総領事館の活動

令和6年8月7日
活動報告2024年7月

 

赤松大使は陳忠偉・宿遷市党委書記と会見しました
  7月3日、赤松秀一総領事・大使は、江蘇省宿遷市を訪問し、陳忠偉・宿遷市党委書記と会見しました。本会見には西川真吾・上海日本商工クラブ理事長ほか日系企業幹部及び地方自治体事務所長も同席しました。
  赤松大使は、在留邦人の安全確保及び日系企業に対する市政府の引き続きの支援を求めた上で、同市との経済、文化、地方及び青少年交流等各分野の交流につき意見交換を行いました。双方は両国首脳間で確認した共通認識に基づき、日本と宿遷市との間の具体的な協力をさらに進めていくことで一致しました。
 
 
赤松大使は江蘇省宿遷市を訪問しました
  7月2日から3日にかけて、赤松秀一総領事・大使は、江蘇省宿遷市を訪問しました。
  訪問団には、西川真吾・上海日本商工クラブ理事長(三井住友海上火災保険(中国)有限公司総経理)ほか日系企業幹部及び地方自治体事務所長などあわせて12名が参加しました。
  訪問中、赤松大使一行は宿遷市に製造拠点を置く日系企業の1つである、尼吉康電子(宿遷)有限公司を視察しました。
  その他、同市に拠点を置く中国の代表的なメーカーである、海天醋業集団(調味料製造)、宿遷阿特欺(太陽光パネル製造)、洋河(白酒製造)の3社を視察するとともに、楚王項羽の出生地である「項王故里」を訪問し、項羽と宿遷市の歴史について説明を受けました。
   
 
赤松大使は南京富士通(FNST)を訪問しました
  7月4日、赤松秀一総領事・大使は、江蘇省南京市に所在する富士通(南京)軟件技術有限公司を訪問しました。
  髙橋義宏・同社副社長をはじめとする関係者から、同社の中国市場での取組や人材育成について説明を受けるとともに、意見交換を行いました。
  その後、オフィスを見学し、ソフトウェア開発の現況等について紹介を受けました。
  

 
 
赤松大使は孫剣・上海新創華文化発展有限公司CEOに在外公館長表彰を授与しました
  7月10日、赤松秀一総領事•大使は、孫剣・上海新創華文化発展有限公司CEOに対して、これまでの日中文化交流への多大な貢献に敬意と感謝を表し、在外公館長表彰を授与しました。
  孫剣氏は、現在の「上海新創華文化発展有限公司」を2003年に設立し、日本IPの版権総代理店として、「ウルトラマン」「新世紀エヴァンゲリオン」「スーパー戦隊」「仮面ライダー」「名探偵コナン」「アンパンマン」など、当地で本物の日本IPの普及に尽力してこられました。
  また、版権ビジネスのみならず、当館が主催する日本文化イベントにおいても協力頂いたほか、当地の医療現場において、ウルトラマンなどを派遣し、病と闘う子ども達を労い、勇気付ける等、日本IPを通じた当地での社会貢献活動も積極的に実施されています。
  表彰式では赤松大使から、孫氏が、日中両国間の架け橋として、日本文化の普及啓発に尽力されてきたことに対して謝意を表するとともに、これからも一層、日中間の民間交流促進に貢献されることを期待する旨述べました。
  表彰式に併せて、当館広報文化センターにおいて実施した「日本IP展示会・パフォーマンスショー」では、上海国連研究会に所属する当地の親子約120名を招き、ウルトラマン、スーパー戦隊、仮面ライダー、名探偵コナンなどのパフォーマンスショーや交流を行いました。
  

   

赤松大使は「Sony Expo 2024 at BilibiliWorld」を視察しました
  7月12日、赤松秀一総領事・大使は、上海国家会展中心にて開催された「Sony Expo 2024 at BilibiliWorld」を訪問しました。
  吉田武司・ソニー(中国)総裁をはじめとする関係者の案内で、バーチャルイメージキャプチャー技術、ぼっち・ざ・ろっく!ステージ、YURU MUSIC、PlayStation等に関する展示を視察するとともに、意見交換を行いました。
  

