総領事館の活動
竹中副総領事はSIGMA中国設立10周年レセプションに出席
7月1日、竹中惠一副総領事は、上海市和平飯店にて開催されたSIGMA中国設立10周年記念レセプションに出席し挨拶を行いました。竹中副総領事は挨拶で、同社がこれまで日中文化交流の面でも当地で大きな役割を果たしてきたことに感謝を表し、今後も、日中両国の市民が、同社のレンズや写真展などの交流活動を通じて、お互いの魅力を再発見するとともに、相互理解が更に深まることを期待する旨述べました。



2023日中友好成人式が開催されました
7月3日、花園飯店にて、「2023日中友好成人式」が開催されました。赤松秀一総領事・大使は挨拶の中で、日中両国はともに青少年交流を重視しており、両国の新成人が参加する成人式が開催されたことは大変意義深いとして祝意を述べ、未来の日中関係を牽引する存在となることが期待される新成人たちにエールを送りました。同じく後援団体である上海日本商工クラブ・石橋忠理事長、日中経済協会上海事務所・笹原信所長からも、お祝いと激励の言葉が送られました。
成人式を主催した上海日本人留学生会代表・垣尾和さんの挨拶に続き、日中の新成人代表がそれぞれ挨拶を行い、成人を迎えられたことへの感謝や将来の抱負等を述べました。
上海日中友好成人式は2014年に始まり、対面での開催はコロナ禍により2019年以来4年ぶりとなります。今年は振り袖や羽織袴、浴衣等で着飾った日中の新成人60名が参加しました。
赤松大使は「『海上花開玉蘭情』作品寄贈式及び『上海-大阪交流文集』交流会に出席
7月10日、赤松秀一総領事・大使は、「『海上花開玉蘭情』作品寄贈式及び『上海-大阪交流文集』分享会」に出席し、挨拶を行いました。
赤松大使は、挨拶の中で、「『艱難に遭って始めて真の友を知る』との言葉のとおり、上海市では、日中両国市民が、最も困難な時期に助け合い、共に艱難を乗り越えることができた。その背景には、上海と日本の深い交流の歴史があり、今回発刊された「上海・大阪交流文集」で紹介されているとおり、数え切れないほど多くの深い縁で結ばれている。本年の日中平和友好条約締結45周年においても、コロナ禍で深まった日中間の絆と、日中両国の共通の土台を基に、双方の努力で更に日中関係を発展させていきたい」と述べました。
また、同イベントでは、書画家である張国恩氏が、2020年コロナ拡大期に中国を支援した友人達に感謝を示したいとの思いで制作された書画作品が、日本関係者の代表に贈呈されました。更に、陳靖・上海市人民対外友好協会会長から赤松大使に対して、張氏の作品「和平万歳」が贈呈されました。
赤松大使は上海新創華文化発展有限公司(SCLA)を視察
7月11日、赤松秀一総領事・大使は、上海新創華文化発展有限公司(SCLA)を訪問し、孫剣総経理と日本コンテンツの中国での発展状況について意見交換を行いました。
孫総経理からは、ウルトラマンや名探偵コナンを始めとする日本コンテンツのキャラクターライセンス総代理店として、同社が行っているライセンス事業等について説明があり、その後赤松大使一行は日本コンテンツと中国企業が共同制作した製品を視察しました。




赤松大使は無錫養楽多(ヤクルト)乳品有限公司の無錫第二工場竣工式に出席
7月14日、赤松秀一総領事・大使は、江蘇省無錫市にて行われた無錫養楽多(ヤクルト)乳品有限公司の無錫第二工場竣工式に出席し、挨拶を行いました。
赤松大使は、ヤクルトグループの日本や中国での長年にわたる活躍に敬意を表した上で、無錫第二工場の竣工によって日中間のヘルスケア分野での協力が更に促進されることへの期待を述べました。
また、当日は株式会社ヤクルト本社の島田取締役常務執行役員等と無錫第二工場の視察を行うとともに、中国市場の現状や同社の取組等について意見交換を行いました。




赤松大使は長江商学院日本校友会主催による仲夏美好生活季サロンに出席
本展示会では、東京富士美術館の所蔵のうち、16世紀後半から20世紀までの人物を描いた西洋絵画57作品が展示されています。



杭州にて日本の妖怪文化を紹介する芸術展が開幕しました
本展覧会は、古くから絵巻物や錦絵などに表現されてきた日本の妖怪文化を体系的に紹介するもので、絵巻物、錦絵、彫刻、玩具、ポスター、映像など80点余りから構成されています。
15日午後には、本展の監修を務めた日本妖怪博物館の湯本豪一名誉館長による、開幕記念講演会が開催されました。会場には杭州市の大学生など約70名が訪れ、妖怪と現代のデザインとの関係、妖怪と日本文学の関係、妖怪の分類等、たくさんの質問が寄せられました。本レクチャーはライブ配信もされ、約8,500人が視聴しました。







赤松大使は李謙・虹口区委書記と会見
赤松大使は会見で、虹口区は、日本と特に関係が深い地区であり、昨2022年11月に内山書店跡地にリニューアルオープンした「1927・魯迅内山記念書局」等、日本と縁のある歴史的建造物を大切に保存した形で再開発が進められていることに敬意を表するとともに、今後日本からの訪問が増えることを想定し、同区との交流を一層推進していきたいと述べました。
李書記は、日中の民間交流を非常に重視しており、本書店を始めとする日中友好のプラットフォームを築いていくと同時に、虹口区の邦人及び日系企業を引き続き支援し、日中の経済関係を今後更に強化していきたいと述べました。
同日、赤松大使は、趙明・虹口区文旅局党組書記らの案内で、「1927魯迅・内山記念書局」を視察しました。



