総領事館の活動
総領事は日中学生囲碁交流イベント開幕式に出席しました
3月1日、総領事・大使の岡田勝は、上海七宝徳懐特高校で開催された日中学生囲碁交流イベント開幕式に出席し、挨拶しました。本イベントには、東京大学囲碁部が招待され、日中双方から約50名が参加しました。
上海七宝徳懐特高校学校長及び囲碁部、東京大学囲碁部、上海棋院、閔行区教育局が挨拶し、その後総領事が挨拶しました。
総領事は挨拶で、日本と中国の未来を担う子どもたちが囲碁を通じて交流し、日中両国の深い絆に思いを馳せるとともに、互いの理解と信頼が深まることを期待すると述べました。
令和6年度天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました
3月3日、総領事・大使の岡田勝は、花園飯店において令和6年度天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。陳宇剣・上海市人民政府副市長を含む約500名が参加しました。
総領事は式典挨拶で、当地で500名を超える皆さまと共に天皇陛下の65歳のお誕生日をお祝いできることを大変嬉しく思うと述べました。また、昨年11月に行われた日中首脳会談では、両首脳間で「戦略的互恵関係」の包括的推進及び「建設的かつ安定的な関係」の構築という大きな方向性が再確認され、この大きな方向性のもと、総領事館としても引き続き各分野における具体的な協力を進めていくと述べました。日本人学校の子ども達をはじめ、在留邦人の安全確保と日系企業の事業活動への支援は総領事館の最重要任務であり、引き続き全力で取り組んでいくと述べました。
レセプション会場では様々な展示や実演が行われました。15の地方自治体事務所が各地の魅力や特産品をPRするブースを出展するとともに、4月に開幕を控えた大阪・関西万博ブースでは、公式キャラクター・ミャクミャクが登場し、万博の魅力を発信しました。また、日本食親善大使による和食デモンストレーション、茶道お手前のデモンストレーション、華道の作品の展示、琴・尺八の演奏等日本の様々な魅力を発信しました。
総領事は陳宇剣・上海市副市長と会見しました
3月3日、総領事・大使の岡田勝は、令和6年度天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。レセプションに先立ち、総領事は来賓としてレセプションに出席した陳宇剣・上海市副市長と会見しました。
総領事は、陳副市長のレセプション出席に感謝を述べました。また、上海市政府が日頃より在留邦人及び日本企業を支援していることに謝意を示すとともに、今後とも在留邦人の安全と日本企業に対する支援の継続を要請しました。昨年は大阪市と上海市の友好都市提携50周年で、今年は大阪府と上海市の友好都市提携45周年であり、さらに大阪・関西万博も開催されることから、上海の多くの方々に日本を訪れて欲しいと述べました。
双方は、日中首脳間の共通認識を踏まえ、日本と上海市との間で各方面の交流を推進していくことで一致しました。
総領事は繊研ファッションビジネス懇話会セミナーで講演しました
3月4日、総領事・大使の岡田勝は、花園飯店で行われた繊維・ファッション関連企業が集まる「繊研ファッションビジネス懇話会セミナー」に出席し、「日中関係と中国」をテーマに講演を行いました。約50名の方が参加しました。
総領事は講演で、昨年11月に行われた日中首脳会談の概要を紹介した上で、1972年の日中国交正常化から今日までの日中関係を振り返るとともに、参加者と交流しました。
総領事は上海日本人学校高等部を訪問しました
3月5日、総領事・大使の岡田勝は、上海日本人学校高等部を訪問し、生徒たちとキャリア教育に関する交流を行いました。
総領事は、生徒に対して、自身の学生時代の話、外交官の仕事や通訳の経験等を紹介しました。生徒たちからは、中国で訪れて良かった場所、通訳で気をつけるべきこと、今後の日中交流で日本の若者に期待すること等多くの質問が寄せられました。総領事は一つ一つ回答し、活発なやり取りが行われました。
総領事は上海市欧米同学会留日分会主催桜植樹花見イベントに出席しました
3月9日、総領事・大使の岡田勝は、上海世紀公園において、上海市欧米同学会留日分会主催、上海日本商工クラブ、世紀公園共催による「第14回中日友好・桜植樹花見活動」に出席し、挨拶しました。
