総領事館の活動
総領事は2025年第1回山下湖(国際)開貝祭開幕式に出席しました
10月1日、総領事・大使の岡田勝は、浙江省諸曁市山下湖鎮で開催された2025年第1回山下湖(国際)開貝祭開幕式に出席しました。開幕式には、周向軍・浙江省商務庁庁長、施惠芳・紹興市委書記、金進富・諸曁市委書記が出席し、挨拶しました。
「真珠のように最も輝くあなたに出会う」をテーマに文化、観光及び産業体験を融合させた本イベントは、国際的影響力を持つ真珠の祭典となっています。

総領事は第37回上海市市長国際企業家諮問会議に出席しました
10月12日、総領事・大使の岡田勝は、上海市世界会客庁で開催された第37回上海市市長国際企業家諮問会議に出席しました。同諮問会では、陳吉寧・上海市委員会書記が挨拶を行い、龔正・上海市委副書記・市長がテーマ報告を行いました。
総領事は、上海市指導者による発言及び各国企業代表の発表を傾聴するとともに、会議に参加した日系企業代表および各国総領事らと意見交換を行いました。
会議期間中、総領事は上海市指導者に対し、上海市政府による長年にわたる在上海邦人の生活や日系企業の活動に対する関心及び支援に対し感謝の意を表し、今後も引き続き支援していただきたい旨述べました。

総領事は『都市サンプル‐西バンドと渋谷の共通性』新刊発表会への出席しました
10月13日、総領事・大使の岡田勝は日建設計主催の『都市サンプル‐西バンドと渋谷の共通性』新刊発表会に出席し、挨拶をしました。
総領事は挨拶で以下のとおり述べました。
「『都市サンプル‐西バンドと渋谷の共通性』新刊発表会」の開催及び発行にお祝い申し上げます。
日建設計は日本を代表する設計事務所として、数多くの実績を誇っており、日本国内では、都市の顔とも言えるランドマークから、市民に親しまれる公共施設に至るまで、その活動は幅広く、日本の都市景観を豊かに彩ってきました。また、日本国内にとどまらず、早くから海外に注目し、特に中国においては、北京から広州まで数々のプロジェクトに取り組んできました。
上海において、陸家嘴の中国銀行ビルをはじめ数多くの実績を持ち、その中で注目すべきは本イベントのタイトルにもなっている西バンドです。上海市の中心を流れる黄浦江の南西に位置し、都市再生の取組が進められているこのエリアは、日夜目まぐるしく情報が行き交う上海の中でも常に注目を集め続けています。本イベントのテーマである西バンドにおける「立体都市の創造」と「文化とテクノロジーの融合」は見事であり、外を歩けば風と水を感じる大変心地の良い空間になっています。
東京や上海は、今やアジアの枠を超えて、世界的な国際経済都市に発展しており、本イベントを1つの契機として、都市更新の分野における日中両国のつながりが深まることを期待しています。

総領事は中智主催の在中日系企業研討会に出席しました
10月15日、総領事・大使の岡田勝は、ミスミ(中国)奉賢新園区で開催された中智日本企業倶楽部・智櫻会主催「共創時代下在中日系企業の着実な再発展に向けたクローズド研討会」に出席し、「日中関係と上海から見た中国経済」というタイトルで講演しました。
総領事は、講演の冒頭で、閉幕したばかりの大阪・関西万博を振り返りつつ、多くの中国の人々からの支援に感謝の意を述べました。
総領事は日中関係の発展の歴史を振り返り、日中友好事業へ携わった自身の経験を共有し、中国経済の発展の方向性に関する自身の見解を述べました。また、総領事は日系企業のリーダーの言葉を引用し、中国のように急速に変化し競争が激しい環境で鍛えられた日系企業こそが、世界で活躍する競争力を得ることができる旨述べました。また、高齢化、グリーン経済、デジタル化といった分野において、日系企業と中国企業の間には広大な協力の余地がある旨述べました。
総領事は、当館の最も重要な任務は在留邦人の安全を確保し、日系企業の活動を支援することである旨述べました。また、日中両国は長年にわたり人的交流を通じて緊密な関係を築いてきており、人的交流をさらに促進し相互理解を深めるために、当館が両国の各分野での交流を全力で支援する旨述べました。

