総領事館の活動

令和6年10月17日
【活動報告2024年9月】

 

副総領事は「日本の大学生100名中国訪問事業」歓迎式典に出席しました
  9月1日、副総領事の竹中惠一は、「日本の大学生100名中国訪問事業(上海訪問)」の歓迎式典に出席しました。同事業は、在中国日本国大使館主催、新民晩報社、東方新報社、上海外灘芸術中心等の共催により実施されました。
  副総領事は挨拶の中で、日中の首脳間では、両国の未来を担う青少年交流を含む国民交流の拡大を後押ししていくことが謳われており、大学生が心に残る大きな成果を収めることを期待すると述べました。
  同事業は本年3月の成都訪問に次いで行われ、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、千葉大学、九州大学から46名の学生が上海を訪問し、約1週間かけて上海の各大学の学生との交流や中国の都市開発、最新の科学・産業技術等を体験し、現在の中国への理解を深めました。
 
 
「2024年上海交通大学日中青年エリートサマープログラム」の大学生が当館を訪問しました
  9月4日、「2024年上海交通大学日中青年エリートサマープログラム(※)」に参加している東京大学、東京工業大学、東北大学、名古屋大学の学生が当館を訪問しました。
  初めに、副総領事の竹中惠一から、日中間の文化、経済、青少年交流や日中共通の課題に対する取り組み等について講演しました。
  続いてグループディスカッションを行い、「上海の数日間で気が付いたこと」をテーマに、街中や大学構内、学生との交流等で気づいたこと、印象に残ったことを話し合い、発表しました。
  最後に、広報文化部長の長谷川綾子から、当館の広報文化センターを紹介しました。
 
※日本の大学生が、1週間にわたり、中国語の学習や上海交通大学の学生との交流活動等を通じて、中国に対する理解を深め、日中の架け橋となることを目指すものです。
  

 
 
鹿児島国際大学の大学生が当館を訪問しました
  9月9日、鹿児島国際大学の学生及び指導教授等計8名が当館を訪問しました。初めに、副総領事の竹中惠一から、日中間の文化、経済、青少年交流や日中共通の課題に対する取り組み等について講演しました。
  次に、学生たちは自己紹介を含め、今回の訪中に対する感想等について順番に発言し、質疑応答が行われました。学生たちからは、中国の文化、語学、ゲーム等幅広い分野への関心が示されました。
  最後に、領事の神田将司から、当館多目的ホール及び広報文化センターについて紹介を行いました。
 
 
総領事は上海日本人学校を訪問しました
  9月24日、総領事・大使の岡田勝は、上海日本人学校虹橋校、浦東校及び高等部を訪問し、学校概要、特色ある取組等の説明を受け、安全対策等について意見交換を行うとともに、学校の授業(外国語、国語、数学、音楽、プログラミング等)及び施設(プール、体育館、図書室等)を見学しました。
  休み時間には、児童生徒たちの間で大きな声で挨拶を交わしていました。
   

  
 
総領事はウォーカー駐上海米国総領事と懇談しました
  9月26日、総領事・大使の岡田勝は、着任挨拶を兼ねて駐上海米国総領事館を訪問し、スコット・ウォーカー総領事と懇談しました。
  懇談にて、総領事は、今後も両総領事館の間で領事、経済、文化交流等、様々な分野で協力していきたい旨発言し、双方は今後も定期的に意見交換をすることで一致しました。

 
総領事は上海交通大学で開催された「「創新・共創」日中企業イノベーション協力フォーラム」に出席しました
  9月27日、上海交通大学において、当館及び上海交通大学の共催により「「創新・共創」日中企業イノベーション協力フォーラム」が開催されました。本フォーラムは、日中の企業間のイノベーションの取組を促進するために継続的に開催しており、今回は「生成AIの活用による日中ビジネスの変革と展望」と題して開催され、日中合わせて75超、280名超が参加しました。
  総領事・大使の岡田勝は、開幕挨拶にて、デジタル化のイノベーションの果たす役割の大きさに触れ、日中双方がアイデアを持ち寄って社会課題の解決策を導いていく、同時に、両国が率先して安全で信頼できるデジタル空間の発展に取り組んでいくことの重要性を指摘しました。その上で、今回のフォーラムで相互理解を更に深め、新たなニーズを掘り起こし、日中間の新たなエコシステム構築の足がかりとなることへの期待を述べました。
  その後の基調講演やパネルディスカッションでは、日中双方の企業から、生成AIのビジネスにおける活用の成功事例、ベストプラクティスを発表するとともに意見交換を行い、同分野での日中ビジネスの今後の可能性を探りました。