  
 
赤松大使は馬士光・連雲港市党委書記と会見しました
  7月15日、赤松秀一総領事・大使は、江蘇省連雲港市を訪問し、馬士光・連雲港市党委書記と会見しました。
  本会見には西川真吾・上海日本商工クラブ理事長、笹原信・日中経済協会上海事務所長ほか連雲港市に拠点を置く日系企業幹部及び地方自治体事務所長等も同席しました。
  赤松大使は、在留邦人の安全確保及び日系企業に対する市政府の引き続きの支援を求めた上で、同市との経済、文化、地方及び青少年交流等各分野の交流につき意見交換を行いました。双方は両国首脳間で確認した共通認識に基づき、日本と連雲港市との間の具体的な協力をさらに進めていくことで一致しました。
  

赤松大使は江蘇省連雲港市を訪問しました
  7月15日から16日にかけて、赤松秀一総領事・大使は、江蘇省連雲港市を訪問しました。
  訪問団には、西川真吾・上海日本商工クラブ理事長(三井住友海上火災保険(中国)有限公司総経理)、笹原信・日中経済協会上海事務所長ほか地方自治体事務所長などが参加しました。
  訪問中、赤松大使一行は連雲港市の日本人会と懇談し、当地に拠点を持つ日系企業の状況や当地の生活環境等について意見交換を行いました。
  その後、中国有数の貿易港である「連雲港港」及び「中国・カザフスタン物流合作基地」を視察し、同港を中心とする物流網等について説明を受けました。
  その他、当地に製造拠点を持つ日系企業の「連雲港味之素冷凍食品有限公司」(総経理:吉田憲雄)および「天田(連雲港)機械有限公司」(総経理:榎本幸典)を視察しました。
  

  

赤松大使は宋楽偉・徐州市党委書記と会見しました
  7月16日、赤松秀一総領事・大使は、江蘇省徐州市を訪問し、宋楽偉・徐州市党委書記と会見しました。本会見には笹原信・日中経済協会上海事務所長ほか徐州市に拠点を置く日系企業幹部及び地方自治体事務所長等も同席しました。
  会見にて赤松大使は、在留邦人の安全確保及び日系企業に対する市政府の引き続きの支援を求めた上で、同市との経済、文化、地方及び青少年交流等各分野の交流につき意見交換を行いました。宋書記からは双方は両国首脳間で確認した共通認識に基づき、日本と徐州市との間の具体的な協力をさらに進めていくことで一致しました。
 
 
赤松大使は江蘇省徐州市を訪問しました
  7月16日から17日にかけて、赤松秀一総領事・大使は、江蘇省徐州市を訪問しました。訪問団には、笹原信・日中経済協会上海事務所長ほか地方自治体事務所長などが参加しました。
  訪問中、赤松大使一行は当地に製造拠点を持つ日系企業の「阪神機器(徐州)有限公司」(董事長兼総経理:山口輝国)、「徐州二川機械有限公司」(総経理:五十嵐榕)および中国の太陽光パネルメーカーである「弘元新材料(徐州)有限公司」視察しました。
  その他、楚王項羽が兵馬の訓練を視察するために設けられた「戯馬台」、漢時代の兵馬俑や陵墓が発掘された「漢文化景区」等を訪問し、徐州市における悠久の歴史について説明を受けました。
  

   
 
赤松大使はアズビル自控工程(上海)有限公司設立30周年記念式典に出席しました
  7月17日、赤松秀一総領事・大使は、上海市にて行われたアズビル自控工程(上海)有限公司(董事長兼総経理:押田裕介)設立30周年記念式典に出席し、挨拶しました。
  赤松大使は、当地での長年にわたる活躍に敬意を表した上で、工場・プラントにおける自動化やビルや商業施設などのエネルギーマネジメントといった取組を通じて、日中両国の共通の課題であるカーボンニュートラルの実現の加速化につながることへの期待を述べました。
 