総領事は著名な写真家馮学敏先生にお会いしました
10月15日、総領事・大使の岡田勝は、総領事公邸にて著名な在日中国人写真家の馮学敏先生にお会いしました。
総領事は、馮学敏先生との面談の中で、同氏が長年にわたり、写真作品を通じて日中両国の民間文化交流の促進及び両国民間の相互理解の促進に多大な貢献をされてきたことに対し深い敬意を表しました。
馮学敏先生は上海出身、日本に38年間在住されている著名な写真家です。日中両国で数多くの写真展を開催しており、両国の人々から広く歓迎されています。


総領事は桃李集団創立30周年記念式典に出席しました
10月17日、総領事・大使の岡田勝は、上海で開催された桃李集団創立30周年式典に出席し、挨拶しました。
総領事は、桃李集団の創立30周年及び桃李上海研究開発センターの落成に祝意を述べるとともに、中国の食品消費市場は食の多様化が進んでおり、ベーカリーやカフェチェーンの発展がめざましい点について指摘しました。また、桃李集団は、創立以来、「美味、健康、高品質」の理念を堅持し、中国におけるパン文化の普及に重要な基礎を築きました。特に、中国においてまだパン文化が普及していなかった時期において、消費者に手に取りやすい価格でパンを提供する重要な役割を担い、パンを食する文化の普及に重要な貢献をされた旨を述べました。
また、総領事は、日本のパン業界は非常に多種多様であり、様々な企業がパンの原料から製造、保存まで品質と技術へのこだわりを持って活動しており、桃李集団は多くの日系企業からパンについて学び、現在も多くの日系企業から原料や製造設備を採用している旨を述べました。その上で、今後とも日系企業の製品を活かし、日系企業の製造する商品の良さや安心安全の取組を桃李集団から中国の方々へ広めていくことへの期待を述べるとともに、今後のベーカリー分野での日系企業支援、日本の企業と中国の企業が連携してお互いの強みを活かせる交流を引き続き支援していくと述べました。

総領事は「内山完造と日中友好」展覧会開幕式に出席しました
10月19日、総領事・大使の岡田勝は、上海市人民対外友好協会主催の「内山完造と日中友好」展覧会開幕式に出席し、挨拶しました。上海市虹口区人民政府、岡山市日中友好協会、内山書店をはじめとする関係者約80名が開幕式に出席しました。
総領事は、本開幕式において以下の挨拶をしました。
上海内山書店は、1917年に創設されました。そしてこの上海内山書店を舞台に、内山完造先生を通じた魯迅先生を始めとする当時の日中知識人の間の文化交流は、日中民間文化交流史の中でも最も美しいエピソードの一つとなっています。このような交流がここ上海で行われたこと、その精神が今日にも引き継がれ、本日こうして展覧会が盛大に開催されますことを上海にいる日本総領事として大変感慨深く思っています。
私自身、北京の大使館勤務時代、そして昨年の9月に総領事として上海に着任して以降も、魯迅記念館や旧内山書店を訪れ、虹口区の皆様と深く交流を行ってまいりました。
習近平主席はかつてこのように言っています。「中日友好の基礎は民間にあり、中日関係の前途は両国人民の手にある」。私も建設的かつ安定的な日中関係を構築するには、両国国民間の交流をさらに一層拡大させなければならないと考えています。今回の展覧会を通じて、いま一度先人達の間で行われた感動的な交流に想いを馳せたいと思います。
開幕式では、陳靖・上海市人民対外友好協会会長、姜愛鋒・虹口区人民政府副書記、土井章弘・岡山市日中友好協会会長、及び内山深・内山書店社長も挨拶しました。

