総領事館の活動
総領事は信男教育学園の30周年記念イベントに出席しました
5月10日及び11日、総領事・大使の岡田勝は、上海において行われた信男教育学園の30周年記念イベントに出席しました。イベントの一環として、当館後援の第1回信男杯国際日本語スピーチコンテスト、日本私立高校留学フェアなどが行われました。
10日午前、スピーチコンテスト決勝戦が行われました。アジア各国の高校生から応募があり、決勝戦に進んだ10名の高校生による日本語のプレゼンテーションはいずれもハイレベルでした。決勝戦に先立ち、総領事は開会の挨拶で、参加者の皆さんが、本日これまでの努力の成果を思う存分に発揮されるとともに、将来日中両国の友好協力関係の一層の発展に貢献されることを期待する旨を述べました。
10日午後、日本私立高校留学フェアが行われ、領事の神田将司から、挨拶の中で、高校生、保護者がから是非直接高校関係者にお話しいただくことと、日本からお越しいただいた各学校の皆様からも、中国の方々に魅力ある学校像をアピールしてほしい旨を述べました。
11日午後、スピーチコンテストの表彰式などが行われました。
総領事は上海和敬会親睦茶会に出席しました
5月11日、総領事・大使の岡田勝は、上海花園飯店で開催された上海和敬会親睦茶会に参加しました。本茶会は、茶道裏千家淡交会上海和敬会が開催するもので、同会の会員や招待客等約90名が参加し、薄茶席と濃茶席をそれぞれ体験しました。
上海和敬会は2021年に設立され、現在、約120名の会員が所属する中国最大の裏千家公認茶道同好会です。2024年6月に初めて同会単独での茶会を開催し、今回が2回目となります。
総領事は常熟市を訪問し「第8回蘇州官民対話」に出席しました
5月12日、総領事・大使の岡田勝は、江蘇省蘇州市の県級市である常熟市で開催された、「第8回蘇州官民対話」に出席しました。今回のテーマは「自動車及び部品産業のグリーン・スマート発展」であり、日中合わせて約30社、計約100名が参加しました。
総領事は挨拶で、「蘇州官民対話」は、蘇州市の各地でこれまでに7回開催され、双方の官民が集い、日中企業間の質の高いパートナーシップを目指した取組として着実に歩みを進めてきたことを述べました。その上で、自動車関連産業をはじめとする多くの日系企業が拠点を置く常熟市において、地元政府の日系企業に対する支援に感謝の意を表しました。また、グリーン経済は両首脳間で実務協力を進めていくことで一致した分野の一つであり、特にカーボンニュートラルを実現する上で新エネルギー車の推進は重要な取組の1つであることから、同分野での日中両国の協力のあり方を議論することは双方の企業にとっても有益であると指摘しました。
午前は、ジェトロ上海から、中国自動車市場における日中協力の方向性について講演するとともに、日中双方の企業が、今回のテーマである自動車及び部品産業のグリーン・スマート発展に関連した自社の取組み等を発表しました。
午前の部に先立ち、総領事は季晶・蘇州市副市長と懇談しました。総領事は、常熟市における「第8回蘇州官民対話」の開催に祝意を述べ、常熟市政府及び蘇州市政府の在留邦人及び日系企業に対する支援に感謝するとともに、引き続き支援を要請しました。懇談には、常熟日系企業懇親会の幹事企業、張偉・常熟市長が同席しました。
午後は、常熟市内の中国企業及び尚湖を視察し、中国の自動車部品製造のスマート化の最新状況、常熟市の豊かな自然環境や文化、歴史について説明を受けました。
総領事は馬場裕子・長崎県副知事一行と意見交換しました
5月13日、総領事・大使の岡田勝は、当館において馬場裕子・長崎県副知事一行による訪問を受けました。
総領事は、馬場副知事一行の上海訪問を歓迎するとともに、華東地域の情勢について紹介し、双方は日中間の地域間交流などに関して意見交換を行いました。
本年2025年は中国駐長崎総領事館が開設40周年、また来年2026年は長崎県と上海市の友好交流が30周年の節目となっています。今回、馬場副知事一行は、中国人旅行客の長崎へのインバウンド観光の活性化に向けた協議等のため、上海を訪問しました。