総領事は挨拶で、本イベントが開催できたことに祝意を述べました。また、長きにわたり本活動を続けてこられた主催者に敬意を表しました。本日植えた友情を象徴する桜の木が、今後成長し、日中友好が次の世代にも受け継がれることを願うと述べました。
本イベントでは、陳靖・上海市人民対外友好協会会長、鄒芳・上海市欧米同学会副会長、劉衛東・留日分会会長、山下直己・上海日本商工クラブ理事長が挨拶し、また上海市人民対外友好協会、上海市欧米同学会及び留日分会、上海日本商工クラブ、国際貿易振興機構上海代表処、日中経済協会上海事務所、甘泉外国語中学、上海日本人学校高等部等から約180名が参加し、桜の植樹を行いました。
この植樹活動は、2009年から虹口区の魯迅公園、長寧区の新虹橋公園で行われていましたが、2023年より世紀公園で行われています。
「第8回ルーマニア国際ジュニア音楽コンクール 上海本選」が開催されました
3月9日、東方芸術中心において、第8回ルーマニア国際ジュニア音楽コンクール上海本選が開催されました。本選には、上海地区予選を通過した14名のリトルアーティストが出場し、素敵な演奏で聴衆を魅了しました。
総領事・大使の岡田勝は、表彰式の挨拶において、結果如何にかかわらず、この大会に向けて子ども達の積み重ねてきた練習や苦労が無駄になることはないと述べた上で、リトルアーティスト全員の健闘を讃えました。
総領事は第3回上海焼酎・泡盛文化節開幕式に出席しました
3月9日、総領事・大使の岡田勝は、リンカーンジャズ上海センターで行われたJETRO上海事務所主催の第3回上海焼酎・泡盛文化節開幕式に出席し、挨拶しました。約100名の飲食業界関係者が参加し、約200名のお酒愛好家の方々が来場しました。
総領事は挨拶で、中国における焼酎の消費量は清酒と比較するとまだ少なく、今回のような焼酎・泡盛の認知度の向上や消費拡大を促進するイベントの開催は大変重要であると述べました。最近では焼酎・泡盛ともに香味や飲み方が進化しており、焼酎ハイボールやチューハイ等、女性や若い世代にも親しみやすい飲み方を想定した製品が増えてきていると述べました。焼酎や泡盛が中国の方々の生活により浸透していくことを期待していると述べました。
総領事は開幕式の前後に、焼酎・泡盛のブースや、当館の諸橋一樹領事が出展した「日本の伝統的酒造り」に必要不可欠な原材料である米麹のブース等を視察しました。
総領事は富士膠片印版(中国)有限公司及び富士膠片電子材料(蘇州)有限公司の設立20周年記念式典に出席しました
3月10日、総領事・大使の岡田勝は、蘇州工業園区にて行われた富士膠片印版(中国)有限公司及び富士膠片電子材料(蘇州)有限公司の設立20周年記念式典に出席し、祝辞を述べました。
総領事は、両社が設立20周年を迎えたことに祝意を表しました。また、両社が引き続きその卓越した技術と製品を中国市場で発展させていくことに期待すると同時に、当館は引き続き富士フイルムグループを始めとする日系企業を最大限支援していくと述べました。
総領事は「日系企業宝山行及大成温調淞南登記調印式」に出席しました
3月11日、総領事・大使の岡田勝は、上海伊敦康得思酒店にて開催された「日系企業宝山行及び大成温調淞南登記調印式」に出席し、挨拶しました。肖剛・宝山区委常委、副区長、曹維淵・淞南鎮党委書記、水谷憲一・大成温調株式会社社長及び関係企業代表が出席しました。
総領事は挨拶で、大成温調建築工程(上海)有限公司が、20年以上にわたり中国で事業を継続し、環境エネルギー分野での新事業展開等新たな挑戦をすることに敬意を表するとともに、長年の経験やノウハウを活用し、当地で更に発展することを期待すると述べました。
大成温調株式会社は、1941年に日本で創業して以降、空調設備、電気設備等、多岐にわたる高品質なインフラを創造し、人々の生活の質の向上に貢献してきました。中国では、2003年に上海市に現地法人「大成温調建築工程(上海)有限公司」を設立し、以降20年以上にわたり、当地の日系企業を中心に様々な工場の建設およびインフラ設備を提供しています。
今般、上海市宝山区に登記を移転するほか、「日産国際貿易(上海)有限公司(日産(中国)投資有限公司の100%出資子会社)」及び「上海菱威深信息技術有限公司(iVision上海)」とともに、環境エネルギー分野における新事業を展開することが発表されました。