総領事は「江蘇省日本商工会・日商クラブ総領事杯争奪戦」ゴルフコンペ懇親会に出席しました
10月19日、総領事・大使の岡田勝は江蘇省常州市で開催された「江蘇省日本商工会・日商クラブ総領事杯争奪戦」ゴルフコンペ昼食懇親会に出席し、挨拶しました。南京、丹陽鎮江、蘇州、常州、南通、昆山、常熟の7か所の日本人組織の日系企業代表者約60名が出席しました。
総領事は、自分はゴルフコンペには参加しなかったが、この懇親会に出席できて大変嬉しい、と述べた上で、会場に集まった日系企業の代表者の方々に御挨拶し、敬意を表しました。
総領事は、総領事館の最も重要な任務は在留邦人の方々の安全確保と日系企業の活動への御支援であり、引き続き江蘇省内の全ての日本人組織と密接に連携しながら、共にビジネス環境の更なる改善に取り組みたい、日中関係の更なる発展を期待します、と述べました。
総領事は団体戦で優勝した南通日本人会へ優勝トロフィーを授与しました。

日本短編映画上映会を開催しました
10月19日、当館多目的ホールにて、VITA SHORTSと当館の共催で「日本短編映画上映会」を開催しました。
本イベントでは、SHORTS SHORTS FILM FESTIVAL&ASIAとの特別企画を含む短編映画計10作品を上映し、同映画祭エグゼクティブ ディレクターを務める東野正剛監督からビデオメッセージをいただきました。
SHORTS SHORTS FILM FESTIVAL&ASIA は、1999年に日本で創設された、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭です。
また、「知らない人」の張鈺監督と「川面に聴く」の藤森圭太郎監督にご登壇いただき、上映映画の制作秘話や映画制作に対する思いをお話しいただきました。
本年は映画誕生から130年目という節目の年です、映画を通した日中交流が更に促進されることを期待しています。

総領事は三菱電機智能製造科技(中国)集団有限公司を訪問しました
10月21日、総領事・大使の岡田勝は、江蘇省蘇州市において、三菱電機智能製造科技(中国)集団有限公司を訪問し、小柳津裕・三菱電機(中国)有限公司中国総代表等との意見交換を行いました。
三菱電機智能製造科技(中国)集団有限公司は、中国のファクトリーオートメーション事業の統括会社として、2025年4月に設立されました。中国が「スマート製造」と「グリーン製造」に力を注いでいる中、三菱電機のファクトリーオートメーション事業は、単なる生産効率の向上にとどまらず、人材の活用、エネルギーや資源の効率化、さらには環境負荷の低減にも大きく貢献する総合ソリューションを提供しています。
総領事は、同社のショールーム:智造无界展示センター及びスマート製造加工機センターを訪問し、中国におけるファクトリーオートメーション事業の状況等について説明を受けるとともに、人型ロボットを含む同社の製品を見学しました。


総領事は周斌・塩城市書記と会見しました
10月22日午後、総領事・大使の岡田勝は江蘇省塩城市で周斌・塩城市書記と会見しました。
総領事は会見で、塩城市にて周書記と再会できたことへの喜びを述べました。また、総領事は塩城市政府のこれまでの在留邦人の安全確保及び日系企業への支援と配慮に感謝するとともに、引き続き支援と配慮を願いたい旨述べました。
また、塩城市はカーボンニュートラルに力を入れるなど、新エネルギーの集積地として発展及び協力の可能性がある旨述べました。さらに、塩城市と大阪関西空港を結ぶ航空便が9月10日から運航している点に触れ10月13日に成功裏に閉幕した大阪・関西万博への支援について感謝を述べました。
総領事一行は周書記より歓迎を受け、塩城市の状況について説明を受けました。
双方は、塩城市と具体的な経済貿易往来、文化交流、地方都市交流等各分野における交流を引き続き進めていくことで一致しました。
会見には、山下直己・上海日本商工クラブ理事長はじめとする日系企業の幹部に加え、唐敬・塩城市人民政府副市長らが同席しました。