竹中副総領事はNSK中国本部設立20周年イベントに出席
7月20日、竹中惠一副総領事は、江蘇省昆山市花橋華邑ホテルにて開催されたNSK中国本部設立20周年記念イベントに出席し、挨拶を行いました。
竹中副総領事は挨拶で、昆山市の日系企業に対する日頃からのきめ細やかな支援に感謝を述べ、また、NSK中国が昆山日商クラブ会長企業として活躍していることに敬意を表するとともに、産業構造の変化が激しい自動車産業における高性能のベアリングの供給などを通じて、今後も、日中両国のグリーン経済分野での協力をけん引して行くことを期待する旨述べました。



赤松大使は中日(蘇州)地方発展協力モデル区3周年イベントに出席
7月20日、赤松秀一総領事・大使は上海市内で開催された「中日(蘇州)地方発展協力モデル区3周年イベント」に出席し、挨拶を行いました。
赤松大使は、蘇州地方発展協力モデル区及び蘇州市政府との間でこの3年間行われてきた計6回の蘇州官民対話等の協力を通し、日系企業と蘇州市政府他との意思疎通が強化され、蘇州市において更に安心して経済活動に取り組めるようになったことを評価しました。また、新たな時代にふさわしい蘇州市との対話を官民双方の力を結集して継続し、内容も更に充実させていきたいと述べました。



赤松大使は上海市人民政府外事弁公室を訪問
7月21日、赤松秀一総領事・大使は上海市人民政府外事弁公室を往訪し、孔福安主任と意見交換を行いました。赤松大使は、日頃からの在留邦人および日系企業への支援に対し感謝を示し、経済・文化方面の事柄につき意見交換を行いました。双方は両国首脳間で確認した共通認識に基づき、日本と上海との具体的な協力をさらに進めていくことで一致しました。

赤松大使は清水建設(中国)有限公司設立20周年記念式典に出席
7月21日、赤松秀一総領事・大使は、黄浦江クルーズ船上にて行われた清水建設(中国)有限公司設立20周年記念式典に出席し、挨拶を行いました。
本年は、日中平和友好条約締結45周年に当たると同時に、清水建設が上海市に現地法人を設立して20周年を迎えました。
赤松大使は挨拶の中で、清水建設のこれまでの当地における実績を称えるとともに、日本を代表する総合建設業者として、特に、日中共通の課題であるグリーン経済分野において、今後の更なる活躍を期待する旨述べました。



赤松大使は牧雲社日中芸術交流青年訪日団壮行会に出席
7月22日、赤松秀一総領事・大使は、当館多目的ホールにて実施した牧雲社日中芸術交流青年訪日団壮行会に出席し、挨拶を行いました。
本代表団は、日本政府が日中青少年交流事業の一環として行うもので、中国の民間団体である「牧雲社(北京牧雲文化芸術基金会)」の協力の下、各種芸術分野に才能・興味を持つ中国の大学生等計30名を訪日招聘し、「芸術を通じたSDGsの実現」を テーマに、様々な公益活動に取り組む日本の民間団体との交流等を行い、日中両国青少年間の相互理解と友好を促進することを目的としています。本代表団は、新型コロナウイルス感染症の影響により本事業の下での訪日が中断されて以降、最初に訪日する代表団となりました。
赤松大使は挨拶の中で、自身もかつて青年時代に初めて北京に留学し、様々な経験を積みその時の思い出は今も薄れることはない、参加者の方々が今回の訪日を通じて実際の日本社会を体感し、日本をより深く理解してほしいと激励しました。



赤松大使はアリババ西渓園区を視察
7月28日、赤松秀一総領事・大使はアリババ西渓園区を視察しました。
アリグループパートナー兼公務総裁の聞佳氏などの案内のもと、赤松大使はアリババ社の科学技術、物流、Eコマースなど各方面の最新設備を視察し、アリババの歴史、研究開発技術、公益活動などに関する説明を聞くとともに、今後の協力等につき意見交換を行いました。


王一亭国際文化基金会に対する在外公館長表彰式の実施
7月31日、赤松秀一総領事・大使は、王一亭国際文化基金会に対する在外公館長表彰式を実施し、同基金会を代表し王孝方会長が受賞しました。
王一亭氏は、1923年の関東大震災発生直後、「中国協済日災振会」を立ち上げ資金と物資の援助を募り、震災後僅か6日後に救援資金と物資を日本に輸送。その後1925年には、関東大震災遭難者追悼のため、鎮魂の梵鐘を日本に寄贈されるなど、近代における日中友好を象徴する代表的な人物です。
王一亭国際文化基金会は、2006年設立以降、書画展やシンポジウムなど、これら王一亭氏による日中友好の歴史と精神を伝承する活動を行っており、毎年9月1日12時には、日本の東京に所在する慰霊堂にて慰霊式典を実施してきました。
赤松大使は挨拶の中で、同基金会による王一亭氏の歴史を継承する活動は、日中両国市民の相互理解促進に大きく貢献してきました。本年は、関東大震災発生から100年の節目にあたり、改めて王一亭氏の功績を周知し、同基金会の今後の日中友好交流の発展への更なる貢献を期待する旨述べました。
王孝方会長は挨拶の中で、王一亭氏の日本との縁を回顧し、震災時における慈善事業を始めとする同氏の日中友好交流に対する貢献に触れ、関東大震災発生から100年の節目の年にこのような賞を受賞することができ非常に光栄であると述べました。



