総領事館の活動

令和5年6月20日
【活動報告2023年5月】

 

赤松大使は第7回中日起業家俱楽部ゴルフコンペ及び日中ビジネス交流会に出席

  5月6日、赤松秀一総領事・大使は、上海日本商工クラブ(石橋忠理事長)、日本中華総商会上海聯誼会(沈高平会長)主催の第7回中日起業家俱楽部ゴルフコンペに参加しました。ゴルフコンペには、日中の経営者など約80名が参加しました。
  その後、日中ビジネス交流会に出席し、日中関係に関するスピーチを行うとともに、ゴルフコンペの表彰式に参加しました。
 

 
 

赤松大使は上海市嘉定区を訪問
  5月9日、赤松秀一総領事・大使は、石橋忠・上海日本商工クラブ理事長らとともに上海市嘉定区を訪問し、陸方舟・嘉定区党委書記と会見を行いました。赤松大使からは、嘉定区の日系企業に対するサポートに感謝を述べるとともに、陸書記との間で日中の経済・文化交流、青少年交流、地方交流等を推進していくことについて意見の一致をみました。会見には陸祖芳常務副区長らも同席しました。
  嘉定区は自動車産業の集積地となっており、自動運転に関する展示施設であるEVーAI智行港にて同区の自動運転の取組について説明を受けたほか、小馬智行(pony.ai)が開発したトヨタ・レクサスの自動運転車を体験しました。
また、当地進出日系企業である堀場製作所を視察し、同社の半導体、環境計測、ライフサイエンス等の取組について説明を受けました。

 

   


赤松大使は上海市臨港新片区で開催された「2023日中経済協力シンポジウムー日中水素産業交流会ー」に出席

  5月10日、上海市臨港新片区臨港弁公中心において、「2023日中経済協力シンポジウムー日中水素産業交流会ー」が開催され、日中合わせて約80社、約160名が参加しました。赤松秀一総領事・大使は、陳靖・上海市人民対外友好協会会長や袁国華・臨港集団董事長とともに挨拶を行いました。
  赤松大使は、昨年11月の日中首脳会談において「環境・省エネを含むグリーン経済などでの協力を後押ししていく」ことについて意見の一致を見ていることや、日中共通の課題であるカーボンニュートラル実現における水素の重要性について述べたうえで、当該分野で日中間の協業が進むことへの期待を述べました。
  その後の基調講演や専門講演では、日中双方の専門機関や企業が、水素産業に関する日中両国の動向や自社の取組等を発表し、交流を深めました。

 

   
 
赤松大使は陳金山・臨港新区党工委書記と会見 
  5月10日、水素に関する日中シンポジウムの機会に際して、赤松秀一総領事・大使は、陳金山・臨港新区党工委書記と会見しました。赤松大使からは、今回はカーボンニュートラル達成のキーテクノロジーである水素を取り上げたが、今後も日中両国が持続可能な未来に向け知恵を絞り、行動していく必要がある旨述べました。両者は、今回のシンポジウムの意義を評価し、今後も水素を含めた各分野での交流を強化していくことで一致しました。会見には日本側から石橋忠・上海日本商工クラブ理事長らが、中国側から陳靖・上海市人民対外友好協会会長、袁国華・臨港集団党委書記董事長他が同席しました。



赤松大使は外交団チャリティーゴルフコンペに出席 
  5月12日、赤松秀一総領事・大使は、第2回外交団チャリティーゴルフコンペに参加しました。日本チームとして、上海日本商工クラブの石橋忠理事長及び中村仁事務局長他が参加した他、本間ゴルフ及びYAMAHAが協賛企業として貢献しました。集まった寄付金は、心臓疾患のある子どもの手術費に充てられます。
  


赤松大使は蘇州日本商工倶楽部総領事杯に出席

  5月13日、赤松秀一総領事・大使は、蘇州日商倶楽部(長岡正会長)主催の第24回ゴルフコンペに参加し、蘇州市所在の日系企業の代表者等との親睦を深めました。表彰式では、赤松大使から優勝者に対して「総領事杯」が授与されました。


赤松大使は無錫日本商工会総領事杯に出席

  5月14日、赤松秀一総領事・大使は、無錫日商倶楽部(茂呂周平会長)が開催した第25回無錫日商倶楽部ゴルフ大会(第2回総領事杯)に参加しました。同大会には58名の参加者が集い、腕前を競い合うとともに懇親を深めるなど大いに盛り上がりました。
 


赤松がAGC閔行技術センターリニューアル式典に出席

  5月16日、赤松秀一総領事・大使は、上海市にて行われたAGC閔行技術センターリニューアル式典に出席し挨拶を行いました。
  赤松大使は、AGCグループの日本や中国での長年にわたる活躍に敬意を表したうえで、中国市場における省エネ・環境配慮型の事業・商品の様々な産業への提供が、日中のグリーン経済分野での協力の促進につながることへの期待を述べました。
  
  
赤松大使は上海静安寺を訪問
  5月17日、赤松秀一総領事・大使は上海静安寺を訪問し、静安寺責任者との会見を行いました。
  赤松大使は、静安寺と日本との間には長く深い縁があり、交流が一層深化していくことを期待すると述べました。
  静安寺責任者からは、赤松大使の来訪を歓迎すると共に、静安寺と日本との交流概要等についての紹介がありました。
  会見後、赤松大使は静安寺を視察し、静安寺の歴史及び同寺独特の工芸美術について理解を深めました。
 