魅力発見「楽器の女王・フルート」を開催しました
10月23日、大友太郎・国立音楽大学附属中学校・高等学校校長(国立音楽大学招聘教授)をお招きし、当館多目的ホールでイベント『魅力発見「楽器の女王・フルート」』を開催しました。
冒頭、E. エルガーの「愛のあいさつ」を演奏し、「参加者の皆さんにご挨拶です」という粋な演出からスタートしたイベントは、大友校長のユーモアを交えた語りと素敵な演奏で、始終和やかな雰囲気のもと行われました。
イベントでは、今では有名なフルート奏者となった大友校長が、3歳からピアノを始めたのに実は小学2年生まで楽譜が読めなかったこと、音楽学校の入試のために弾いた曲が有名なクラシックではなく日本の童謡だったこと等の意外なエピソードが披露されたり、フルートの音の出し方、身の回りのものを利用したフルートの練習の仕方といった実践的な講義があったりと、盛りだくさんな内容が紹介されました。同時に、それらのエピソード毎に素敵な演奏が披露され、参加者は目を閉じて聴き入ったり、知っている曲では一緒に曲を口ずさんだりするなど、それぞれがフルートの音色を楽しんでいる様子が窺えました。

総領事は新しく着任したアンニカ・ハーン・エングルンド駐上海スウェーデン王国総領事と懇談しました
10月24日、総領事・大使の岡田勝は、総領事公邸にて新しく着任したアンニカ・ハーン・エングルンド(Annika Hahn-Englund)駐上海スウェーデン王国総領事と懇談しました。
懇談にて、総領事は、エングルンド総領事の上海着任を歓迎し、今後も引き続き両総領事館の間で領事、経済、文化交流等、様々な分野で協力していきたい旨述べました。双方は今後も意見交換をすることで一致しました。

総領事は杭州日本商工クラブ主催「総領事杯争奪ゴルフコンペ2025」に出席しました
10月25日、総領事・大使の岡田勝は、浙江省杭州市で開催された杭州日本商工クラブ主催「総領事杯争奪ゴルフコンペ2025」昼食懇親会に出席し、挨拶しました。杭州日本商工クラブの日系企業代表者約40名が出席しました。
総領事は、自分はゴルフコンペには参加しなかったが、この懇親会に出席できて大変嬉しい、と述べた上で、会場に集まった杭州日本商工クラブの方々に御挨拶しました。
総領事は、総領事館の最も重要な任務は在留邦人の方々の安全確保と日系企業の活動への御支援であり、引き続き杭州日本商工クラブと密接に連携しながら、共にビジネス環境の更なる改善に取り組みたい、日中関係の更なる発展を期待します、と述べました。
総領事は優勝者に優勝トロフィーを授与しました。
「香取神道流」講演演武会を開催しました
10月25日、当館にて、「香取神道流神門館道場」と共催で、日本の伝統武道「香取神道流」の講演演武会を開催しました。
はじめに、当館領事の神田将司が挨拶を述べ、日本の武道や古武術の精神について触れました。
イベントでは、剣・薙刀・棒などの多彩な演武を通じて日本古来の武の心や礼法を紹介するとともに、来場者の皆様にも木刀を手に取って体験していただきました。また、甲冑(かっちゅう)の試着体験も行われました。
今後も、日中文化交流の一環として、日本の伝統文化の魅力を広く発信してまいります。

総領事は徐曙海・鎮江市長と会見しました
10月27日、総領事・大使の岡田勝は、江蘇省鎮江市で徐曙海・鎮江市長と会見しました。
総領事は会見で、鎮江市政府の長年にわたる在留邦人の安全確保及び日系企業の活動への支援及び配慮に感謝するとともに、今後とも支援及び配慮を願いたい旨述べました。
また、総領事は鎮江市と日本の歴史的つながりは深く、当日鎮江市へ到着後、かつて唐代に弘法大師が修行し、明代には雪舟が絵を描いた金山寺及び阿部仲麻呂の詩碑「望月望郷」のある北固山公園を訪れた旨述べました。
双方は、日本と鎮江市の具体的な経済交流、文化交流、地方都市交流を含む各分野の交流を引き続き進めていくことで意見の一致を見ました。
会見には、江川君広・丹陽・鎮江日商会名誉会長、熊谷雅義・丹陽・鎮江日商会会長はじめ日商会役員に加え、李朝陽・鎮江市経済技術開発区党工委書記、管委会主任、宋飛雄・丹陽市長らも同席しました。

