総領事館の活動

令和3年1月18日
【活動報告2020年10月】
 
「論語と算盤」シンポジウム
  10月30日、磯俣大使は、上海テレビ局紀実チャンネル(ドキュメンタリー専門チャンネル)及び上海市留学人員連合会主催の「論語と算盤」シンポジウムに出席し、「論語」の日本の学校教育における活用や日本の企業文化における受容等について説明しました。
  本会は、渋沢栄一著「論語と算盤」を題材にしつつ、日本人に論語とその精神が広く受け入れられていることについて、各分野著名人への取材・インタビューを通じて紹介した上海テレビ局のドキュメンタリー番組をきっかけとして実施されたものです。
  上海テレビ局関係者、当地日本研究者、日系企業関係者等が出席し、日本における論語の普及の背景や論語の思想等についての解説及び積極的な意見交換が行われました。
 

天目里(杭州)開業記念式典
  10月18日、西野広報文化部長は、杭州のアート・商業複合施設である天目里の開業記念式典に出席しました。同施設には中国初の出店で中国でも関心が高い蔦屋も入居しており、多くの来店者がありました。
   

「1万人の日本人観光客が詩画浙江に入る」
  10月17日、福田経済部長は、杭州市で開催された浙江省文化旅遊庁主催による「1万人の日本人観光客が浙江を巡る」をテーマとした式典に出席し、日本側を代表して挨拶しました。浙江省では、今後1~2年の間に日本人観光客1万人を誘客する計画があり、本式典は当該計画のキックオフセレモニーと位置づけとのことです。なお同日は、当館が後援した当地日系旅行会社3社協働による「がんばろう浙江!(無料ツアー)」も催行されており、日本人駐在員約300名が本式典に参加しました。
   

磯俣大使講演
  10月17日、磯俣大使は、当館多目的ホールにて、日中交流活動等を行っている日本とゆかりのある中国人で構成される団体「一期一会」のメンバー等を対象にした講演会を行いました。近年の国際環境の変化と新型コロナウィルス感染症による影響、日本外交と今後の日中関係等について講演し、講演後には簡単な交流会も行われ、活発な意見交換の場となりました。
 

上海税関長往訪
  10月14日、磯俣大使は、上海税関にて高融昆・上海税関長と意見交換を行いました。意見交換には上海日本商工クラブ理事長も加わりました。大使からは、当地日本側関係者と上海税関との定期協議に関する提案を行うと共に、ビジネス環境の改善や日中間の経済関係推進のために双方が協力していくことの重要性等を述べました。税関長からも、今後も日中間の経済貿易関係を推進していきたく日本側関係者と連携したい等の発言がありました。