総領事館の活動

令和8年8月3日
【活動報告2026年6月】

 

総領事は日本人留学生と懇談しました
 6月1日午後、総領事・大使の岡田勝は、当館多目的ホールにおいて、中国で学ぶ日本人留学生と懇談をしました。
    総領事は、留学生の皆さんに御挨拶するとともに、勉強や生活の状況について質問しました。また、自身の経験や外交官の仕事について紹介した上で、日中関係の発展の歴史及び総領事館の管轄地域の概要について説明しました。総領事は、「百聞は一見に如かず」であり、留学生の皆さんにおかれては、中国の真の姿を深く理解し、両国の人々の交流に貢献してほしい、と強調しました。
    留学生の皆さんは、総領事の話を真剣に聞いた後に積極的に発言し、勉強や生活についての状況について述べるとともに、日本社会における中国に対する見方、日系企業の当地における活動状況、通訳の仕事についての詳細等の話題について多くの質問をしました。総領事は真剣に聞いた上で、一つ一つ回答しました。懇談は所定の時間を大きく超え、和やかな雰囲気の中で積極的な議論が行われました。


総領事は「第2回中日長潤養老産業サミット・第1回中日養老新商品発表会」に出席しました  
    6月2日午前、総領事・大使の岡田勝は、上海において開催された「第2回中日長潤養老産業サミット・第1回中日養老新商品発表会」に出席し挨拶しました。福岡県の日系企業をはじめ多くの関係者が今回の活動に出席しました。
    総領事は挨拶の中で次のとおり述べました。
    近年、中国では、シルバー経済への関心が益々高まっています。中国より30年先立って高齢化社会に入った日本では、政府が高齢化社会に対応する政策を推進し、それに併せて企業が様々な商品やサービスを開発・供給しています。日系企業の商品やサービスの強みは、自立支援、健康寿命の延伸といった理念に基づいて設計された高い品質です。このような商品やサービスは、急成長する中国のシルバー経済市場の需要にしっかりと応えていくものになると考えています。
    特に、福岡県は、中国に地理的に近く、古くから中国との交流が盛んな地域です。また、養老分野において豊富な経験と高い技術力を持つ企業が多く、中国のシルバー経済市場への事業展開について、大きな強みを有していると考えています。福岡県企業を始めとする日系企業が、長潤養老グループを始めとするパートナー企業と互いの強みを活かしながら協力し、今後も益々、御発展されることを心より期待します。当館としても、引き続き福岡県企業の皆様を始めとする日系企業の御発展を最大限支援して参ります。
  
 
当館は総領事公邸において伝統麹醸造文化交流レセプションを開催し、総領事は多大なる貢献をされたお二人の方に日本伝統酒文化振興賞を授与しました
    6月2日午後、当館は総領事公邸において伝統麹醸造文化交流レセプションを開催しました。総領事・大使の岡田勝は、レセプションに出席し挨拶しました。総領事は挨拶のあと、多大なる貢献をされたお二人の方に日本伝統酒文化振興賞を授与しました。上海の飲食業界及び関係者の約40名が今回の活動に出席しました。
    総領事は挨拶の中で次のとおり述べました。
    2024年12月5日に「日本の伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。これを契機として、昨年当館では日本伝統酒文化振興賞を設けました、本日は、日本伝統酒文化振興に多大なる貢献をされたお二人の方に賞状を授与いたします。
   本日のレセプションでは、日本の伝統的醸造技術の重要な一部である「麹」に焦点をあて、日中醸造文化の共通点と異なる点についての認識を深めていただきます。皆様におかれては、本日の行事を通じて、日中両国の麹技術が作り上げる日本酒と紹興酒という東洋の二大美酒を味わっていただき、日中両国の美酒が織りなす「東洋究極のペアリング」という新たな飲食文化を創造したいと思います。今後、日本酒と紹興酒という共にアジアを代表する美酒が更に発展することを願います。
    冒頭挨拶後、総領事は、多大なる貢献をされた趙剛氏と劉柳氏に日本伝統酒文化振興賞を授与しました。受賞者のお二人は、それぞれ挨拶をされました。
    基調講演では、本レセプションのために日本から上海を訪問された日本酒造組合中央会理事の宇都宮仁氏、紹興酒ジャパン株式会社代表取締役社長の夏良根氏からそれぞれ、日本が誇る伝統麹と清酒造りについて、中国が誇る伝統麹と黄酒造りについての御講演をいただきました。
    さらに、本レセプションでは当館が誇る在外公館料理人である藤井達矢料理人、元国税庁鑑定官として清酒醸造技術の専門的知識・経験を持つ諸橋一樹領事が共同で開発した日式融合料理と清酒、黄酒のペアリングコースを招待者に実際に体験していただきました。この催しは、日中両国の美酒が織りなす「東洋究極のペアリング」という新たな飲食文化創造へ挑戦する第一歩となりました。
 