総領事は宋飛雄・丹陽市長と会見しました
10月28日、総領事・大使の岡田勝は江蘇省丹陽市で宋飛雄・丹陽市長と会見しました。
総領事は会見で、丹陽市政府の長年にわたる在留邦人の安全確保及び日系企業の活動への支援及び配慮に感謝するとともに、今後とも支援及び配慮を願いたいと述べました。会見に先立ち、丹陽市都市計画展示館を訪問し、丹陽市の都市計画、歴史文化及び無形文化遺産である技術等について学ぶことができ、丹陽市の更なる発展を祈念すると述べました。丹陽市は1994年に宮城県柴田町と友好都市関係を締結しており、友好都市交流は日中交流の重要な部分であり、当館としても引き続き積極的に支持する旨述べました。
双方は、日本と丹陽市の具体的な経済交流、文化交流、地方都市交流を含む各分野の交流を引き続き進めていくことで意見の一致を見ました。
会見には、江川君広・丹陽・鎮江日商会名誉会長、熊谷雅義・丹陽・鎮江日商会会長はじめ日商会役員、また、厳学華・丹陽市人民政府党組メンバー、張雪芬・丹陽市外事弁公室主任ほかが同席しました。

総領事は「日中合作清酒“和醞”新商品発表会」に出席しました
10月28日、総領事・大使の岡田勝は江蘇省丹陽市で開催された「日中合作清酒“和醞”新商品発表会」に出席し、挨拶しました。本発表会には、丹陽市人民政府副市長の厳学華氏、日中合作清酒のOEM委託元である株式会社Sake RD代表取締役社長の渡邉禄朗氏、OEM委託先である丹陽頣和食品有限公司董事長の薛晋東氏らが出席しました。
総領事は挨拶の中で、中国の清酒市場はこれまで日本料理店やインバウンド需要の増加に伴って拡大してきたが、ここから更に清酒が中国市場に浸透するためには、中華料理店をはじめとする日本食料理店以外の場における清酒の取扱いの増加が必要であると述べました。また、そのためには中華料理に合う清酒や、中国で醸造される中国の風土に合った日本清酒の登場など、日本清酒が全世界的なお酒になるためのプロセスが必要であると指摘しました。
さらに、今回日中両企業が力を合わせて生み出した“和醞”は、“中国生まれの日本ブランド”であると述べ、まさに今清酒業界が必要としている“中国の風土に合った日本清酒の登場”そのものであり、日本の伝統酒である清酒という日本文化を代表するジャンルにおいて、日中の企業同士が力を合わせたブランドが誕生するということは、大変喜ばしいことであると述べました。
発表会終了後、総領事一行は丹陽頣和食品有限公司の工場を視察しました。

総領事は鎮江市及び丹陽市を訪問しました
10月27日から28日にかけて、総領事・大使の岡田勝は江蘇省鎮江市及び丹陽市を訪問しました。
27日昼、総領事は江蘇省鎮江市で丹陽・鎮江日商会の江川君広名誉会長、丁艶貞役員、周霞萍役員と懇談し、鎮江市、丹陽市におけるビジネス環境及び生活環境について意見交換を行いました。
午後は、鎮江市内にある金山寺及び北固山公園を訪問しました。金山寺は、唐代に弘法大師が逗留し、また雪舟が渡明した際にも書画作品を描いたとされる日本との縁が深い寺院です。北固山公園には、阿倍仲麻呂の「望月望郷」の詩碑が建立されています。
同日夜、総領事は徐曙海・鎮江市長と会見しました。
28日午前、総領事は江蘇省丹陽市で大賽璐安全系統(江蘇)有限公司を視察しました。同社の自動車エアバッグ用のインフレータ(エアバッグを膨らませるためのガス発生器)等の製造工程について見学し、同社の中国市場における取組等について責任者と意見交換を行いました。
同日昼、総領事は宋飛雄丹陽市市長と会見しました。また、丹陽規劃展示館、丹陽眼鏡博物館を視察しました。