総領事は2025年中智日本企業倶楽部・智櫻会新春講演賀詞交歓会および日系企業経営者・管理者語録発表会に出席しました
3月14日、総領事・大使の岡田勝は、上海市にて行われた「2025年中智日本企業倶楽部・智櫻会新春講演賀詞交歓会および日系企業経営者・管理者語録発表会」に出席し、挨拶しました。約300名の方が参加しました。
総領事は、中智による当地での日系企業へのサポートに敬意を表したうえで、在外公館の最も重要な任務である、在留邦人の皆様の安全な生活環境の確保及び日系企業の円滑なビジネス活動への支援に全力で取り組んでいく旨を述べました。
また、今回の会合のテーマである「人」に関し、中国の言葉である「縁あれば千里来たりて相会す、縁なくば対面にいれど相逢わず」という言葉を紹介しつつ、日中両国民の交流は、両国関係の発展を支える基礎であり、原動力であるため、これからもより多くの方々と出会い、共に日中関係を推進させていきたいと述べました。
「第4回 上海ジャパンブランド」を開催し、総領事が開幕式に参加しました
3月15日から16日にかけて、当館は上海ジャパンブランド実行委員会との共催で、「ららぽーと上海金橋」において、「第4回 上海ジャパンブランド」を開催しました。
総領事、大使の岡田勝は、初日である15日の開幕式に出席し、挨拶しました。
総領事は挨拶で、ジャパンブランドは、日本の官民が一体となり、日本文化、日本産品、訪日観光といった、日本の多様な魅力をPRするもので、2012年に開始以降10年以上にわたり、中国各地で実施してきた伝統あるリアルイベントであり、民間交流が一層促進されていくことを期待すると述べました。
開幕式後、総領事は各出展ブースを視察し、出展団体関係者らと意見交換を行いました。
このほか、当館が主催した特設ステージにおける文化パフォーマンスでは、和太鼓演奏、ウルトラマンや仮面ライダーのステージイベントが行われ、会場は大いに盛り上がりました。
また、当館としてブース出展も行い、日本留学相談会をはじめ、大阪・関西万博や訪日観光のPRを実施しました。
「日中の共通課題と今後の展望」に関する講演会(講演者:袁堂軍・復旦大学経済学院教授)を実施しました
3月15日、当館多目的ホールにて、袁堂軍・復旦大学経済学院教授をお招きし、「日中の共通課題と今後の展望」をテーマに講演会を実施しました。
総領事、大使の岡田勝は、講演会冒頭で挨拶しました。袁堂軍教授が講演をしてくださることに謝意を述べたうえで、日中両国は現在、少子高齢化という共通の社会課題に直面しており、互いに経験と智慧を共有して対処していくことが重要であると述べました。
袁教授は講演において、高齢者の寿命が延びていること、子どもの出生率が下がっていることの2点が少子高齢化の根本的要因であることを指摘した上で、養老分野におけるビジネスチャンスを発掘し、健康寿命の延長に焦点を当て、社会的常態となりつつある少子高齢化社会と上手く付き合っていくことが鍵であると述べました。
袁教授は、一橋大学大学院経済学研究科博士課程を修め、現在では、復旦大学経済学院教授、同大学アジア経済研究中心主任を務める経済学の専門家です。本イベントには、少子高齢化社会に関心を持つ約100名の幅広い年齢層の方々が参加しました。
総領事は三菱電機「新しい質の持続可能な発展に関するサミット」に出席しました
3月18日、総領事・大使の岡田勝は、上海市にて行われた三菱電機「新しい質の持続可能な発展に関するサミット」に出席し、挨拶しました。政府機関、関連業界の各協会団体、科学研究所並びにメーカー企業等300人近くの関係者が出席しました。
総領事は、三菱電機自動化有限公司が設立20周年を迎えたこと及び本サミットの開催に祝意を表し、現在、中国が「スマート製造」と「グリーン製造」に力を注いでいる中、三菱電機のファクトリーオートメーション事業は、単なる生産効率の向上にとどまらず、人材の活用、エネルギーや資源の効率化、さらには環境負荷の低減にも大きく貢献する総合ソリューションを提供していると述べました。また、20周年を契機に中国での事業が更に拡大することで、日中両国の経済の更なる発展につながることへの期待を述べました。
総領事は「上海大学-順天堂大学未来医学シンポジウム」に出席しました
3月19日、総領事・大使の岡田勝は、上海大学にて行われた「上海大学-順天堂大学未来医学シンポジウム」に出席し、挨拶しました。
