総領事館の活動
副総領事は第13回日中韓児童友好絵画展開幕式に出席しました
8月2日、副総領事の竹中惠一は、中国福利会少年宮で開催された「第13回日中韓児童友好絵画展」開幕式に出席しました。
本展は、絵画という共通の文化を通じ、日中韓3か国の児童の相互理解を深めることを目的として、上海市人民対外友好協会、日本の特定非営利活動法人社会教育団体ベルポ会、韓国の財団法人釜山グローバル都市財団が主催する巡回展です。
開幕式には、陳靖・上海市人民対外友好協会会長、鶴ゆかり・社会教育団体ベルポ会理事長、駐上海韓国総領事館副総領事ほかが出席しました。
開幕式終了後、副総領事は、3か国の子ども達の優秀作品を鑑賞しました。
本年のテーマは「世界に届けたい私のメッセージ」。各国から100点ずつ、合計300点の作品が選出され、上海を皮切りに、福岡、東京、釜山でも展示される予定です。
総領事は「晶耀虹橋」を視察しました
8月4日、総領事・大使の岡田勝は、三菱地所(上海)投資諮詢有限公司が参画する大規模複合開発プロジェクト「晶耀虹橋」を視察しました。
「晶耀虹橋」は、三菱地所グループとして上海市で初となるオフィス開発プロジェクトで、米国系大手デベロッパーのTishman Speyer社、国有不動産開発企業の新長寧集団らとの共同出資により建設が進められています。当館をはじめ多くの日系企業が拠点を構える上海市長寧区に位置し、上海地下鉄2号線・15号線「娄上关路」駅直結と好立地で、将来の一大交流拠点となることが期待されます。
当日は、布野龍一郎・三菱地所(上海) 投資諮詢有限公司董事・総経理らの案内の下、モデルルームを視察するとともに、設計理念や環境に配慮した取組等について説明を受けました。
総領事はパナソニック生産技術有限公司の第二工場の竣工式に出席しました
8月6日、総領事・大使の岡田勝は、江蘇省蘇州市にて行われた、パナソニックグループ傘下の蘇州松下生産科技有限公司の第二工場竣工式に出席し、挨拶しました。
総領事は、当地での長年にわたる活躍に敬意を表した上で、第二工場の竣工に祝意を述べるとともに日中両国の更なる発展につながることへの期待を述べました。
総領事は、本間哲朗・パナソニックホールディングス総裁と新工場内の自動化設備などの視察を行いました。
総領事はコンシェルジュ創刊30周年記念イベントに出席しました
8月7日、総領事・大使の岡田勝は、当地にある邦人向けフリーマガジンのコンシェルジュ創刊30周年記念イベントに出席し、祝辞を述べました。
総領事は祝辞において、コンシェルジュが1995年に大連で創設され、2003年からは上海拠点も加わり、30年にわたって「現地ならではの確かなビジネス情報を発信」し、「地元密着のホットな情報を提供」することをモットーに、当地の魅力を発信し続けてこられたことに敬意を表しました。そして、日中のメディア文化交流という分野で重要な役割を担うコンシェルジュが、今後ともますます発展することを祈念すると述べました。
廉美花・コンシェルジュ上海総経理からは、コンシェルジュの30年にわたる足跡や今後の情報発信にかける思いについて紹介がありました。
本記念イベントには、天野真也・日本貿易振興機構上海代表処所長をはじめとする約180名の日中企業関係者が出席しました。
JETRO上海と共催で2025和酒満溢成果発表会を開催しました
8月8日、当館はJETRO上海との共催で、総領事公邸において2025和酒満溢成果発表会を開催しました。本イベントには総領事・大使の岡田勝が出席し、挨拶しました。
総領事は挨拶で、オールジャパンの力を結集して日本産酒類の魅力を発信することが極めて重要であるとの考え方のもと、JETRO上海と緊密に連携しながら、これまで各種の施策を展開してきたことに言及しました。昨年12月には日本の伝統的酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録され、2025年は日本伝統酒にとって特別な1年となっていると指摘し、日本の酒造りの真価を、中国の皆様に知っていただく機会を創っていきたいと述べました。