副総領事・経済部長は「無錫村田電子有限公司創業30周年記念&第三工場開業式典」に出席しました
5月13日、副総領事・経済部長の佐藤信正は、無錫市にて行われた「無錫村田電子有限公司創業30周年記念&第三工場開業式典」に出席し、挨拶しました。
副総領事・経済部長は、無錫村田電子有限公司が創業30周年を迎えられたこと、また、第三工場の開業に祝意を表したうえで、この度の開所を契機に中国での事業が更に拡大することで、日中両国の経済の更なる発展につながることへの期待を述べました。
副総領事・経済部長は「アルプスアルパイン(中国)有限公司創立30周年記念式典」に出席しました
5月16日、副総領事・経済部長の佐藤信正は、上海市にて行われた「アルプスアルパイン(中国)有限公司創立30周年記念式典」に出席し、挨拶しました。
副総領事・経済部長は、アルプスアルパイン(中国)有限公司が創業30周年を迎えられたことに祝意を表すとともに、当地での長年にわたる活躍に敬意を表したうえで、中国での事業が更に拡大することで、日中両国の経済の更なる発展につながることへの期待を述べました。
また、会場に併設された製品展示ゾーンの視察を行うとともに、中国市場の現状や同社の取組等について意見交換を行いました。
総領事はバーニー駐上海英国総領事と懇談しました
5月16日、総領事・大使の岡田勝は、駐上海英国総領事館を訪問し、マット・バーニー(Matt Burney)総領事と懇談しました。
バーニー総領事は、1992年にJET プログラム参加者として愛知県に配属されて以降、日本には二回のブリティッシュカウンシル勤務を含む合計約11年間の勤務歴があり、日本に対する深い知見と豊かな経験をお持ちです。
懇談にて、総領事は、バーニー総領事と懇談を行うことができうれしい、総領事が長きにわたり日本関係の仕事をされてきたことに感謝する、今後も両総領事館の間で領事、経済、文化交流等、様々な分野で協力していきたい旨述べました。双方は今後も意見交換をすることで一致しました。
総領事は「上海白酒会第200回記念大会」に出席しました
5月17日、総領事・大使の岡田勝は、上海虹橋雲峰賓館において行われた上海白酒会第200回記念大会に出席し、挨拶しました。約60名の白酒愛好家が大会に参加しました。
総領事は挨拶で次のとおり述べました。上海白酒会は、2007年から続く歴史のある会です。日本人が発起人となり美味しい白酒を楽しく賞味することを主な目的として1994年に大連で始まりました。その後、この発起人の異動に伴い、北京、東京、上海、珠海と、各地で白酒会が設立され、2012年には帰任した上海白酒会メンバーが東京分会を立ち上げ、白酒を中心とした日中友好の輪を広げてきました。
総領事は、白酒会が大連の発足から30年以上継続しているのも、ひとえに会員の皆様の白酒に対する愛と長年の御尽力によるもので、心からの敬意を表するとともに、今後とも、上海白酒会の活動が日中両国の架け橋になることを祈念すると述べました。
総領事は大阪・関西万博中国パビリオン江蘇ウィーク関連イベントに出席しました
5月20日、総領事・大使の岡田勝は、大阪市夢洲で開かれた大阪・関西万博中国パビリオン江蘇ウィークの開幕式に出席しました。また、総領事は「2025年大阪・関西万博中国パビリオン江蘇イベントウィーク経済貿易交流会」に出席し、挨拶しました。方偉・江蘇省副省長、薛剣・中国在大阪総領事などがイベントに参加しました。
総領事は挨拶の中で、大阪・関西万博における江蘇ウィークの開幕に祝辞を述べ、江蘇ウィークを通じて日本と江蘇省の友好関係がますます深まることを望む旨述べました。総領事はまた、昨年9月の着任以来、江蘇省との関係を非常に重視しており、江蘇省の多くの場所に赴き、日本と江蘇省各都市の歴史的、経済的、文化的な深い縁を感じてきた旨述べました。さらに、日中両国の首脳が確認した、戦略的互恵関係を包括的に推進し、建設的かつ安定的な日中関係を構築していくという大きな方向性のもと、自分自身も引き続きより多くの江蘇省の都市を訪問し、日本と江蘇省の間の各分野での関係を強化していきたいと考えている旨述べました。