総領事は、「上海大学-順天堂大学未来医学シンポジウム」の開催に祝意を示すとともに、日中両国首脳は、共通の課題である医療やヘルスケアを含む分野において具体的な協力を推進することで一致しており、本シンポジウムが果たす重要な役割への期待を述べました。
また、日中両国の国民にとって最も重要なことは健康であることであり、健康寿命を延ばすことは両国の共通の課題であると述べるとともに、両国の医学界が交流を重ねることへの喜びを表しました。
上海大学は、日本の医学部との交流に力を入れており、本会も、上海大学と順天堂大学が共同で開催したイベントです。
総領事は当館及び上海市人民対外友好協会共同主催の日中(上海)ヘルスケア産業交流会に出席しました
3月21日、総領事・大使の岡田勝は当館及び上海市人民対外友好協会共同主催の日中(上海)ヘルスケア産業交流会に出席しました。中国側からは陳靖・上海市人民対外友好協会会長等が出席し、日中合わせて約150名が参加しました。
総領事は、冒頭挨拶において、今回のテーマであるヘルスケアに関連して、高齢社会への対応は日中両国にとって大きな課題であるが、同時に、日中協力の可能性を大いに秘めた分野でもあると指摘しました。そして、本交流会がお互いの強みを把握し、未来志向の日中協力を推進するための契機となることへの期待を述べました。
交流会では、日中双方の企業がスマート養老、デジタル化、養老介護やシルバー経済などのヘルスケア分野における日中両国の動向や自社の取組等を発表し、交流を深めました。
午後は、新東苑·快楽家園、新虹橋国際医学中心の視察が行われ、中国のヘルスケア関係事業者の最新状況を学ぶ機会となりました。
副総領事・経済部長は第16回昆山・周市桜イベントに出席しました
3月22日、副総領事・経済部長の佐藤信正は、昆山市周市桜園で開催された昆山市周市鎮人民政府主催による第16回桜イベントに出席し、挨拶しました。昆山市から宋崎・昆山市副市長、蔡力・周市鎮党委書記等が出席しました。
昆山市周市鎮に拠点を置く日系企業は70社を超えており、当地日系企業が2007年から市民と共に植樹を始めた桜園は市民の憩いの場となっています。
副総領事・経済部長は、今回のイベント開催に祝意を述べた上で、桜祭りは日中両国にとって得がたい財産となっており、来年以降も益々、桜祭りを発展させていただきたい旨を述べました。
「帰国留学生交流会」が開催されました
3月23日、当館多目的ホールにおいて、上海在住の日本留学経験者の方々にお集まりいただき「帰国留学生交流会」を開催しました。交流会には28名の帰国留学生が参加し、日本の伝統文化の一つである和菓子作りを体験するとともに、懇談会を通じて親睦を深めました。
総領事・大使の岡田勝は、交流会の冒頭挨拶において、日中の歴史の中で帰国留学生が果たした重要な役割を高く評価した上で、日本と中国の両方をよく知る帰国留学生が、引き続き両国関係の更なる発展のために貢献していくことへの期待を述べました。
参加者は、上海と蘇州の和菓子店「四つ葉」店主・金田峰男氏の指導のもと、「錬りきり」と呼ばれる餡を使った上生菓子の制作を体験しました。今回は椿の花を模した和菓子を作成しました。簡単なように見えて綺麗な形を作るのは難しく、参加者は真剣な表情で取り組んでいました。
総領事は淺井都医師に感謝状を贈呈しました
3月24日、総領事・大使の岡田勝は、精神科医である淺井都医師に対して、感謝状を贈呈しました。
淺井医師は、ここ数年、上海市居住の日本人精神科医として、在留邦人のメンタルヘルスケアに献身的にご尽力されました。感謝状授与式において総領事は、淺井医師に感謝の意を表するとともに、これからも継続して在留邦人に対する医療への貢献をお願いしました。
総領事は無錫市を訪問し、「2025無錫国際花見ウィーク及び日中桜友誼林建設38周年イベント」に出席しました
3月25日から26日にかけ、総領事・大使の岡田勝は、無錫市を訪問し、「2025無錫国際花見ウィーク及び日中桜友誼林建設38周年イベント」に出席しました。
25日、無錫市を訪問した金杉憲治・特命全権大使とともに、無錫日商倶楽部及び無錫日本人補習授業校代表との意見交換を行いました。
同日午後、一行は、趙建軍・無錫市人民政府市長と会見を行いました。会見では、金杉大使から、世界に誇る無錫市の桜のきっかけとなった「日中共同建設桜友誼林」は、長年にわたる日中間の民間交流と友好の証であり、今回、無錫市の長年にわたる支援と日本側関係者の努力に対し、日本大使として心からの感謝を伝えたく訪問した旨発言しました。また、在留邦人の安心・安全の確保、日系企業がさらに活躍できるビジネス環境の整備等に対する協力を要請しました。
