに定員に達したほか、講演後に行われた聴衆とのやり取りも活発で、京都、ひいては日本文化への関心の高さがうかがえました。


昆山・周市桜祭り
3月27日、福田経済部長は昆山市周市桜園で開催された昆山市周市鎮人民政府主催による第13回昆山・周市桜祭りに出席しました。昆山市周市鎮も外資誘致の歴史は長く、同地に拠点を置く日系企業は70社を超えています。周市桜祭りは、同地における日中両国の親睦と交流推進を目的に途切れることなく開催されてきており、今回も昆山市政府代表者や周市鎮に拠点を置く日系企業の代表者も出席して、同地を含め昆山市における日中交流の更なる発展・深化への期待が表明されました。なお、周市桜園はソフトボール場も備えており、今年以降、桜園も拡張の予定があります。


磯俣大使の無錫国際花見ウィーク及び日中桜友誼林建設34年記念イベント出席
3月25日、磯俣大使は2021無錫国際花見ウィーク及び日中桜友誼林建設34年記念イベントに参加するため江蘇省無錫市を訪問し、黄欽・無錫市委書記と会見を行ったほか、友誼林開園式及び開幕式で挨拶を行いました。本イベントは桜の植樹を通じて30年以上継続されてきた日中民間交流イベントで、数年前からは日中に留まらず国際的な民間交流のプラットフォームともなっています。

在外公館長表彰(上海交通大学日本研究センター)の実施
3月22日、総領事公邸において、上海交通大学日本研究センターに対して、在外公館長表彰を行いました。2019年3月以来、同センターと当館の共催で「創新・共創(innovation×co-creation)」フォーラムを3回実施してきており、日中が共に直面する社会的課題についての協力の推進、知的財産保護の推進、イノベーション志向の日中産官学ネットワークの形成・促進等の多くの成果を生み出していることに謝意を表明しました。

趙一飛・上海交通大学・副教授による感染症の歴史に関する講演
3月20日、「感染症の世界史」(著者:石弘之)の翻訳者である趙一飛・上海交通大学安泰経済・管理学副教授による講演を当館多目的ホールで行いました。講演では冒頭に著者の石弘之氏からのメッセージが放映された後、趙副教授より、地球環境の歴史と感染症流行の関係、感染症の歴史や感染症流行の周期性等について紹介しました。

3月25日、磯俣大使は2021無錫国際花見ウィーク及び日中桜友誼林建設34年記念イベントに参加するため江蘇省無錫市を訪問し、黄欽・無錫市委書記と会見を行ったほか、友誼林開園式及び開幕式で挨拶を行いました。本イベントは桜の植樹を通じて30年以上継続されてきた日中民間交流イベントで、数年前からは日中に留まらず国際的な民間交流のプラットフォームともなっています。


在外公館長表彰(上海交通大学日本研究センター)の実施
3月22日、総領事公邸において、上海交通大学日本研究センターに対して、在外公館長表彰を行いました。2019年3月以来、同センターと当館の共催で「創新・共創(innovation×co-creation)」フォーラムを3回実施してきており、日中が共に直面する社会的課題についての協力の推進、知的財産保護の推進、イノベーション志向の日中産官学ネットワークの形成・促進等の多くの成果を生み出していることに謝意を表明しました。


趙一飛・上海交通大学・副教授による感染症の歴史に関する講演
3月20日、「感染症の世界史」(著者:石弘之)の翻訳者である趙一飛・上海交通大学安泰経済・管理学副教授による講演を当館多目的ホールで行いました。講演では冒頭に著者の石弘之氏からのメッセージが放映された後、趙副教授より、地球環境の歴史と感染症流行の関係、感染症の歴史や感染症流行の周期性等について紹介しました。


中華料理と日本酒のペアリングイベント
3月13日、リビエラ松鶴楼にて、福岡県上海事務所が主催する「県産酒と中華料理のペアリングパーティー」が開催され、福田経済部長ほか関係領事が出席しました。同イベントは中華料理と日本酒のペアリングをテーマとしたもので、上海の高級中華料理店の経営者や総料理長ら約30人が招かれ、参加者からは「組み合わせにより中華料理の味を引き立たせる日本酒があることを発見できた」「原料がお米の日本酒は中華料理に合う」などの声があがっていました。、このような取り組みが日本酒の新たな市場開拓の突破口となることが期待されます。

3月13日、リビエラ松鶴楼にて、福岡県上海事務所が主催する「県産酒と中華料理のペアリングパーティー」が開催され、福田経済部長ほか関係領事が出席しました。同イベントは中華料理と日本酒のペアリングをテーマとしたもので、上海の高級中華料理店の経営者や総料理長ら約30人が招かれ、参加者からは「組み合わせにより中華料理の味を引き立たせる日本酒があることを発見できた」「原料がお米の日本酒は中華料理に合う」などの声があがっていました。、このような取り組みが日本酒の新たな市場開拓の突破口となることが期待されます。



磯俣大使の留日同学会桜植樹活動出席
3月13日、上海市欧米同学会留日分会(留日同学会)と上海日本商工クラブが新虹橋中心花園にて開催した第11回中日友好・桜植樹活動に磯俣大使が出席し、挨拶を行いました。同学会や商工クラブの会員など約80名が桜の木を植え、花見をしながら交流をしました。この植樹活動は2009年から虹口の魯迅公園で行われていましたが、昨年より新虹橋公園で行っております。


磯俣大使の上海行政学院視察
3月10日、磯俣大使は招きに応じて上海行政学院を訪問し、梅麗紅・同校副校長との会見及び校内の視察を行いました。同校は主として上海市内の党幹部及び公務員の研修施設であり、毎年約5万人が研修を受けているとのことです。校内には記者会見やインタビュー等のメディアトレーニングや金融オペレーション研修のための施設があり、実践的なトレーニングが可能となっています。会見の際、先方からは日本の研修機関やシンクタンクとの交流を強化していきたいとの意向が示されました。


磯俣大使の蘇州高新区出張
3月9日、蘇州市高新区において「蘇州高新区春季対日協力交流会及び日系企業600社突破記念式典」が開催されました。磯俣大使は来賓として出席し、ソリューション志向の質の高い日中企業間パートナーシップを促進していくため、蘇州市政府との協力の下、長江デルタ地域等の両国企業の参加を得た官民対話のメカニズムを近く設立し、健康産業に関して実務的な議論を進めていくこと等を内容とする挨拶を行いました。


草月展
3月3日から6日にかけて、博華広場にて草月流上海支部主催の花展が行われ、開幕式に西野広報文化部長(当時)が出席して挨拶をしました。同花展は毎年実施されており、今回は「春の訪れ」をテーマとして当地にて草月流生け花を学ぶ会員の作品が約30展示されました。


