総領事館の活動

令和7年5月21日
活動報告2025年4月
 

 総領事は「2025年度上海日中友好成人式」に出席しました
   4月6日、花園飯店にて、上海日本人留学生会が主催する「2025年度上海日中友好成人式」が開催され、総領事・大使の岡田勝が出席し、挨拶を行いました。日中の新成人を含めた70名が参加しました。総領事は挨拶で、日本と中国の新成人にお祝いを述べた上で、皆さんのこれからの長い人生において、人との御縁を大切にして、日々感謝の気持ちを忘れず毎日を過ごしてほしい旨述べました。
   上海日本商工クラブの山本学文化交流委員長、上海市欧米同学会留日分科会の劉衛東会長からも、お祝いと激励の言葉が送られました。続けて、今回の成人式を主催した上海日本人留学生会代表・神作拳呉さんの挨拶がありました。その後、日中の新成人代表がそれぞれ挨拶を行い、成人式の開催や、無事成人を迎えられたことへの感謝、将来への抱負を述べました。
  

 
 
総領事は「国分グループ総合展示商談会」を視察しました
   4月9日、総領事・大使の岡田勝は、上海マートにて開催された「国分グループ総合展示商談会」を視察しました。総領事は、各社の商品や上海での日本産食品の現状に関して説明を受け、意見交換を行いました。
   国分グループは子会社である「上海日生食品物流」、「上海峰二食品」を通じて華東地域の飲食店向け食材を多く取り扱っており、日本食の普及に大きく貢献しています。今回はこれまでで最大規模で開催され、日本の企業も多数参加しました。
  
 
総領事は林在勇・上海師範大学党委書記と会見をしました
   4月15日、総領事・大使の岡田勝は上海師範大学を往訪し、林在勇・上海師範大学党委書記と会見しまし。蒋明軍・同校副校長はじめ同校責任者が会見に同席しました。
   総領事は会見で、日中両国の指導者は、両国が引き続き戦略的互恵関係を包括的に推進し、建設的かつ安定的な日中関係を構築することで一致していることについて述べた上で、上海師範大学と日本の大学との協力関係が更に拡大し、日中間の各領域の学術交流や青少年交流が促進されることを期待する旨述べました。
   林書記からは、日中国交が正常化された1972年以降、同校内に「中日友好園」の石碑が設立されたこと、現在に至るまでの日中学生交流に関して同校が行ってきた活動につき紹介がありました。
   双方は、今後、上海師範大学と当館との関係を一層強化していくことで一致しました。
  
 
総領事は上海経営者協力会で講演しました
   4月16日、総領事・大使の岡田勝は、上海美麗園大酒店で行われた「上海経営者協力会」に出席し、「日中関係と中国」をテーマに講演しました。約180名の方が参加しました。
   総領事は講演で、これまでの日中関係を振り返りつつ、今年3月末に実施された日中外相会談及び日中ハイレベル経済対話の成果について紹介を行いました。また、最新の統計を示しながら、日中関係における人的往来と両国民の国民感情の改善の重要性を強調し、特に日本との経済的結びつきが強い華東地域が両国関係において果たす重要な役割を説明しました。
  
 
総領事は陳之常・南京市市長と会見しました
   4月17日、総領事・大使の岡田勝は、江蘇省南京市において、陳之常市長と会見しました。
   総領事は会見で、南京市政府の在留邦人及び日系企業に対する支援に感謝するとともに、引き続き支援を要請しました。
   双方は、昨年11月の日中首脳会談での共通認識を踏まえて、日本と南京市との間の具体的な経済交流を進めると同時に、文化交流、青少年交流を含む民間交流を力強く後押ししていくことで意見の一致を見ました。
   会見には、大畑秀幸・南京日商倶楽部会長はじめ日商倶楽部の幹部に加え、洪礼来・南京市人民政府秘書長、林武平・南京市人民政府外事弁公室主任、劉永輝・南京市商務局局長らも同席しました。

総領事は江蘇省南京市を訪問しました
   4月17日、総領事・大使の岡田勝は、江蘇省南京市を訪問しました。
   午前、総領事は南京日商倶楽部の会長はじめ幹部及び南京日本語補習授業校校長と懇談し、南京市におけるビジネス及び生活環境等について意見交換を行いました。
   午後、自動車及び二輪車用製品を製造する日立安斯泰莫動力系統(南京)有限公司を視察し、中国市場の現状や同社の取組等について意見交換を行いました。
   夜には、南京在住の留日関係者と懇談を行いました。
  