26日、黿頭渚風景区桜エリアにて、「2025無錫国際花見ウィーク及び日中桜友誼林建設38周年イベント」開幕式が行われました。中国側の来賓として、方偉・江蘇省副省長、杜小剛・無錫市委書記等が出席しました。孫瑋・無錫市政府副市長に続き、金杉大使が挨拶を行いました。金杉大使は、無錫が世界に誇るこの日中桜友誼林は、民間レベルで日中交流を継続してきた志ある方々の弛まぬ尽力の賜であり、この取り組みに携わった無錫及び日本側の全ての関係者に対し心からの敬意と謝意を示したい旨発言しました。続いて、昨年、無錫市から終身栄誉賞を贈られた、日中共同建設桜友誼林保存協会の新發田豊会長も挨拶を行い、今後も桜友誼林建設活動、そして日中民間交流を継続していくことに熱意を示しました。挨拶に続いて日中文化パフォーマンスが行われた後、来賓たちは公園内にて桜の植樹を行いました。
午後には、無錫市新呉区にある住友電工運泰克(無錫)有限公司を訪問し、工場見学を行いました。
2025無錫国際花見ウィークにて日本文化紹介イベントを実施しました
3月26日、無錫市の黿頭渚風景区にて「2025無錫国際花見ウィーク及び日中桜友誼林建設38周年シリーズイベント」が開催されました。日中舞台パフォーマンスでは、日本からこうべ邦楽ワークショップが参加し、箏と尺八の演奏を披露したほか、上海新創華文化発展有限公司の協力によりウルトラマンアークが登場しました。
午後には、黿頭渚風景区にある人傑苑にて、日本文化講座として、ウルトラマンとの写真撮影会と、こうべ邦楽ワークショップによる邦楽演奏・体験を行いました。無錫学院の学生約50名が参加し、日本のIPと伝統文化に親しみました。
「大阪・関西万博開幕直前レセプション」を開催しました
3月27日、総領事・大使の岡田勝は、総領事公邸において「大阪・関西万博開幕直前レセプション」を開催しました。日中両国の政府関係者、経済団体、旅行社、航空会社の皆様等関係者約70名が参加しました。
総領事は挨拶で、4月13日から開催される大阪・関西万博開幕まで残すところ2週間余りとなった中、ここ上海から万博に向けて機運を高めるべく、このような機会を設けた旨述べました。その上で、今回の万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマの下、世界各国・地域、国際機関等が一体となり、最新のテクノロジーやソリューションの展示、文化交流など様々なプログラムが用意されていると紹介しました。そしてこの機会に、是非多くの中国の方々に万博へ足を運んでいただき、万博の魅力を感じていただきたいと述べました。
レセプション会場では様々な展示や説明が行われました。大阪府・大阪市をはじめ、日本貿易振興機構(JETRO)、日本政府観光局(JNTO)や万博スポンサー企業の皆様等に御協力をいただき、大阪・関西万博をはじめ、日本文化、商品、観光など様々な側面から日本の魅力をPRしました。
また、大阪・関西万博公式キャラクター・ミャクミャクが登場し、万博の魅力を発信しました。
第38次桜友誼林友好訪中団が総領事を表敬訪問しました
3月28日、「2025無錫国際花見ウィーク及び中日桜友誼林建設38周年イベント」のために中国を訪れた第38次桜友誼林友好訪中団が、総領事・大使の岡田勝を表敬訪問しました。同訪中団は、日中共同建設桜友誼林保存協会の新發田豊会長が団長を務め、日本各地から12名が参加しました。
日中共同建設桜友誼林保存協会は、自身の戦争体験から日中友好と平和を願い、桜友誼林活動を提唱した長谷川清巳初代会長が1986年に設立しました。その後、40年近くにわたり、桜の苗木を中国各地に植える活動を続けています。江蘇省無錫市には、長谷川初代会長が桜の苗木の寄贈を提案して始まった「中日桜友誼林」があります。この桜友誼林を有する黿頭渚(げんとうしょ)風景区は、今や3万本の桜を有する中国屈指の桜の名所となり、毎年春、この日中桜友誼林建設を記念する活動が行われています。同協会は今年も第38次となる友好訪中団を組織し、このイベントに参加しました。
日中桜友誼林建設活動をきっかけとする日中の絆が次の世代に引き継がれ、今後も途絶えること無く続いていくことを願ってやみません。