 

 

 

 
 
「遠州流茶道と抹茶文化体験会」を開催しました
    6月6日午後、当館多目的ホールにて、当館と遠州流茶道との共催にて「遠州流茶道と抹茶文化体験会」を開催しました。総領事・大使の岡田勝が参加し挨拶するとともに、中川宗津・遠州流茶道家元参与や茶道愛好家など約50名が参加しました。
    総領事は、挨拶にて以下のとおり述べました。まず始めに、日本から中川宗津師範をはじめとする茶道の先生にお越しいただき、当館にて講演とお茶会を開いていただき感謝を申し上げます。
    遠州流は、江戸時代初期の大名茶人である小堀遠州が流祖であり、今日に至るまで400年あまりの歴史を誇る由緒ある茶道の流派です。
    日本の美意識を表す言葉に詫び寂びがあります。詫び寂びとは、素朴さや静けさの中にある美しさを意味します。遠州流茶道の真髄は「綺麗さび」と称されています。詫び寂びの精神に美しさ、明るさ、豊かさを加えたことに由来し、その「綺麗さび」独自の格調高い華やかさは、茶道に留まらず建築、庭園等様々な分野に広がり、今日の日本の伝統文化を彩っています。
    本日の活動を通じて、茶道及びその背景にある日本文化について理解を深めていただき、両国間の茶文化交流の発展につながれば幸いです。
    続いて、中川宗津・遠州流茶道家元参与が講演をされ、遠州流茶道「綺麗さび」の理念に至る日中茶文化交流の歴史について紹介しました。参加者は遠州流茶道講師らによるデモンストレーションを鑑賞し、点茶を体験しました。参加者からは、遠州流茶道を深く体験できたことの喜びや、今後もさらに学びを深めたいという感想が寄せられました。
   

   

総領事は2026年杭州日本商工クラブ総会に出席しました
    6月10日午後、総領事・大使の岡田勝は、浙江省杭州市で開催された2026年杭州日本商工クラブの総会に出席し、挨拶しました。陶山貴一郎・杭州日本商工クラブ会長、天野真也・日本貿易振興機構上海事務所首席代表並びに杭州日系企業の代表等約110名が出席しました。
    総領事は挨拶において、すべての日系企業の方々に心からの挨拶と敬意を表した上で、次のとおり述べました。
    杭州は多くの日系企業が集まる日中経済関係の重要な都市のひとつであり、杭州日本商工クラブの登録会員企業では140近くの企業がこの地で事業を展開しておられます。総領事館といたしましては、引き続き全力で在留邦人の皆様の安全を確保し、日系企業の経済活動を御支援して参ります。杭州日本商工クラブの益々の御発展を祈念いたします。
 

イベント「病は歯から~歯周病と認知症の関係~」を開催しました
    6月10日午後,門貴司・北海道医療大学歯学部教授をお招きし,当館多目的ホールでイベント『病は歯から~歯周病と認知症の関係~」』を開催しました。
    イベントでは,門教授から歯周病や認知症とはそもそもどのような病気なのかについて説明があった上で,歯周病が糖尿病や誤嚥性肺炎,動脈硬化性疾患といった全身の疾患とも一定の関連性を有することが明らかにされました。
    その上で,歯周病は年齢だけで自然に起こるものではなく,しっかりと歯垢を除去すれば予防や管理が可能であり,日々のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンス(プロフェッショナルケア)の両方が大切であることが参加者に伝えられました。
    参加者からは歯磨きの仕方や使用する道具の選び方・組合せ方といったセルフケアに関わるものから歯周病の先端治療といったプロフェッショナルケアに関わるものまで多くの質問が寄せられ,歯の健康に対する関心が非常に高いことが伺われました。

 
総領事は新しく着任したタン・チー・キン在上海シンガポール総領事と懇談しました
    6月11日午後、総領事・大使の岡田勝は、総領事公邸にて新しく着任したタン・チー・キン(Tan Chee King)在上海シンガポール総領事と懇談しました。懇談にて、総領事は、タン総領事の上海着任を歓迎しました。双方は共通の関心事項について意見交換を行い、今後も引き続き両総領事館間で連絡を取り合っていくことで一致しました。
 
