総領事館の活動
赤松大使は第8回中日起業家俱楽部ゴルフコンペ及び日中ビジネス交流会に出席
10月7日、赤松秀一総領事・大使は、上海日本商工クラブ(石橋忠理事長)、日本中華総商会上海聯誼会(沈高平会長)主催の第8回中日起業家俱楽部ゴルフコンペに参加しました。
ゴルフコンペには、今回初めての参加となった長江商学院日本校友会関係者を含め、日中の経営者など約80名が参加しました。
その後、日中企業家交流会に出席し、日中の経済協力や青少年交流に関するスピーチを行うとともに、ゴルフコンペの表彰式に参加しました。
赤松大使は中国シルク博物館を視察
10月8日、赤松秀一総領事・大使は、杭州に所在する中国シルク博物館を訪問し、同館の張成名副館長の案内の下、現在開催中の『五彩亜細亜:亜洲服飾展』等を見学しました。
同展覧会では、日本の公益社団法人・服飾文化研究会が今年6月に同館に対して寄贈した婚礼衣装及び寄贈式典の際に行われた着付け実演動画も展示されています。
赤松大使は、博物館の展示内容を視察後、張副館長との間で、同館と日本との文化交流の実績及び今後の計画等について意見交換を行いました。
赤松大使は日中高齢者ヘルスケア産業交流会に出席
10月10日、赤松秀一総領事・大使は、日中高齢者ヘルスケア産業交流会に出席し、挨拶しました。
赤松大使は挨拶で「『健康寿命』を如何に長くするかが持続可能な高齢社会を実現するための核心と言え、人々が快適に過ごせる高齢社会の実現に向け、日中企業間で協力できる部分からビジネスチャンスを広げていただくことを期待する」と述べました。
商談会では、日中双方の計20社ほどによる展示が行われ、多くの見学者で賑わいました。赤松大使も、陳靖・上海市対外友好協会会長等と共に会場を視察しました。
シンポジウムでは、日中双方の高齢者向けビジネス関連企業等16名により、高齢者向け関連政策、認知症、金融サービス、住環境、食、予防、スマート養老などをテーマにした講演が行われました。
赤松大使は第29回ITS世界会議に参加
10月16日、赤松秀一総領事・大使は、蘇州市で開催された第29回ITS(Intelligent Transport Systems(高度道路交通システム))世界会議の視察及びジャパン・パビリオンのオープニングセレモニーに出席しました。
ITS世界会議は、1994年に開始されて以来、アジア太平洋・欧州・北米の各地で毎年開催されており、今回は「DRIVING TOWARDS INTELLIGENT SOCIETY – Quality Life」というテーマで、交通の持続可能性やデジタル化などに焦点を当てた議論が交わされています。
視察には、赤松大使のほか、自由民主党 ITS推進・道路調査会幹事長の中根一幸衆議院議員も出席し、日本企業の展示ブースを見学しました。
ジャパン・パビリオンのオープニングセレモニーでは、赤松大使は挨拶で「日系企業が自動車産業で競争力を維持するためにも、世界最先端の競争が行われている中国市場で、切磋琢磨することが不可欠」と述べました。



赤松大使は浙江三国新工場開所式並びにミクニ創立100周年祝賀会に出席
10月17日、赤松秀一総領事・大使は、浙江三国新工場開所式並びにミクニ創立100周年祝賀会に出席し、挨拶しました。
赤松大使は、ミクニ創設から100周年、浙江三国精密機電設立から20周年を迎えられたことに敬意を表したうえで、今回の新工場の開所に祝意を述べるとともに日中両国の更なる発展につながることへの期待を述べました。
併せて、新工場を視察するとともに、当地に出張中の生田久貴・代表取締役社長等と、中国市場の現状や同社の取組等について意見交換しました




赤松大使は協和麒麟(中国)製薬有限公司本社工場増築竣工式に出席
10月18日、赤松秀一総領事・大使は、協和麒麟(中国)製薬有限公司本社工場増築竣工式に出席し、挨拶しました。
赤松大使は、協和麒麟(中国)製薬有限公司の中国での長年にわたる活躍に敬意を表した上で、今後の継続した飛躍が日中両国の更なる交流の活性化をもたらすことへの期待を述べました。
式典終了後は、李韵・協和麒麟(中国)製薬有限公司董事長兼総経理と新工場の視察を行うとともに、中国市場の現状や同社の取組等について意見交換しました。



赤松大使は「山田グループ10周年感謝の集い」に出席
10月20日、赤松秀一総領事・大使は、山田グループ(山田コンサルティンググループ・税理士法人山田&パートナーズ)の感謝の集いに出席し、挨拶しました。
赤松大使は、中国での事業を開始してから10周年を迎えたことに敬意を表した上で、山田グループが中国で培った経験と実績を活用し、日系企業の舵取りを支援することで、日中両国の経済の更なる発展につながることへの期待を述べました。
赤松大使は第39回太倉JP会ゴルフコンペ及び懇親会に出席
10月21日、赤松秀一総領事・大使は、太倉JP会(池田浩会長)主催の第39回太倉JP会ゴルフコンペに参加しました。表彰式・懇親会にて挨拶するとともに、優勝者へ総領事杯を授与しました。



