総領事館の活動

令和5年5月6日
【活動報告2023年4月】

 

赤松大使は江蘇省張家港市にて第六回蘇州官民対話に出席

  4月4日、赤松秀一総領事・大使は、蘇州市張家港市を訪問し、第六回蘇州官民対話に出席するとともに、同市内の東渡寺及び沙洲優黄文化園を視察しました。
  蘇州官民対話の冒頭挨拶においては、赤松大使から、日中企業間の質の高いパートナーシップを目指した取組としての官民対話の意義に触れ、新しい時代の要求として、新エネルギー車の開発・製造やグリーン経済を通じたカーボンニュートラルの実現に向けた決意、省エネ技術、特に人工知能等を活用したスマート製造技術の活用における日中間のコラボレーションへの期待を述べました。
  蘇州官民対話の午後の部では、「自動車電子部品及び省エネ・環境保護産業発展・協力サロン」が開催され、日中双方の企業が自動車部品産業やそのスマート製造への転換、グリーン経済等について自社の取組み等を発表しました。
  また、同日午後は、東渡寺及び沙洲優黄文化園を視察しました。東渡寺では、来年東渡1270周年を迎える鑑真和尚の日中友好交流の歴史を、方丈昌貴・東渡寺和尚とともに振り返りました。
 

 
 

赤松大使は阿部守一・長野県知事を表敬
  4月19日、赤松大使は長野県庁を訪問し、阿部守一・長野県知事を表敬しました。
  赤松大使より、4月16~18日に軽井沢でG7外相会合が成功裡に開催されたことに祝意と謝意を表するとともに、阿部知事,関係部局の皆様に中国及び華東地域の情勢をお伝えし、長野県による中国での取組,今後の方針を伺いました。また、日中間の地方交流,連携のあり方について率直な意見交換を行いました。
  


赤松大使は内堀雅雄・福島県知事を表敬

  4月21日、赤松秀一総領事・大使は福島県庁を訪問し、内堀雅雄・福島県知事を表敬しました。
 赤松大使から、内堀知事に中国及び華東地域の情勢をお伝えするとともに、水素エネルギーの活用を中心とする低炭素社会の実現、農産物の海外展開、インバウンド観光等に関する福島県の取組状況や中国に関する今後の取組方針を伺いました。また、日中間の地方交流、連携のあり方について率直な意見交換を行いました。

  
 
竹中副総領事は揚州市で開催された「東アジア文化シンポジウム」等に出席 
  4月27日~28日、当館竹中惠一副総領事(首席領事)は、「東アジア文化都市事業メディア&インフルエンサーツアー」(※)の一環として揚州市で開催された「東アジア文化都市:揚州-奈良-慶州市長対話会」及び「東アジア文化シンポジウム」に出席しました。
  27日の市長対話会において、竹中副総領事は、友好都市間の交流に代表される地方都市間の交流は、経済、文化、青少年交流と多様な活動へと発展することができ、国民交流の土台となること、国と国との関係はまさにこうした国民交流の積み重ねにより成り立つこと等を述べました。
  また、市長対話会に先立って行われた王進健・揚州市党委書記兼市長と仲川げん・奈良市長との会見にも同席しました。
  28日のシンポジウムにおいては、日中韓三国間で共通の文化を基礎として古代から現代の長きにわたって続けられてきた交流は大きな歴史的遺産であり、今後の東アジア地域の貿易・経済の交流を促す契機になること、揚州市には同市に進出する日系企業に配慮いただき、同市に進出する日系企業が揚州市と共に発展するよう願うこと等を趣旨とする挨拶を行いました。
 
※日中韓文化大臣会合での合意に基づき、2012年から日中韓の3か国において、文化系術による発展を目指す都市を選定し、各都市で様々な文化芸術イベント等を実施。事業開始10周年を踏まえ、日中韓の相互理解や交流の意義、新たな可能性を再認識するため、今回は慶州市、奈良市及び揚州市を10日間で巡回する同ツアーが実施された(過去に行われた事業については以下参照)。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokusaibunka/east_asia/index.html