総領事館の活動
赤松大使は上海花王工場及び花王(中国)研究開発センターを訪問
2月20日、赤松秀一総領事・大使は、上海市閔行区所在の上海花王有限公司及び花王(中国)研究開発中心有限公司を訪問しました。
竹安将・花王(中国)投資有限公司董事長兼総経理及び同社関係者から、花王グループの中国市場での取組等について説明を受けるとともに、意見交換を行いました。
その後、工場及び研究所を見学し、製造過程及び研究内容について紹介を受けました。
赤松大使は「リーグ20周年パーティー」に出席
2月21日、赤松秀一総領事・大使は、花園飯店にて行われた、上海リーグ法律事務所20周年パーティーに出席し、挨拶しました。
赤松大使は、上海リーグ法律事務所が創立20周年を迎えたことに祝意を表するとともに、本年1月16日に在外公館長表彰を授与した安翊青弁護士(創立時の所長)による日中の民間交流の導きとなる活動に改めて敬意を表しました。
また、今般の段和段法律事務所との合併により大きな飛躍を遂げ、ひいては日中両国の経済の更なる発展につながることを期待する旨述べました。
令和5年度天皇誕生日祝賀レセプションの開催
2月23日、徳仁天皇陛下の64歳の誕生日に際し、赤松秀一総領事・大使夫妻主催による令和5年度天皇誕生日祝賀レセプションを花園飯店にて開催しました。
中国側を代表して陳傑上海市人民政府副市長他が出席した他、菅匡彦上海日本商工クラブ理事長をはじめ当館が所管する1市4省より日中双方の関係者約500名が参加し、盛大に執り行われました。
式典に先立ち、赤松大使は陳傑副市長と別室にて会見し、有意義な意見交換が行われました。
また、会場では、第三代佐藤錦水による尺八と第二代佐々木光儀による津軽三味線の演奏が披露されました。
赤松大使は、式典の挨拶の中で、能登半島大地震の被災者に対してお見舞いの言葉を述べた上で、コロナが収束した今、人と人との交流を拡大させていくことが重要であり、相手国を訪問し、現状を等身大に評価することを願っている旨述べるとともに、日中両国が戦略的互恵関係にあることを基礎として、経済交流はもとより、地方・青少年・文化交流を積極的に具体化していきたい等と述べました。
同レセプション会場では、様々な展示や実演が行われました。約20の地方自治体事務所が各地の魅力や特産品をPRするブースを出展し、由水正信・和食親善大使による和食デモンストレーション、茶道お手前のデモンストレーション、生け花の展示、家庭用ロボット「LOVOT」とのふれあいコーナーなど、日本の様々な魅力を発信する機会となりました。
上海市欧米同学会留日分会との交流イベントを開催
2月28日、当館広報文化センターにて、当館主催の「上海市欧米同学会留日分会(上海における日本からの公式な帰国留学生会)との交流イベント」を開催しました。本イベントでは、留日分会の若手会員等約20名に対して、上海剣道愛好会がデモンストレーション披露と参加者への剣道体験をレクチャーしました。
冒頭、赤松秀一総領事・大使は、日本の主要な武道の一つである剣道に関する理解増進と剣道の楽しさ、そして日本の精神文明の豊かさを伝えたく本イベントを企画したと述べました。続いて、劉衛東・留日分会会長から乾杯の発声をして頂きました。
食事を取りながら交流を深めた後の剣道体験では、剣道愛好会から簡単な講義、演舞披露後、正座、黙想等の剣道の礼儀と「面打ち」のレクチャーを行いました。