森経済部長は第5回上海税関対話に出席
  5月19日、第5回目となる上海税関対話が行われ、森祐一郎経済部長が出席しました。上海税関からは7名の専門家が出席し、企業が関心を有する輸入危険化学品の検査方式等に係る事案ついて説明及び回答がなされました。日本側からは当館他、JETRO上海、上海商工クラブに所属する日系企業16社が参加しました。


赤松大使は中国輸出支援プラットフォーム立上げ式に出席
  5月19日、日本産農林水産物・食品の輸出に取り組む事業者や地方自治体を専門的かつ継続的に支援する輸出支援プラットフォームの立上げ式が開催され、赤松秀一総領事・大使が挨拶を行いました。
  挨拶では、日本の農作物・食品の中国への輸出は中国の皆様の健康増進にも資するものであり、中国においてさらなる輸出拡大のためには本プラットフォームが効果的に機能することが重要であり、そのために今後も総領事館としても日系企業を積極的に支援していく旨を述べました。
  同立上げ式には、同日付けで事務局が設置された上海、北京、広州、成都の各都市から日本食品関係事業者、自治体国際化協会等が、日本からは山口農林水産省大臣官房輸出促進審議官、仙台ジェトロ本部理事が出席し、赤松大使挨拶の後、中国における日本食市場に係る現状と課題、プラットフォームに期待することについて意見交換を行いました。


赤松大使は日中民間交流団体「一期一会」日中交流会に参加
  5月20日、赤松秀一総領事・大使は、松江区の農場にて、「一期一会」主催による日中交流会に出席し、挨拶を行いました。「一期一会」は、日本留学経験を有する当地政府、企業、学者及び文化人等で構成される上海の非営利の民間交流団体として、2014年から日中友好を目的とした講演会、交流会、図書出版等の活動を実施しており、2022年に外務大臣表彰を受賞しています。
  赤松大使は挨拶の中で、本年は日中平和友好条約締結45周年であると同時に、中国の改革開放の開始から45周年に当たる、昨年の日中国交正常化50周年の際には、「一期一会」の皆様が日中間の民間交流の発展に果たした貢献に対して外務大臣表彰が授与されたが、引き続き更なる努力を継続されることを期待する、当館としても、「一期一会」と連携して国民交流の促進を一層支援して行く旨述べました。
  同交流会には、雪暁通会長、魏海波会長の他、上海・蘇州・杭州・江陰の学術界、経済界、法曹界等で活躍されている「一期一会」会員、日本の地方自治体、研究機関、日系企業等から総勢約 70 名が参加し、昼食会を通じた交流の他、錦鯉の養殖地を見学しました。
  

  

赤松大使は昆山日商クラブ総領事杯に出席
  5月21日、赤松秀一総領事・大使は、昆山日商クラブ(大島一浩会長)主催の第35回昆山日商クラブ総領事杯ゴルフコンペに参加し、総勢48名の参加者の間で親睦を深めました。表彰式では、赤松大使から優勝者へ「総領事杯」を授与したほか、日中友好などに関するスピーチを行いました。
 
 
~日本の伝統工芸探訪シリーズ~探知秘境 石川県九谷焼
  5月21日、当館多目的ホールにおいて、日中経済協会石川県経済交流室との共催で、「~日本の伝統工芸探訪シリーズ~探知秘境 石川県九谷焼」を開催しました。
  当日は、来場者約100名に加え、当館公式微信アカウントにてライブ配信を行い、延べ2万人を超える方々に視聴いただきました。
  冒頭、当館竹中惠一・副総領事より挨拶を行い、自身の父の故郷である石川県加賀市、名産の九谷焼、金沢が北陸の小京都と称される由縁、多彩な魅力を紹介するとともに、本イベントが,今後実際に現地を訪れ、九谷焼の魅力を直接体感する契機となることを期待する、当館として日本各地の多様な魅力を伝えていきたい旨述べました。
  次に、湊理央・石川県経済交流室長より、石川県の多様な魅力に関する紹介が、多くの綺麗なスライドとともに、行われました。
  その後、伝統工芸士である宮本晄氏とライブ中継を繋ぎ、ご自身の九谷焼の作品紹介及びその魅力について、桜のデザインは奈良県吉野山の桜をモチーフにしたといったように作品一点一点について説明いただき、参加者を魅了しました。
  イベント終了後、各団体から出展していただいたブースにて、参加者との交流、多くの種類の九谷焼を実際に見て、手にとって鑑賞する体験が行われました。
  

  

赤松大使はソニーExpoを視察
  5月25日、赤松秀一総領事・大使は、上海外灘国際電競文化中心にて開催されていた「Sony Expo2023」を視察しました。
  同日、吉田武司・董事・総裁の案内で、同社のテレビ、オーディオ機器等のエレクトロニクス製品や最新VRゲーム機器、最新アニメ、現地R&Dの技術紹介、サステイナビリティへの取り組み等に関する展示を視察しました。