 
総領事は華道いけばな草月流上海支部を訪問しました
    6月下旬、総領事・大使の岡田勝は、上海EKA天物憶倉芸術空間に所在する華道いけばな草月流上海支部を訪問し、展示会「Art Deco Confluence」の作品を鑑賞しました。 総領事は、草月流上海支部長の千景先生から、1920年代から1930年代にかけて発展した装飾美術様式であるアート・デコに合わせて制作した作品に関する説明を受けました。また、総領事から、来年3月19日から2027年国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」が神奈川県横浜市で開催されます、華道を通じた日中文化交流の更なる発展を祈念しております、と述べました。
  
 
総領事はコンシェルジュ上海主催の「つながるビジネス会」で講演しました
    6月25日午後、総領事・大使の岡田勝は、グランドメルキュール虹橋上海で開催されたコンシェルジュ上海主催の「つながるビジネス会」に出席し、挨拶を行いました。また、「最近の中国経済情勢と日中関係」をテーマとした講演を行いました。当日は、日系企業をはじめ幅広い業界の方々、約130名が参加されました。
    総領事は挨拶において、上海市は政治的に非常に重要であると同時に、経済面及び文化面においても非常に重要な国際経済文化都市であり、長期にわたり上海で活躍してこられた各界の皆様の貢献は非常に大きい旨述べ、総領事館として日系企業の経済活動及び交流活動に対し引き続き最大限の御支援を行っていく旨を強調しました。
    また、講演では、現在の華東地域における経済情勢、上海及びその周辺地域と日本との関係等について説明しました。講演後は、参加者の皆様との間で活発な意見交換が行われました。
  
 
総領事は第28回華東地域日商倶楽部懇談会に出席しました
    6月26日、総領事・大使の岡田勝は、浙江省杭州市にて行われた第28回華東地域日商倶楽部懇談会に出席し、挨拶しました。
   挨拶において、総領事は、総領事館として在留邦人の皆様の安全確保、そして日系企業の皆様の活動への御支援のため、皆様と引き続き連携していきたい旨述べました。
    懇談会では、各地の日商倶楽部の代表者から、各地の活動状況や最新のビジネス環境等について説明がありました。
    華東地域日商倶楽部懇談会は、上海市、江蘇省、浙江省、安徽省に所在する日系商工倶楽部等の代表者が定期的に意見交換を行う場であり、開催地の商工倶楽部及びJETRO上海が共催しています。
    今回の懇談会には、20の加盟団体のうち、13の商工倶楽部等及び中国日本商会(北京市所在)が参加しました。
 
 
総領事は「2026年 上海・大阪交流少年サッカー教室」を参観し挨拶しました
    6月27日午後、総領事・大使の岡田勝は、上海市内で開催されたOLD BOYS FC主催の「2026年 上海・大阪交流少年サッカー教室」を参観し、挨拶を行いました。
    同イベントには、日中の小学生約100名が参加し、ガンバ大阪の宮本泰祥コーチ、藤田透生コーチから指導を受け、サッカーを通じて交流を深めました。ガンバ大阪の竹井学執行役員も参観されました。
    総領事は挨拶の中で次のとおり述べました。ガンバ大阪の一流のコーチの先生方におかれては、日本から遠路はるばる上海にいらっしゃり、サッカー教室を開いてくださり、本当にありがとうございます。本日は皆様の熱気に深い感銘を受けております。サッカーを通じて、日本と中国の人々が、お互いの理解を深め、友情が育まれていくことを心から願っています。

 
総領事は日本人留学生と懇談しました
    6月30日午後、総領事・大使の岡田勝は、当館多目的ホールにおいて、上海外国語大学で留学中の同志社大学の学生と懇談をしました。
    総領事は、留学生の皆さんに御挨拶するとともに、勉強や生活の状況について質問しました。留学生の皆さんからは、上海での勉強や生活の状況について話がありました。
    総領事は、「百聞は一見に如かず」であり、留学生の皆さんにおかれては、中国の真の姿を深く理解し、両国の人々の相互理解に貢献してほしい、と強調しました。
    その後、領事の神田将司は、留学生の皆さんへ総領事館の仕事の概要や上海の状況について紹介しました。