 
総領事は祁明・上海対外経貿大学党委書記と会見をしました
   4月18日、総領事・大使の岡田勝は上海対外経貿大学を往訪し、祁明・上海対外経貿大学党委書記と会見を行いました。金泉・同校外事処長はじめ同校責任者が会見に同席しました。
   総領事は会見で、グローバル化著しい経済分野における人材育成の必要性が益々高まる中、上海対外経貿大学が果たす役割は非常に大きいと述べた上で、同校に設置されている日本経済研究センターなどの場を多いに活用し、同校と日本の大学との更なる学術交流の促進と深化を期待する旨述べました。
   祁書記からは、上海対外経貿大学は、1960年にかつての対外経済貿易部(現在の中国商務部)の直属機関として設立して以降、中国で対外経済貿易を専門とする数少ない大学の一つであり、現在では、国際経済分野における「実務に通じた国際経済人材の育成」を重視している旨紹介がありました。
   双方は、今後、上海対外経貿大学と在上海日本国総領事館との関係を一層強化していくことで一致しました。
 
 
総領事は中島美嘉さんとお会いしました
   4月20日、総領事・大使の岡田勝は、蘇州市体育中心体育館で、日本の著名な歌手である中島美嘉さんにお会いしました。
   総領事は、中国の蘇州で中島美嘉さんにお会いできて大変嬉しい、また、これほど多くの中国のファンの方々が本日のコンサートに来ているのを見て嬉しく思う、コンサートが円満に成功することを祈念いたします、と述べました。
   その後、総領事は約5000名のファンとともに、中島美嘉さんのコンサートに参加しました。コンサートの雰囲気は熱烈で、ファンの人々はみな感動しました。
 

 
 
総領事はロー駐上海シンガポール総領事と懇談しました
   4月22日、総領事・大使の岡田勝は、総領事公邸にて新しく着任したロー・タック・キアット(Loh Tuck Keat)駐上海シンガポール総領事の訪問を受け、懇談しました。
   懇談にて、総領事は、ロー総領事の上海着任を歓迎し、今後も引き続き両総領事館の間で領事、経済、文化交流等、様々な分野で協力していきたい旨述べました。双方は今後も意見交換をすることで一致しました。

 
総領事は王進健・揚州市書記と会見しました
   4月23日、総領事・大使の岡田勝は、江蘇省揚州市において王進健・揚州市書記と会見しました。
   総領事は会見の冒頭で、「煙花三月下揚州」と言われるように、揚州の最も美しい季節に訪問することができて大変嬉しいと述べました。鑑真和尚が日本に渡った物語に象徴されるように、揚州は、日中の交流の歴史において非常に重要な都市であると指摘しました。また、揚州市政府の長年にわたる在留邦人及び日系企業への支援に感謝するとともに、今後とも支援を願いたい旨述べました。
   双方は、昨年11月の日中首脳会談での共通認識を踏まえて、今後引き続き日本と揚州市との間で具体的な経済交流を進めると同時に、文化交流、青少年交流を含む民間交流を一層後押ししていくことで意見の一致を見ました。
   会見には、日系企業の揚州ポーライト科技実業有限公司の谷田貝望・副総経理も同席しました。

 
総領事は上海モーターショーの日系企業ブースを訪問しました
   4月25日、総領事・大使の岡田勝は、上海において第21回上海国際自動車工業展覧会(上海モーターショー2025)に出展している日系企業の展示を視察し、展示内容や中国における事業等について説明を受けました。

総領事は「スシロー」杭州1号店の開業式典に出席しました
   4月30日、総領事・大使の岡田勝は、浙江省杭州市において、日本の回転ずし大手である「スシロー」の杭州湖斌滨銀泰in77・D館店(杭州1号店)の開業式典に出席しました。
   杭州湖滨銀泰in77・D館店は「スシロー」の杭州市における初めての店舗であり、同店舗の開業によって中国大陸では53店舗目、華東地域では蘇州市の店舗と合わせて3店舗目となります。
   開業式典の前、総領事は同店の視察を行い、関係者と寿司をはじめとする日本食や日本産食品及び酒類の中国における販路拡大について意見交換を行いました。