また、日本の伝統的なお酒、例えば清酒、焼酎、泡盛は、いずれも無色透明で、味わう前にその香りや風味を予測することができないため、レストランで味わう際には、まず一口味わっていただき、この体験が、日本伝統酒を愛飲する方を増やす第一歩になると述べました。
最後に、日本の清酒、焼酎、泡盛等の伝統的なお酒が、中国の皆様の生活にもっと浸透することを心より願っていると述べました。
続いて、日本酒利酒師で国税庁酒類輸出コーディネーターとしても活動実績のある李鵬氏による講演がありました。
その後、表彰式が行われました。総領事とJETRO上海代表所長の天野真也氏が共同で署名し、2025和酒満溢に積極的に参加した飲食店の関係者および消費者に対して、連名の表彰状を授与しました。
総領事は富士フイルムビジネスイノベーション(中国)の設立30周年記念式典に出席しました
8月11日、総領事・大使の岡田勝は、富士フイルムビジネスイノベーション(中国)の設立30周年記念式典に出席し、祝辞を述べました。
総領事は、富士フイルムビジネスイノベーション(中国)が設立30周年を迎えたことに祝意を表しました。
総領事は、同社が、中国に根ざした企業として、顧客のニーズに合った製品、サービス、ソリューションの提供等を通じて、様々な貢献をされてきたことに敬意を表しました。また、同社を始めとする中国に進出する日系企業を引き続き最大限御支援していく旨を述べました。
総領事は鈴木康友・静岡県知事と意見交換を行いました
8月21日、総領事・大使の岡田勝は静岡県庁舎において、鈴木康友・静岡県知事と意見交換を行いました。
総領事は、静岡県で知事にお会いすることができ大変嬉しく思う旨述べました。また、静岡県は1982年に浙江省と友好都市関係を締結しており、本年6月の知事の上海市および浙江省杭州市への訪問は静岡県と浙江省の友好関係をより一層推し進めた旨述べました。さらに、地方自治体間の交流は日中関係の重要な構成要素であり、当館としても引き続き地方交流を積極的に支援していく旨述べました。
総領事は上海江崎グリコの設立30周年記念式典に出席しました
8月26日、総領事・大使の岡田勝は、上海江崎グリコ(上海江崎格力高食品有限公司)の設立30周年記念式典に出席し、祝辞を述べました。
総領事は、祝辞の中で、同社が設立30周年を迎えたことに祝意を表しました。総領事は、同社が1995年に上海に進出以降、ポッキーやプリッツをはじめとする様々なお菓子を中国市場に販売し続けており、自身もポッキーやプリッツが大変好きであり、頻繁にスーパーにて購入し、おいしく楽しくいただいている旨述べました。また、中国のスーパーにて、中国の消費者が同社の商品を手に取って購入している様子を見るたびに、同社の商品は、今や中国の消費者に広く認知された日本メーカーのお菓子の1つであると強く実感し、日本人の一人として、大変嬉しく思っている旨述べました。
総領事は、中国をはじめ多くの国において、ヘルスケア分野における課題は「健康寿命」を如何に長くするかが核心となりつつあり、食品を通じた健康へのアプローチは注目されている旨述べました。「ビスコ」や「アーモンド効果」をはじめとする同社の健康への取り組みは中国の消費者のニーズとマッチしており、歓迎されるものである旨述べました。
総領事は最後に、同社が「すこやかな毎日、ゆたかな人生」との言葉の元、中国の消費者へ引き続き「おいしさと健康」をもたらし、食を通じて日中交流の一翼となっていくことを期待しており、当館としても、同社を始めとする中国に進出する日系企業を引き続き最大限御支援していく旨を述べました。