総領事は梶谷大志・北海道議会副議長一行と意見交換
10月29日、総領事・大使の岡田勝は、総領事公邸において梶谷大志・北海道議会副議長一行と面会しました。
総領事は、梶谷副議長一行の上海訪問を歓迎するとともに、華東地域の情勢について紹介し、双方は日中間交流などに関して意見交換を行いました。
北海道は1986年から黒竜江省と友好都市関係を締結しており、北海道議会は黒竜江省人民代表大会常務委員会との相互交流事業を実施しています。今回、梶谷副議長一行は、黒竜江省への訪問途上に上海を訪問しました。

総領事は「JENESYS 2025」中国大学生映画交流訪日団壮行会を開催しました
10月29日、総領事・大使の岡田勝は、総領事公邸において「JENESYS 2025」中国大学生映画交流訪日団に対する壮行会を開催し、挨拶しました。
総領事は、挨拶の中で、上海国際映画祭の開催地で映画制作を学び、将来の映画業界の中核を担うであろう上海大学電影学院の皆さんが、東京国際映画祭に合わせ訪日されることは、大変意義深く、映画というテーマを通じて、日本の社会や文化について、理解を深めていただきたいと述べました。
また、第38回東京国際映画祭から新設された学生映画コンペティション部門「アジア学生コンファレンス」に入賞した侯竺沅さんをお祝いしました。
むすびに、訪日団同士の繋がりも含め、訪日中に得た出会いを長く大切にし、日本との関わりを持ち続けていただきたいと述べました。
「JENESYS2025」中国大学生映画交流訪日団は、上海大学電影学院の学生及び教師で構成され、10月31日~11月6日にかけて、東京国際映画祭(TIFF)イベントへの参加を中心に、映画制作関係者や学生との交流、博物館参観、企業視察など、映画をテーマに、日本理解につながる活動に参加しました。


総領事は葉苗・寧波市政府指導者と会見しました
10月30日、総領事・大使の岡田勝は浙江省寧波市で葉苗・寧波市政府指導者と会見しました。
総領事は会見で、寧波市政府の長年にわたる在留邦人の安全確保及び日系企業の活動への支援及び配慮に感謝するとともに、今後とも支援及び配慮を願いたい旨述べました。
双方は、寧波市におけるビジネス環境、日本と寧波の間の文化交流、及び共に関心がある問題について意見交換を行い、日本と寧波市の具体的な経済交流、文化交流、地方都市交流をはじめとする各分野における交流を継続的に推進していくことで一致しました。
会見には、鮑嫺萍・寧波市外事弁公室主任、徐楽平・寧波市外事弁公室副主任らも同席しました。

総領事は寧波愛発科真空技術有限公司創立30周年・寧波愛発科低温泵有限公司創立20周年記念式典に出席しました
10月30日、総領事・大使の岡田勝は、寧波で開催された寧波愛発科真空技術有限公司創立30周年・寧波愛発科低温泵有限公司創立20周年記念式典に出席し、挨拶しました。
総領事は両社へ祝意を伝えた上で、寧波愛発科真空技術有限公司はULVACグループの中国における最大の真空ポンプ及び付属品生産基地として、長年にわたり、その卓越した技術をもって、様々な業界で使用される製品を製造、販売してきたことを賞賛しました。さらに、寧波愛発科真空技術有限公司が、寧波日商倶楽部の会長企業として、会員企業への御支援などの活動をされていることに対して、敬意を表しました。
また、寧波愛発科低温泵有限公司は、中国全土で唯一クライオポンプの重要生産拠点を持つ企業として活躍され、市場のニーズに的確に応えながら発展してきたこと、成長産業である半導体市場や基礎技術に欠かせない低温機器市場にも大きく貢献している旨を述べました。
その上で、今後も引き続き、両社が世界の製造業と科学技術の発展により一層貢献していくことへの期待を述べるとともに、総領事館として、今後のULVACグループをはじめとする日系企業の活動を支援引き続き支援していく旨を述べました。