総領事は馬穎慧・上海市人民政府外事弁公室主任と会見しました
5月22日、総領事・大使の岡田勝は、上海市人民政府外事弁公室を往訪し、今般新しく就任した馬穎慧主任と会見しました。
総領事はまず、馬穎慧主任の外事弁公室主任への栄転に祝意を表しました。馬穎慧主任からは、総領事の訪問に対して歓迎の意が示されたほか、これから当館と協力して経済、文化、地方交流、人的交流などの分野での協力を更に進めていきたい旨発言がありました。
会見において総領事は、外事弁公室の在留邦人及び日系企業への日頃の支援に対し感謝を示すとともに、引き続き上海市外事弁公室の支援及び協力を今後とも支援を願いたい旨述べました。
双方は、両国首脳間で確認した共通認識に基づき、経済や文化、青少年交流、地方交流を始め、日本と上海市との間の各分野での具体的な協力を更に進めていくことで一致しました。
総領事は朱迪・中国アジア経済発展協会対外投資工作委員会会長と会見しました
5月23日、総領事・大使の岡田勝は、総領事公邸において、朱迪・中国アジア経済発展協会上海対外投資工作委員会会長と会見しました。
総領事は、朱会長一行の訪問に歓迎の言葉を述べました。朱会長からは、中国アジア経済発展協会の行っている各種の活動について紹介がありました。双方は、日中間の民間経済交流、上海市での交流について懇談しました。双方は、今後も連絡を取り合っていくことを確認しました。
副総領事は日本大学生訪中団第一陣との会合に出席しました
5月25日、副総領事の竹中惠一は、上海を訪問中の日本大学生訪中団第1陣との会合に参加し、挨拶しました。
副総領事は挨拶で、日中間では、将来を担う皆さんのような若い人たちがお互いのことをよく理解し、信頼関係を築いていくことが極めて重要であり、また、皆さん一人一人が、今回の訪中をきっかけとして、それぞれ関心を有する分野に羽ばたき、将来日中の架け橋として活躍することを期待する旨を述べました。
日本大学生訪中団第一陣(実施団体:公益財団法人 日中友好会館、受入機関:中国日本友好協会)は、5月24日~30日の日程で上海市、江西省南昌市、景徳鎮市、北京市を訪問し、中国の経済・社会・文化・歴史等に関する視察・参観を行うとともに、南昌及び北京にて大学を訪問し、中国の大学生との交流活動を行いました。
総領事は顧坤・淮安市市長と会見しました
5月28日、総領事・大使の岡田勝は江蘇省淮安市で顧坤・淮安市市長と会見しました。
総領事は、周恩来総理の故郷淮安を訪問できたことへの喜びを述べました。淮安市は、長江デルタ北部発展に重要な役割を果たす都市であり、交通の便も良く、また近年は電子部品やグリーン経済分野の新興産業の発展も著しい都市です。
総領事は、淮安市市政府の在留邦人及び日系企業に対する長年にわたる支援に感謝するとともに、今後とも支援を願いたい旨述べました。
双方は、昨年11月の日中首脳会談での共通認識を踏まえて、淮安市と具体的な経済交流を進めると同時に、文化交流、青少年交流を含む民間交流を力強く後押ししていくことで意見の一致を見ました。
会見には、山下直己・上海日本商工クラブ理事長の他、日系企業や地方自治体事務所などの一団が同席しました。
総領事は盛蕾・宿遷市書記と会見しました
5月28日、総領事・大使の岡田勝は江蘇省宿遷市において盛蕾・宿遷市書記と会見しました。
総領事は、項羽の故里であり、白酒でも有名な宿遷市を訪問できたことへの喜びを述べました。宿遷市は悠久の歴史を持ち、豊かな山や水に恵まれた観光資源豊かな街です。食品産業や紡績産業を中心に発展してきましたが、近年では人工知能、デジタル経済、グリーン経済などの新興産業の発展も著しい都市です。
総領事は、宿遷市委と市政府の長年にわたる在留邦人及び日系企業に対する支援に感謝するとともに、今後とも支援を願いたい旨述べました。
双方は、昨年11月の日中首脳会談での共通認識を踏まえて、宿遷市と具体的な経済交流を進めると同時に、文化交流、青少年交流を含む民間交流を力強く後押ししていくことで意見の一致を見ました。
会見には、山下直己・上海日本商工クラブ理事長の他、日系企業や地方自治体事務所などの一団が同席しました。