 
中国・蘇州で日中青少年卓球合宿を開催しました
  7月17日、長谷川綾子領事は、「2024日中青少年卓球合宿」の開幕式に出席し、挨拶しました。
  本合宿は、日中両国民の友好を促進し、両国の青少年の相互理解と交流を深めることを目的として、北京大鸞翔宇基金会が主催、在上海日本国総領事館をはじめとする各団体の支援のもとで開催されました。
  日本の福岡県及び中国の蘇州市から、卓球のレベルの高い12歳から16歳の学生を招き、蘇州で5日間の交流と各種訪問を実施しました。本合宿に参加した両国の青少年は、スポーツ、親善交流、文化体験を通して親睦を深めました。
  
 
赤松大使は欧陽予倩・田漢と中日戯劇文化交流写真展開幕式に出席しました
  7月23日、赤松秀一総領事・大使は、上海市欧美同学会等が主催する「欧陽予倩・田漢と中日戯劇文化交流写真展」の開幕式に出席し、欧陽予倩・田漢両氏の孫である欧陽維・田漢基金会秘書長、張喆人・上海市欧美同学会副会長、劉衛東・同会留日分会会長等の案内により、上海留学人員之家で開催中の同展覧会を視察しました。
  欧陽予倩氏と田漢氏は、ともに20世紀初期から中期にかけ活躍した戯劇芸術家です。田漢氏は、中国国歌である「義勇軍行進曲」を作詞したことでも広く知られています。20世紀初期から日本に中国戯劇を紹介する活動を積極的に行っていた他、戦後は国交正常化に先立ち日本に代表団を派遣し、芸術交流を行うなど、日中の文化交流に大きな功績を残しました。
 
 
赤松大使は柴国強氏に在外公館長表彰を授与しました
  7月24日、赤松秀一総領事・大使は、上海大学日本校友会長である柴国強氏に対して、これまでの日中民間交流への多大なる貢献に敬意と感謝を表し、在外公館長表彰を授与しました。
  柴国強氏は、上海工業大学(現:上海大学)を卒業後、日本に留学し、ゴールドマン・サックス投資会社の日本支社に入社しました。15年の勤務を経て上海に戻り、電子関係やロボット関係の企業を経営するとともに、2018年からは上海大学日本校友会の会長として、当地での日中交流に尽力してこられました。
  また、医学交流の面では、一昨年から、上海大学と東京大学、岡山大学等との間で医学交流シンポジウムを連続して企画実施し、日中の医療関係者の交流促進に大いに貢献されています。
  表彰式において、赤松大使は、柴氏の功績を紹介しながら、柴氏が、これまで日中両国間の架け橋として、民間交流に尽力されてきたことに対して謝意を表するとともに、これからも一層、日中間の人的交流及び経済交流の促進に貢献されることを期待する旨述べました。
 
 
赤松大使は「青苔オリンピックウォーミングアップイベント」開幕式に出席しました
  7月26日、赤松秀一総領事・大使は、蘇州市で開催された「青苔オリンピックウォーミングアップイベント」の開幕式に出席し、挨拶しました。中国側からは、顧海東・蘇州市常務副市長、季晶・蘇州市副市長等が出席しました。
  冒頭挨拶において、赤松大使は、本イベントの開催に祝意を表しました。また、日中の設計分野での交流や、文化・青少年交流が促進されることを期待するとともに、青苔工業設計村がその舞台として発展を続けることを大いに期待する旨を述べました。
  本イベントの開幕式には、日中合わせて約500名が参加し、消費促進のための車、酒等の展示・販売が行われました。
    

赤松大使はダイキン新材料(上海)有限公司新工場開所式に出席しました
  7月30日、赤松秀一総領事・大使は、上海市奉賢区にて行われたダイキン新材料(上海)有限公司(董事長:金子秀雄)新工場開所式に出席し、挨拶しました。
  赤松大使は、ダイキンの国内外での活躍に敬意を表した上で、今回の新工場の開所に祝意を述べるとともに、日中両国の更なる発展につながることへの期待を述べました。
  併せて、新工場の視察を行うとともに、中国市場の現状や同社の取組等について意見交換を行いました。