日中平和友好条約締結45周年記念 和敬茶会を開催
10月22日、日中平和友好条約締結45周年を記念し、茶道裏千家淡交会上海和敬会と共催で、茶道イベントを開催しました。
イベントでは、赤松秀一総領事・大使が主催者を代表して挨拶し、「日本の茶道は、中国の方々に馴染み深い事物と関係があり、日中両国の人々にとって、日本と中国の長い交流の歴史を実感でき、日中平和友好条約締結45周年にふさわしいイベントであると」と述べました。続いて青柳昌司・上海和敬会会長が挨拶し、「上海和敬会は茶道文化の普及を通じ、日中の文化交流を促進することを目的に設立され、この茶会を通じて、日中友好関係が更に深まることを願う」と述べました。その後、徐静波・復旦大学日本研究センター教授が、日本のお茶の起源と日本茶道の形成をテーマに講演しました。
今回のイベントでは、立礼席と畳席の2種類のデモンストレーションと呈茶が行われ、参加者は2組に分かれてそれぞれの様式を体験しました。







赤松大使は上海世久非物質文化遺産保護基金会を訪問
10月23日、赤松秀一総領事・大使は、上海世久非物質文化遺産保護基金会を訪問し、陳学栄理事長と会談しました。
同基金会は2018年に設立され、伝統工芸の振興をしています。2023年5月には、笹川平和財団笹川日中友好基金、日本工芸会と協力し、「日本の人間国宝・伝統工芸」を商務印書館から出版しました。同書には、日本の陶芸、染織、漆芸、金工、木工芸、竹工芸、人形、手すき和紙の工芸技術の解説、各分野の人間国宝とその作品の紹介、人間国宝へインタビューした内容等が掲載されています。
赤松大使と陳理事長は、本書を出版するに至った経緯始め、伝統工芸分野における日中民間交流の重要性等について意見交換しました。


赤松大使は杭州アジアパラ競技大会選手村を視察
10月27日、赤松秀一総領事・大使は、浙江省杭州市で開催された杭州アジアパラ競技大会の選手村を訪問し、水野正幸・アジアパラリンピック委員会(APC)副会長、安岡由恵・日本パラリンピック委員会(JPC)国際次長、河合純一・JPC委員長と面会するとともに、日本代表選手団の方々と懇談しました。
赤松大使は、本大会陸上競技でメダルを獲得した酒井園実選手(女子走り幅跳びT20)、新保大和選手(男子円盤投げF37)、若生裕太選手(男子やり投げT13)の日本選手3名と、選手村における生活環境やメダル獲得の感想等について懇談しました。
赤松大使は懇談後、日本代表選手団本部のほか、車いす等補助器具メンテナンスセンターや選手村ダイニングなどを視察しました。



赤松大使は「ヘルスケア交流会兼中日養生文化交流イベント」に出席
10月27日、赤松秀一総領事・大使は、緑城椿齢康養主催の「ヘルスケア交流会兼中日養生文化交流イベント」に出席しました。
赤松大使は挨拶で、中国は経済発展する一方で高齢社会の到来にも直面しており、「健康寿命」を如何に長くするかが持続可能な高齢社会を実現するための核心であると述べましたた。
同交流会では、老人ホームを舞台とした渡辺淳一氏の小説「エ・アロール それがどうしたの」を中国語に翻訳した呉四海氏(2022年外務大臣表彰受賞)が、理想的な「老後」について講演しました。
そのほか、医療、文化等の関係者が高齢化社会等をテーマとしたスピーチを行い、当日は約50名の企業家が出席しました。



竹中副総領事は第35回上海市大学生日本語プレゼンテーション大会に出席
10月28日、竹中惠一副総領事は、上海対外経貿大学において開催された上海教育国際交流協会及び京都外国語大学が主催する第35回上海市大学生日本語プレゼンテーション大会に出席し、挨拶しました。
同大会は、1987年に開始され、35年という長い歴史があります。予選参加者の合計は約400名で、その予選を勝ち抜いた上海の大学21校の日本語専攻学生計21名が、日本語能力を競い合いました。各学生による日本語のプレゼンテーションはいずれもハイレベルであり、上位者3名の発表がありました。



赤松大使は杉本達治福井県知事一行と意見交換
10月29日、赤松秀一総領事・大使は、福井県と浙江省の友好提携30周年交流等のため来訪した杉本達治・福井県知事一行と意見交換しました。
赤松大使は、杉本知事一行の上海訪問を歓迎するとともに、華東地域の経済情勢について紹介し、中国における景気実感や日中間の文化交流などに関して意見交換しました。


竹中副総領事は「2023“上海-東京”中日都市精細化管理シンポジウム」に出席
10月29日、竹中惠一副総領事は、上海市住宅都市建設管理委員会等主催「2023“上海-東京” 中日都市精細化管理シンポジウム」に出席し、挨拶しました。
本シンポジウムは、日中両国の都市建設管理分野の有識者が一堂に会し、これまでの経験や考えを共有し、今後の取り組みについて検討・意見交換を行う場として2018年から開催されており、当館も協力しています。
竹中副総領事は挨拶で「当館は日中双方向の対話の機会を重要視しており、本シンポジウムを通じ、日中間の実務的な協力関係が促進されることを期待する」旨述べました。
今年で6回目の開催となる今回は、「匠心雕琢 品质焕新」とのテーマで、有識者からのプレゼンテーションやパネルディスカッションが行われました。


赤松大使は福井県・浙江省友好提携30周年を記念した会見及びレセプションに出席
10月31日、赤松秀一総領事・大使は、福井県と浙江省の友好提携30周年を記念して浙江省杭州市において開催された会見及びレセプションに出席しました。
会見では、杉本達治・福井県知事及び西本正俊・福井県議会議長からそれぞれ易煉紅・浙江省書記及び王浩省長に対し、福井県と浙江省の間での経済・文化・人的往来等を通じた友好関係の更なる発展への期待が述べられ、易書記からは、協力の拡大と交流の促進を通じ、両地方の友好を深め、日中関係に地方の活力を注入していきたい旨が述べられました。

